【元派遣施工管理が解説】施工管理派遣は「やめとけ」の理由と実態

「派遣の施工管理に興味はあるけど、ネットで調べるとやめとけと言う人が多くて不安…」
「口コミを見るとネガティブコメントもあるけど、本当のところはどうなんだろう」

派遣の施工管理という働き方は知っているし、興味はあるけど

・何故やめとけと言われているのか?
・実態はどうなんだろう
・正社員の施工管理と比較するとどう違うんだろう?
・自分に向いているのかな?

と、実際のところはどうなんだろう?と思いますよね。

そこで本記事では、何故「やめとけ」と言われるのか?、実態はどうなのか?、正社員の施工管理と比較してどうなのか?、どんなところに注意すべきなのか?、会社選びのポイントなどについてお伝えしていきます。

施工管理に特化した人材派遣会社を子会社に持つエルラインだからこそ話せる、内部事情も合わせてお伝えしていくので、最後までご覧ください。

目次

施工管理派遣は「やめとけ」と言われる本当の理由とその実態

施工管理の派遣という働き方について、インターネット上ではしばしば「やめとけ」といったネガティブな意見が見受けられます。しかし、これらの多くは実態を正確に把握していないことによる誤解や、過去の古い情報に基づいているケースが少なくありません。

懸念材料と現場のリアルな実態を詳細に解説していくので、今後のキャリア選択の参考にしてみてください。

【理由①】専門性が身に付かない(キャリアアップできない)

派遣社員は、正社員のように長期的なキャリアプランで育成されるわけではないため、

「雑用や簡単な業務しか任せてもらえず、専門的なスキルが身につかないのではないか」
「結果的にキャリアアップに繋がらない」

という懸念が最も多く挙げられます。

実態:現場や会社によるが、専門性が身につくチャンスは十分にある

確かに、過去には派遣社員を一時的な労働力とみなし、専門性の低い業務に集中させる現場も存在しました。しかし、現在の建設業界は慢性的な人手不足が深刻です。

企業は派遣社員に対しても、即戦力として、あるいは将来の戦力として専門的なスキルを習得させ、活躍してもらうことを期待しています。そのため、「雑用しかやらせない」という現場は大幅に減少し、むしろ様々な現場でコアな業務を経験できるチャンスが増えています。

よって「派遣の施工管理だとキャリアアップできない」ということはありません。ただ本当に一部の会社では、雑用ばかりやらせる会社があるので会社選びをしっかりする必要があります。

【理由②】現場内の立場の弱さ(派遣いじめやハラスメントなど)

正社員ではない「派遣」という立場から、現場内で不当な扱いを受けたり、いじめやハラスメントの対象になったりするのではないかという懸念です。

実態:ハラスメント対策の徹底により、かなり少なくなっている

これは過去に存在した問題ですが、現在はかなり改善されています。昨今のコンプライアンス意識の高まりと、労働環境改善の波により、建設現場におけるハラスメントに対する目は非常に厳しくなっています。

また、優良な派遣会社は、技術者が不当な扱いを受けないよう、専門のサポート担当を配置し、定期的な面談や現場へのヒアリングを徹底しています。

もし問題が発生しても、派遣会社が交渉窓口となり、基本的には技術者を守る体制が整っているため、過度に心配する必要はありません。ただし、会社によっては技術者を守る体制を整えることができていない会社も存在するので、信頼できる派遣会社を選ぶことが大前提となります。

【理由③】給料面での待遇が低い

「派遣社員は正社員よりも給与が低い」という一般的なイメージから、施工管理派遣も待遇が悪いのではないかという不安があります。

実態:未経験も経験者も、それ相応の評価を受ける

実態としては、必ずしも正社員より低いわけではありません。特に未経験者の初任給は、正社員と大きな差がないケースがほとんどです。

さらに、経験者になると、派遣という形態が持つビジネスモデルの特性から、正社員よりも高い報酬を得られることもあります。個人のスキルが契約単価に直結するため、実力次第で高収入を実現しやすいのが派遣の大きな魅力です。

【理由④】雇用が不安定

正社員は終身雇用に近い安定性がありますが、派遣は契約期間があるため、次の契約が見つからない場合、一時的に収入が途切れる(アベイラブル期間)など、雇用が不安定になるのではないかという懸念です。

実態:本人のスキルと会社の営業力によって異なるが、リスクは存在する

これはリアルなリスクとして認識しておくべきです。特に未経験者の場合や、景気の影響を受けやすい時期、あるいは派遣会社の案件獲得能力が低い場合に、アベイラブル期間が発生する可能性があります。

一方で、経験者でスキルが高い場合は、企業からの需要が高いため、次の現場が途切れることは極めて稀です。このリスクを最小限に抑えるためにも、案件を豊富に持つ会社や、教育制度を整えている優良な派遣会社を選ぶことが重要になります。

【理由⑤】長時間労働になりやすい

「派遣だからとにかく現場の穴埋めとして使われる」「残業が多くなるのではないか」という不安です。

実態:未経験者は少ないが、経験者は長時間労働になる可能性もある(ただし選択権がある)

長時間労働になるかどうかは現場の状況によりますが、未経験者はむしろ正社員の未経験者よりも残業を抑えられる傾向にあります。例えば、株式会社レバキャリでは、未経験者の平均残業時間は月10時間程度に収まっています。

経験者は、現場で頼られる分、残業が多くなる可能性もあります。しかし、派遣は「残業の少ない現場」を希望条件に含めることができるため、ワークライフバランスを重視したい場合は、それを営業担当に明確に伝えることで、長時間労働を避けることが十分に可能です。

【理由⑥】求人と実態にギャップがある

派遣会社の求人情報やPRと、実際に就業した現場の労働環境や業務内容に大きな乖離があるのではないかという懸念です。

実態:会社によって異なるため、事前のヒアリングが不可欠

残念ながら、見栄えの良い求人を出していても、内情が伴わない派遣会社は一定数存在します。例として、「案件が豊富にあると謳っているのに、実際は待機期間が長い」といったケースや、「研修制度が充実していると見せかけて、実際は数時間の座学のみ」といったケースがあります。

これを避けるためには、面接やヒアリングの段階で、「研修の内容を具体的に聞く」「待機期間の有無と給与保証について確認する」など、具体的な質問をして実態を把握することが大切です。

【理由⑦】契約トラブルがある

正社員とは異なり、派遣は派遣会社と派遣先企業との契約が介在するため、契約内容の齟齬やトラブルが発生するのではないかという懸念です。

実態:営業担当者の力量に左右されるため、会社選びが重要

契約トラブル(例:聞いていた業務内容と違う、残業に関する条件の不一致など)は実際に起こり得ます。これは、派遣会社の営業担当者と派遣先の担当者との間で、情報共有が不十分だったり、契約内容の理解が曖昧だったりする場合に発生します。

このリスクを回避するには、営業担当者の質がカギとなります。面接や電話対応を通じて、担当者が信頼できる人物か、きめ細やかなサポートをしてくれそうかを見極めることが重要です。

正社員施工管理と派遣施工管理の働き方の違い

雇用形態の違いは、キャリア形成や日々の働き方に大きな影響を与えます。正社員と派遣、それぞれの働き方の特徴を比較し、どちらが自分に合っているかを見極めましょう。

比較項目正社員派遣
就業環境1つの会社に所属複数の会社で働く可能性がある
待機期間原則としてないスキルや会社の体制によっては発生する
昇給チャンス年功序列や定期的な評価に基づく契約単価(スキル)次第で、チャンスが多い
現場選択の自由度基本的に選べない(会社の命令)経験者であれば、ある程度希望を反映しやすい

【働き方の違い①】1社で働くか複数社で働くか

正社員は基本的に1社で長期的に働きますが、派遣は契約更新に応じて複数の会社や現場で働く可能性があります。

派遣のメリットは、多様な会社が採用している技術や管理手法を短期間で学べる点です。ある会社ではBIMソフトの「CADWe’ll Tfas」を使っているが、別の会社では「Rebro」を使っているなど、幅広いツールやノウハウを吸収できます。これは施工管理のスキルアップという側面から見ると大きな強みとなります。

一方で、働く会社が変わることによって、一つのスキルを深堀りできないというデメリットも存在します。ここは一長一短なので、両方の働き方を理解した上で自分に合っている働き方を選択しましょう。

【働き方の違い②】アベイラブル期間があるか無いか

アベイラブル期間、つまり「待機期間」というのは派遣特有のリスクです。正社員には原則として存在しません。

リスクを最小化するには、自身のスキルを高めること、そして案件を安定的に受注できる「営業力と実績がある派遣会社」を選ぶことです。未経験者の場合は会社選びをしっかりすることで、待機リスクを回避することができます。

一方で経験者の場合、需要が非常に高いため、アベイラブル期間はほとんど発生しません。

【働き方の違い③】給料を上げられるチャンスが多いか少ないか

昇給チャンスは、構造的に派遣の方が多くなる傾向にあります。

これは、派遣の給与が派遣先企業との「契約単価」に基づいて支払われるためです。派遣会社は、契約単価から手数料や社会保険料を差し引いた分を技術者に支払います。

つまり、あなたのスキルが高く評価され、派遣会社がより高い契約単価を結べれば、直接あなたの給与に反映される仕組みです。正社員のように社内評価の枠組みに縛られにくく、市場価値に直結した昇給が期待できます。

ただ賞与の設計は正社員の方が充実していることが多いので、単純な月額での比較をするのではなく、年収ベースでどうか?という部分を適切に理解しておきましょう。

【働き方の違い④】現場を選べるか選べないか

正社員は会社の異動命令に従うのが基本ですが、派遣は「就業先選択の自由度」が高いのが最大の魅力です。

「残業は月20時間以内」
「家から近い現場がいい」
「リニューアル工事のみを希望」

など、自身のライフスタイルやキャリアプランに合わせた要望を営業担当に伝えることで、それに近い現場を紹介してもらうことが可能です。

ただ、注意点として、自分の希望が全て叶う訳ではないということは理解しておきましょう。

特に未経験者であれば、自分の希望通りの現場に行けるとは限りません。経験者であっても、叶う就業条件と叶わない就業条件があります。どこまでを実現できるのか?といった部分は入社前に必ず擦り合わせをしておきましょう。

施工管理派遣は「やめとけ」についてよくある質問

続いて、派遣の施工管理は「やめとけ」に関して、よくある質問とその回答について紹介していきます。派遣の施工管理を選択する前に、リアルなところを知っておきましょう。

Q.現場の場所や工事内容を自由に選択することができますか?

A.完全に自由ではありませんが、希望はある程度尊重されます。特に経験者は非常に優位です。

未経験者の場合、選べる現場が限られるため、希望が通りにくいのが実情です。しかし、まずは2~3年実務経験を積み、スキルが身につけば状況は一変します。

経験者の場合は、「こういう工法を学びたい」「この地域の大型案件に挑戦したい」といった具体的な要望を出すことで、派遣会社はあなたのキャリアアップのために積極的に現場を探してくれます。自身の市場価値を高めることが、自由度を高める鍵です。

未経験者で就業にこだわりがある場合は、入社後のトラブルにならないよう、入社前に自分の希望が叶うかどうかを面接時に確認しておくことが重要です。

Q.どんな契約トラブルがありますか?具体例を交えて教えてください

A.業務内容の相違、残業時間や休日に関する契約違反のトラブルが多いです。

具体的なトラブル例は以下の通りです。

  • 業務内容の相違:「現場での施工管理業務」として契約したのに、実際は「資料作成や簡単な事務作業」ばかりを依頼された、または逆に、契約にない「責任者クラスの業務」を任されそうになった。
  • 残業・休日に関する違反:契約で「原則残業なし」とされていたにもかかわらず、派遣先から常態的な長時間残業を強いられた。
  • 契約更新の曖昧さ:事前に更新の意向が確認されていたにも関わらず、派遣会社からの連絡が直前になり、次の現場が決まらず不安な期間が生まれた。

これらのトラブルは、派遣会社が間に立って解決すべき問題です。問題が起きた時に、迅速かつ的確に対応してくれるサポート体制があるか否かを会社選びで確認しましょう。

Q.無期雇用派遣と紹介予定派遣の違いについて教えてください

A.契約の目的が決定的に異なります。

比較項目無期雇用派遣紹介予定派遣
雇用主派遣会社派遣会社
契約の目的派遣会社の正社員として、無期限で働き続ける派遣先企業の正社員になることを前提とする
メリット複数の会社を経験することができる。実際に働いた上で、派遣先企業と相性を確認してから正社員になれる。

Q.未経験からでもチャレンジできますか?

A.はい、大卒・専門卒、文系・理系、性別を問わず、積極的に採用されています。

建設業界は若手不足が深刻なため、多くの派遣会社が未経験者向けの研修や就業支援を充実させています。重要なのは、学歴や経験よりも「施工管理にチャレンジしたい」という意欲と主体性です。

未経験であっても、やる気があれば必ず活躍できるフィールドが用意されています。

Q.ネットの悪い口コミはどこまでが真実なんですか?

A.悪い口コミには「事実」と「誇張」が混在しています。

口コミは個人の主観であり、感情的な表現が多くなる傾向があります。例えば、「残業がひどい」という口コミがあったとしても、それが特定の一時期の忙しい現場だけの話であったり、本人の仕事効率に起因するものであったりする場合もあります。

悪い口コミをすべて鵜呑みにせず、気になる点はリストアップし、面接の際に「貴社に関するこの口コミの状況について、現状はどうなっているか教えていただけますか」と冷静に質問することが、真実を見極める最良の方法です。

施工管理が派遣で働く際の注意点

派遣の施工管理として働いていく際に、注意しなければならないポイントについて紹介していきます。以下のポイントを大切にするのかしないのかによって、大きく就業の満足度が変わってくるので覚えておきましょう。

【注意点①】会社選びや現場選びはしっかりとする

派遣会社は、あなたのキャリアと就業環境を左右する生命線です。「どの会社も同じだろう」という考えは最も危険です。会社選びをしっかりすることが、安定したキャリアに繋がります。

優良な派遣会社を見分けるポイント
・教育体制:研修の内容や担当者の質はどうか。現場経験のない人が研修をしていないか。
・案件の質と量:安定して案件を提供できる営業力と、あなたの希望に合う現場を選べる選択肢があるか。
・サポート体制:担当者任せにせず、会社全体としてフォローする仕組みがあるか。

【注意点②】営業担当・サポート担当と細かくコミュニケーションを取る

派遣として現場に配属されると、あなたは現場で「自社唯一の社員」となることが多いため、孤立しやすくなります。

この孤立を防ぎ、問題発生時に迅速に対応してもらうためにも、日頃から営業担当やサポート担当と報連相(報告・連絡・相談)を密に行うことが極めて重要です。定期的な連絡を取ることで、彼らはあなたの現場での状況を把握しやすくなり、あなたの希望や不満を現場に伝える際の説得力が増します。

【注意点③】入社のタイミングで自分の要望をしっかりと伝える

自分の要望を伝える「交渉のタイミング」は、入社前が最も有効です。

入社後に要望を伝えても、「それは当社のルールではない」「今から変更は難しい」と拒否される可能性が高くなります。以下の重要な要望は、必ず入社契約を結ぶ前に明確に伝え、書面や記録に残しておきましょう。

  • 労働条件:「残業時間の上限」「休日の取得頻度」
  • 金銭面:「希望する月給・年収」「資格手当の具体的な金額」
  • 就業条件:「勤務地、通勤時間の上限」「経験したい工事内容」

施工管理派遣のやりがいや魅力

ここまで派遣の施工管理は「やめとけ」というネガティブ寄りの話をしてしまいましたが、派遣の施工管理ならではやりがいや魅力についても見ておきましょう。

【やりがい①】複数社のやり方を学ぶことができる

正社員では基本的に一社でしか施工管理を経験することはできませんが、派遣では複数の会社で働くことで、複数社のやり方を吸収することができます。

ある会社で使われている業務効率化ツールや管理方法を学び、別の現場で応用することができたり、建築・土木・設備など、複数の分野の工事に携わることで幅広い技術的な視野を養うこともできます。

【やりがい②】多様な現場をやり切る経験ができる

会社の規模や専門分野に縛られず、様々なプロジェクトに携われるため、施工管理としての「引き出し」を増やすことができます。

例えば、「新築マンションの立ち上げ」から「商業ビルの大規模改修(リニューアル)」まで、異なるフェーズや工種の現場を経験することで、専門性を磨いていくことができます。

【やりがい③】ライフワークバランスを確保できる

残業が少なく、自分の希望を反映した現場を選べるため、仕事と私生活の調和を図りやすいのが最大のメリットです。

趣味、家族、自己投資など、仕事以外の「大切なもの」にしっかりと時間を使うことができるため、モチベーションを維持しながら長期的に働くことが可能です。

【やりがい④】正社員とはまた違ったアフターキャリアがある

派遣会社(人材会社)の社員として働くという側面から、現場でのキャリアの他にも、人材派遣会社としての「人材育成」や「営業・採用」といったキャリアパスが生まれます。

例えば、株式会社レバキャリでは現場経験を活かして、派遣会社の新人研修の講師へとキャリアチェンジした人も存在します。また、技術者と企業をつなぐ営業職にキャリアチェンジしたり、労務管理を担当する人もいます。

この様に施工管理だけではなく、施工管理として働く人の支援をする側になることも可能です。

note(ノート)
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【やりがい⑤】広い人脈を形成できる

多様な現場を渡り歩くことで、所属する会社や取引先だけでなく、業界全体の様々な立場の人々と人脈を形成できます。この広いネットワークは、情報収集の面でも、将来的に独立・転職を考える際にも、大きな財産となります。

施工管理派遣に向いている人の特徴

ここまでのことを踏まえた上で「自分に派遣の施工管理に向いているのかな?」と気になる方も多いのではないかなと思います。以下のようなニーズや資質を持つ人は、施工管理派遣という働き方で向いているので、参考にしてみてください。

未経験から施工管理として実務経験を積みたい人

施工管理派遣は正社員の施工管理と比べると、門戸が広いです。もし、全く施工管理の経験がなく、新たにチャレンジしたいと考えている方には、派遣施工管理が向いています。

派遣社員としてスタートする場合、入社前に充実した研修を受けることができ、さらに現場に配属された後も派遣会社のサポート担当から就業のフォローを受けることができます。これにより、派遣会社に守られながら実務経験を積むことができるので、比較的安全かつ安定した環境で築きたい方に最適です。

複数の会社で施工管理をやってみたい人

正社員として働く場合、基本的に一つの会社、一つの現場文化の中でキャリアを形成します。しかし、派遣社員は契約期間ごとに異なる会社の現場へ移る可能性があるため、

「一つの会社に縛られたくない」
「様々な現場のやり方を見てみたい」
「将来的には正社員を目指すが、派遣で働きながら色んな会社の中を見てみたい」

という学習意欲や探求心を持つ人に向いています。

実際に多くの現場を経験することは、対応力の幅を広げることにつながります。

勤務地や現場を自分で選択したい人

正社員の場合、人事異動によって予期せぬ遠方への転勤や、希望しない工事内容の現場に配属される可能性があります。一方、派遣社員は、営業担当を通じて勤務地や工事内容について自身の要望を伝えることができます。

特に経験者であれば、この「現場を選ぶ権利」が強く働きます。

「自宅から通える範囲に限定したい」
「特定の工事(例:リニューアル)だけを経験したい」

といった具体的な希望を持つ人にとって、自身の裁量で仕事を選べる派遣は理想的な働き方と言えます。

主体的に学んでいける人

派遣という働き方は、企業がスキルに対して報酬を支払うという、実力主義の側面があります。指示待ちの姿勢でいると、契約が更新されないリスクがあります。

そのため、与えられた業務だけでなく、積極的に新しい知識(資格、ソフトスキルなど)を身につけようと努力できる、主体的な姿勢が必要です。派遣という環境を「さまざまな現場からノウハウを吸収し、自分の市場価値を最大化するトレーニング期間」と捉えられる人に、大きなメリットがあります。

施工管理派遣の会社選びのポイント

派遣会社選びは、施工管理派遣として成功するための最も重要なステップです。「どこも同じだろう」と安易に判断せず、以下の5つのポイントを基準に、あなたのキャリアを守り、成長を支援してくれる優良企業を見極める必要があります。

教育をしっかりとしてくれる会社を選ぶ

未経験者を受け入れている派遣会社であっても、研修の質は大きく異なります。単なる座学や形式的なオリエンテーションだけで現場に送り出されるようでは、トラブルや事故のリスクが高まります。

よって、特に未経験者は下記ポイントをチェックして会社を選ぶことがオススメです。

具体的なチェックポイント
・研修時間と内容の具体性
 └形式的ではなく、現場で本当に役立つ安全管理や図面の見方など、実践的な内容に時間をかけているか。

・研修担当者の質
 └研修担当者が実際に現場経験を持つ有資格者であるか。現場のリアルを知る人から教わることで、入社後のギャップを防ぐことができます。

ちなみに、株式会社レバキャリでは入社時研修に力を入れています。レバキャリでどのような研修をやっているかを下記記事にまとめているので、参考にしてみてください。

note(ノート)
レバキャリの入社時研修ってどんなことやるの?研修担当に直接聞いてみた|レバキャリ note編集部 みなさんこんにちは!レバキャリ採用広報の水野です! レバキャリに入社する方々は建設業界未経験の人が多いです。業界未経験の方が現場に入る際に大事になってくるのが研...

資格支援と資格手当に力を入れている会社を選ぶ

施工管理としてキャリアアップし、給与を上げるためには、施工管理技士などの資格取得が不可欠です。社員の成長を本気で考えている会社であれば、資格取得への投資を惜しみません。

具体的なチェックポイント
・支援制度
 └受験料や教材費を会社が負担してくれるか。

・手当の金額
 └資格取得後に支払われる月々の資格手当が、業界水準に比べて適正か、またはそれ以上か。手当がしっかりと支払われる会社は、社員のスキルアップを正当に評価する文化を持っています。

就業のフォロー体制がしっかりしている会社を選ぶ

派遣社員は現場で孤立しやすいため、トラブルや悩みが発生した際に、すぐに頼れる相談窓口があるかどうかが非常に重要です。

具体的なチェックポイント
・担当者の連携
 └営業担当(案件を探す人)とサポート担当(就業中のフォローをする人)が分かれているか、そしてその連携が取れているか。

・相談のしやすさ
 └定期的な面談や電話でのヒアリングがあり、現場での状況を細かく把握しようとしてくれているか。問題が発生した際に、迅速に現場に交渉に入ってくれるかが鍵となります。

案件を豊富に保有している会社を選ぶ

どんなに良い会社でも、配属される現場がなければ働くことができません。案件が少ない会社を選んでしまうと、給与が保証されないアベイラブル期間(待機期間)が発生するリスクが高まります。

具体的なチェックポイント
・案件獲得ルート
 └親会社やグループ会社が建設業に特化しているなど、独自の強固な案件獲得ルートを持っているか。

・待機時の対応
 └万が一待機期間が発生した場合に、給与保証や研修の機会を提供してくれるなど、雇用を守る姿勢があるか。

社内コミュニケーションが活発な会社を選ぶ

現場で孤立しがちな派遣社員にとって、会社に戻ったときの帰属意識は非常に大切です。社内のコミュニケーションが活発な会社は、社員同士の繋がりを大切にしている証拠です。

具体的なチェックポイント
・交流機会
 └同期や先輩社員と情報交換できる定期的な交流会やイベントがあるか。

・相談相手
 └現場で抱える特有の悩み(例:人間関係、技術的な課題)を共有し、解決できる仲間がいる環境か。

施工管理派遣として働くなら株式会社レバキャリへ

「未経験から派遣の施工管理にチャレンジしたい」
「経験者で、就業する現場や自分が理想とする働き方を実現したい」

もしあなたが「施工管理派遣として働きたい」と考えているなら、ぜひ株式会社レバキャリへご相談ください。レバキャリはあなたのキャリアアップを徹底的にサポートします。

入社時研修や配属後のサポート、資格取得支援や資格取得に対する手当に対して力を入れています。

また、親会社のエルラインと連携して案件を受注しているので、派遣先が多様にあります。施工管理として多様なキャリアプランを用意しているので、もし少しでも興味のある方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

まだ「派遣の施工管理になるかも決めてない」「転職するかも迷っている」という方でも、まったく問題ありません。

お待ちしております。

この記事を書いた人

水野源太
株式会社エルライン 社長室 1級電気工事施工管理技士

新卒で大手総合設備会社に施工管理として就職し、大型現場の再開発工事を経験。その後、建設人材派遣会社へと移り、複数現場で施工管理としての実務経験を積む。1級電気工事施工管理技士に合格したのを機に、同社の本社へと出向し、教育に携わる。2024年4月にエルライングループにジョインし、教育や採用、広報・デジタルマーケティング・新規事業開発などに従事。

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