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足場階段とは?正しく理解して事故防止と作業効率の向上を実現しよう

「足場階段について知りたい!種類や決まりがあるの?どれも似た感じに見えるけど…」
「足場階段を導入したいけど、たくさん製品がありすぎて選べない!」

工事の規模が大きくなると、梯子や脚立だけでは対応しきれず、足場階段の設置が必要になる場面が増えてきます。
とはいえ、いざ導入しようとすると、大きさや材質などさまざまなタイプがあり、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

まず基本からお伝えすると、足場階段とは、既存の足場に追加で取り付ける昇降用の階段のことです。
一般的な建物の階段とは異なり、落下リスクを低減するため、手すりや補強材の設置が義務付けられています。

出典:厚生労働省|外国人労働者に対する安全衛生教育教材作成事業(建設業)|屋根ふき業務

素材は主に「鋼製」か「アルミ製」で、それぞれ以下のような特徴があります。

足場階段の素材は主に2種類
鋼製
  • 頑丈で安定感がある
  • 重量に強い
アルミ製
  • 軽量で扱いやすい
  • サビにくい

各メーカーから多種多様な足場階段が販売されていますが、まず最初に確認すべきなのは、「取り付ける予定の足場(くさび緊結式、枠組、単管など)に適応しているかどうか」です。

適応していない製品を選んでしまうと、たとえ取り付けられたとしても、安全性に問題が生じる可能性があります。

互換性をしっかり確認したうえで、使用する現場の状況や作業内容に合った足場階段を選ぶようにしましょう。

この記事では、足場階段の種類ごとの特徴や、現場に適した製品を見極めるためのポイントを詳しく解説します。

【この記事を読めばわかること】
  • 足場階段にはどんな種類があるのか
  • 自社に適した足場階段を選ぶときに注意すべきポイント
  • 知っておくべき足場階段の設置ルール
  • 足場階段を安く、失敗せずに調達する方法

この記事を読めば、足場階段にはどんな種類があるのか、自社に適切な製品はどれなのかが判断できるようになります。

足場階段を失敗なく導入したい方に役立つ内容ですので、ぜひ最後まで目を通していただけたらと思います。

目次

1. 足場階段の種類

冒頭でもお伝えした通り、足場階段には、素材の違いから「鋼製」と「アルミ製」の2種類があります。
サイズは小型から大型までさまざまで、現場の条件に応じて選ぶことができます。

特にスペースの限られた現場では、通常の半分のスパンで設置できる(=角度が急な分、省スペースで設置できる)、「ハーフステップ階段」が使用されることもあります。

足場階段の種類
  • 素材は「鋼製」と「アルミ製」の2種類
  • サイズは「高さ2m程度から大型では40m以上」まで多種多様

順に見ていきましょう。

1-1. 素材は「鋼製」と「アルミ製」の2種類

足場階段の素材は、鋼製とアルミ製の2種類です。

もともとは鋼製が一般的でしたが、現在は、軽量で扱いやすいアルミ製の足場階段が主流です。

それぞれの特徴を比較した一覧をご覧ください。

鋼製
アルミ製
軽さ
耐久性
サビにくさ
安全性
特徴
  • 頑丈で安定感がある
  • 重量に強い
  • 軽量で扱いやすい
  • サビにくい
向いている現場

長期工事、重量物が多い環境

改修工事、戸建て住宅工事

軽くて扱いやすいアルミ製の足場階段は、設置や解体もスムーズで、近年では仮設階段のスタンダードになりつつあります。

ただし、その軽さゆえに強風や振動で揺れやすい面もあるため、注意が必要です。

大型施設や高所工事など、重量物が多い現場では、高い耐荷重性と安定感が特徴の鋼製階段の採用を検討するのが良いでしょう。

1-2. サイズは「高さ2m程度から大型では40m以上」まで多種多様

足場階段には、設置場所や用途に合わせて選べるよう、多種多様なサイズ(高さ・長さ・幅)があります。

高さでいうと、2m程度の小型階段から、40mを超える大型階段まで提供されています。
幅や段数も製品によってさまざまで、現場の状況に応じて柔軟に選ぶことが可能です。

また、限られた空間での設置には、「ハーフステップ階段」という選択肢があります。

ハーフステップ階段は、通常の足場階段のスパン(約180cm)の半分(0.5スパン・約90cm)で設置される階段です。
細い設計であるため、狭い場所での作業に向いています。

ただし、スパンが浅くなることで、昇降時の安定感が低下する可能性があるため、注意が必要です。
1度に1人での使用が基本となりますので、昇降作業が頻繁な現場には不向きといえるでしょう。

このように、足場階段と一口にいっても、素材からサイズまで多種多様です。

メーカーも数多く存在するため、新規購入の際は迷われる方が多いかと思いますが、何より現場や作業内容に合ったものを選ぶことが、安全かつ効率的な作業に繋がります。

足場階段の選び方については、​4. 足場階段の選び方|押さえておくべき3つのポイント​​​で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

2. 足場階段を安全に使用するための基本ルール

本章では、足場階段の安全な使用に向けて、基本的な設置ルールを解説します。

まず知っておいて頂きたいのは、足場階段は「架設通路」と見なされるため、通常の階段とは異なる安全基準が適用される点です。

チェック!なぜ足場階段は仮設通路とみなされるのか?
足場階段は、工事の進行に合わせて設置・解体される仮設構造物です。
恒久的に設置される建築物の階段とは違い、「工事のために、期間限定で設けられる通路」という位置づけから、仮設通路に該当します。

具体的には、労働安全衛生規則第552条(架設通路)で定められた以下の基準に従うことが義務づけられています。

事業者は、架設通路については、次に定めるところに適合したものでなければ使用してはならない。

  1. 丈夫な構造とすること。
  2. こう配は、30°以下とすること。ただし、階段を設けたもの又は高さが2m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りでない。
  3. こう配が15°をこえるものには、踏さんその他の滑止めを設けること。
  4. 墜落の危険のある箇所には、次に掲げる設備(丈夫な構造の設備であつて、たわみが生ずるおそれがなく、かつ、著しい損傷、変形又は腐食がないものに限る。)を設けること。
    ただし、作業上やむを得ない場合は、必要な部分に限って臨時にこれを取りはずすことができる。①高さ85cm以上の手すり②高さ35cm以上50cm以下のさん(中さん)又はこれと同等以上の機能を有する設備
  5. たて坑内の架設通路でその長さが15m以上であるものは、10m以内ごとに踊り場を設けること。
  6. 建設工事に使用する高さ8m以上の登りさん橋には、7m以内ごとに踊り場を設けること。

    出典:労働安全衛生規則第552条(架設通路)


また、足場階段の踏面の間隔、けあげの高さについても、「足場先行工法のガイドライン」にて以下のように決められています。

【足場先行工法のガイドライン】(11)昇降設備

足場には階段を設置。階段の踏面は等間隔で設け、幅は20cm以上、けあげの高さは30cm以下とし、手すりを設置すること

出典:厚生労働省|足場先行工法に関するガイドライン

これらの決まりをまとめると、以下になります。

知っておくべき「足場階段の設置基準」まとめ
  • (足場階段は)丈夫な構造のものを使う
  • こう配が15°を超える階段には、踏さんその他の滑止めを設ける
  • 高さ85cm以上の手すりを設ける
  • 高さ35cm以上50cm以下のさん、又はこれと同等以上の機能を有する設備を設ける
  • 高さ8m以上の登りさん橋には、7m以内ごとに踊り場を設ける
  • 階段の踏面は等間隔で、幅20cm以上、けあげの高さは30cm以下にする

足場階段の設置時には、これらを必ず確認するようにしましょう。

ここもチェック!足場階段に踊り場は欠かせない
労働安全衛生規則にもあるように、足場階段の設置では踊り場も重要な安全設備のひとつです。

・縦坑内の架設通路で長さが15m以上の場合は、10m以内ごとに踊り場を設けること
・高さ8m以上の登りさん橋には、7m以内ごとに踊り場を設けること

踊り場は転落事故の防止に加え、資材の仮置きスペースとしても活用できます。また、足場階段と同様に、高さ85cm以上の手すりと、中さん(高さ35〜50cm)の設置も、法令により義務付けられていますので、しっかり確認しておきましょう。

出典:労働安全衛生規則第552条(架設通路)
厚生労働省|労働安全衛生規則(足場等関係)が 改正されました

3. 【注意】足場階段があっても事故は起きる!重要なのは設置後の意識共有

足場階段の設置後の注意点として、昇降設備の意義や使用ルールについて、現場全体が認識することが挙げられます。
足場階段をただ設置しただけでは、万全な安全対策ができているとはいえないからです。

どんなにしっかりした足場階段でも、認識や使い方を誤ると大きな事故につながってしまいます。

実際、以下のような事例があります。

事故事例1|昇降設備があるのに使用せず墜落
震災による復旧・復興工事で、昇降設備が備えられていたにも関わらず、近道行為をしたことから墜落してしまった事例です。

この事故では、除染作業のため、親綱設置作業を行っていた作業者が、昇降設備を使わずに足場の外側を伝い降りようとして、足を踏み外して墜落しました。


出典:建設業労働災害防止協会|復旧・復興工事で発生した災害事例集


幸いにも軽傷の複合部位関節傷害で済みましたが、一歩間違えれば命に関わる重大な事故になるところでした。
事故事例2|両手に荷物を持って足場階段を昇っていてバランスを崩し負傷
足場階段でのリスクを軽視したために、重傷を負ってしまった事例もあります。

事故は、時間に追われ、焦って作業を行っていた際におきました。
両手に荷物を持って足場階段をを昇っていた女性作業者がバランスを崩し、転げ落ちまいと足場板に飛び移ろうとした時に、左太ももを強打したのです。

(イメージ)


作業者は左大腿骨骨折で、休業30日を余儀なくされました。

この事故では、当日が日曜日で、施工管理者が巡回していなかったことの責任が問われています。

さらに、建設業労働災害防止協会が示す昇降設備上での以下の基本ルールについて、現場での周知・徹底が不十分だったことが、事故の一因と考えられます。

・昇降設備の上で反動のかかる作業をしない
・片手で昇降しない
・物を持って昇降しない

出典:一般社団法人 日本サッシ協会|特集 転落墜落災害
建設業労働災害防止協会大阪府支部|ストップ・ザ・ついらく〜墜落・転落防止のポイント〜

こうした事故はいずれも、「足場階段の必要性や使い方」に対する作業者の認識の欠如が招いたものです。

そのため、事業者や現場監督は設置して終わりではなく、その後の周知・研修も含めた意識共有に取り組む必要があります。

チェック!【共通認識を持つための対策(例)】
  • 定期的な研修の実施
    → 年に1回程度、足場階段の正しい使用方法や安全意識に関する研修を行う
  • 作業前の安全確認
    → 毎日の作業前に、関係者全員で足場階段や他の昇降設備の状態や不具合を確認する
  • 現場ごとのミーティングで伝達
    → 現場ごとに、作業者全員が足場階段の使用に関する問題点や改善点を伝え合う機会を設ける

足場階段を法令を守って設置することは重要ですが、それ以上に大切なのは、現場全体でその意味と役割を理解し、正しく使用することです。

また、常に点検や確認を怠らず、作業中に不安定な状態を放置しないこと、作業者が異常を即座に報告する習慣をつけることが、事故の予防措置として大きな役割を果たすことも覚えておきましょう。

※足場の昇降設備全般について、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
昇降足場とは?設置基準と重要性を理解して重大事故を回避しよう

4. 足場階段の選び方|押さえておくべき3つのポイント

足場階段は、使用する現場や作業内容に合ったものを選ぶのが大前提です。

といっても、同じ種類でも製品のバリエーションが数多くあるため、初めての導入では、「どれを選べばいいのか分からない…」と迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで2章では、足場階段を選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

足場階段の選び方|押さえておくべき3つのポイント
  • 【最優先】ポイント1|使用する足場に適合しているか
  • ポイント2|幅やスパンが現場のスペースに合っているか
  • ポイント3|現場での使い方にマッチしているか

しっかり把握しておきましょう。

4-1. 【最優先】ポイント1|使用する足場に適合しているか

足場階段を選ぶ際、まず最優先で確認すべきなのは「自社の足場と適合しているか」という点です。

適合していない階段を取り付けると、見た目には設置できたように見えても、構造的に不安定になり、重大な事故の原因になる可能性があります。

したがって、取り付け予定の足場が、どのタイプ(くさび緊結式、枠組、次世代足場など)かを把握した上で、それに対応する階段を選ばなければなりません。

足場階段には、いくつかの足場に共通して使える「汎用タイプ」もありますが、完全な互換性が保証されているわけではありません。
手すりやフックの形状、取り付け金具の位置などが異なる場合、安全に取り付けられないこともあります。

また、同じメーカーの足場であれば、基本的に互換性が確保されている場合が多いため、メーカーを統一しておくことも一つの方法です。

足場との互換性を確認する方法(例)
  • 階段のカタログや製品仕様書で、対応足場の種類をチェックする
  • メーカーや販売店に適合するかどうかを確認する

適合していない階段は、たとえ価格や見た目がよくても、安全面のリスクが高くなります。

足場階段は、使用する足場との適合性を最優先に考えて選ぶようにしましょう。

4-2. ポイント2|幅やスパンが現場のスペースに合っているか

足場階段を選ぶ際には、踏板の幅・スパン(傾斜)が、設置する現場のスペースに適しているかを確認することが重要です。

現場のスペースに応じた2つの選定例をご覧ください。

現場のスペースに合わせて足場階段を選ぶ2つの例
  • 広い現場、安定感を求める現場 → 幅が広い階段を選ぶ
    ※足場階段の幅は、一般的に60cm〜70cmです。
  • 限られた空間、高さのない現場 → ハーフステップ階段を選ぶ
    ※ハーフステップ階段は一般的な足場階段の半分のスパン(約90cm)です。

現場のスペースを考えるときは、足場階段の設置方向や、壁際・出入り口付近といった設置場所の形状・動線にも注意を払いましょう

特に、資材の搬入ルートや人の行き来が重なる位置に設置する場合は、幅や角度に十分な余裕があるかを事前に確認することが重要です。

足場階段のカタログ表記や製品仕様には「設置寸法」や「推奨作業幅」などが記載されているため、必ず目を通してから選定しましょう。

4-3. ポイント3|現場での使い方にマッチしているか

足場階段は、「誰が」「どのように」使うのかによって、適したタイプが大きく変わります。

用途に合わない階段を選ぶと、安全性や作業効率に影響するため、次のような使い方の違いに着目して選びましょう。

現場での使い方に応じた選び方の例
  • 複数人が同時に昇降する可能性がある現場
    → 幅が広めで、頑丈(鋼製とアルミ製なら鋼製)な階段を選ぶ
  • 資材や工具を運ぶ機会が多い現場
    → 段差が緩やかで、踏面が広い安定感のある階段を選ぶ
  • 少人数で短時間で進める現場
    → 軽量(アルミ製など)でコンパクトなタイプの階段を選ぶ
  • 足場階段を頻繁に移動させる現場
    → 組み立てが簡単で、分解・運搬がしやすい構造のもの(アルミ製に多い)を選ぶ

製品カタログやメーカーの仕様書には、「耐荷重」や「推奨使用人数」などの情報が明記されていることが多いため、購入前には必ず確認するようにしましょう。

また、使用頻度や、「階段上での作業が長時間に及ぶかどうか」といった作業スタイルによっても、適した階段のタイプは異なります。

仕様に記載された数値を参考にしつつ、実際の作業風景や使用状況を思い浮かべながら検討することが、現場に合った足場階段選びで失敗しないポイントです。

5. 足場階段の価格相場

足場階段には、踏板と支柱がセットになっているものと、支柱と踏板の別売りのものがあります。

価格は、材質やサイズ、メーカーによっても違うため一概にはいえませんが、目安としては、セットのもので15,000〜20,000円ほど、踏板のみで8,000〜10,000円ほどです。

鋼製とアルミ製を比較すると、一般的にアルミ製の方が高額になります。
※製品によってはこの限りではありません。

価格シミュレーション(例)

たとえば、一般的なマンション外壁工事の現場で、足場階段を使用することを想定してみましょう。

足場階段は「セット売り15,000円」の製品、「セット売り20,000円」の製品を使用すると仮定します。

【3セット揃える場合(セット品)】

・15,000円×3=45,000円
・20,000円×3=60,000円

【5セット揃える場合(セット品)】

・15,000円×5=75,000円
・20,000円×5=100,000円

【10セット揃える場合(セット品)】

・15,000円×10=150,000円
・20,000円×10=200,000円

こうして見ると、「足場階段って案外高い」と感じた方も多いのではないでしょうか。

新品を一式揃えるのが負担となる場合は、中古品やレンタルを検討するのも1つの方法です。

次章では、足場階段をお得に入手する方法について紹介します。

6. 「足場階段」をお得に仕入れる2つの方法

「足場階段って案外コストがかかりそうだなあ」
「この機会に揃えようと思ったけど、使用頻度を考えると迷うな…」

足場階段の導入を考えるとき、どうしても気になるのがコストですよね。

ここでは、足場階段をできるだけお得に手に入れる方法をご紹介します。

足場階段をお得に手に入れる2つの方法
  • 中古品の活用を選択肢に入れる
  • 使用頻度が低い場合は「レンタル」を検討する

順にみていきましょう。

6-1. 中古品の活用を選択肢に入れる

足場階段をお得に仕入れるポイントの1つめは、中古品の活用です。

中古品をうまく活用することで、大幅なコスト削減が可能になります。

足場階段で使用される踏板、階段ユニット、手すり、支柱、クランプなどは、耐久性が高く、適切に管理されたものであれば中古品でも問題なく安全に使用できます。

価格は新品の20〜30%オフで手に入ることが多く、たとえば、18,000円のセット売りの足場階段なら、30%オフで約12,600円で手に入るということになります。

品質管理が徹底された中古品を選び、賢く活用することで、安全性を確保しつつコストダウンを実現しましょう。

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これまで通常のフリマサービスでは難しかった個人間での足場材の売買ができるサービスです。

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6-2. 使用頻度が低い場合は「レンタル」を検討する

普段は梯子や脚立を使用していて足場階段の使用頻度は低い、という場合は、レンタルを検討するのも一案です。

1ヶ月未満の使用であれば、多くの足場材において、レンタル料金は新品の半額以下になることが一般的です。
そのため一時的な工事 で使用する場合、購入するよりもコストを抑えられる可能性が高いでしょう。

また、レンタルであれば、使わない期間の保管スペースを確保する必要がないため、保管コストや管理の手間も省けるという利点があります。

ただし、以下のような点には注意が必要です。

  • レンタル期間が長くなる(約3ヶ月以上)と、レンタル料金が購入費用を上回る可能性がある
  • レンタル会社との往復の輸送費(運搬コスト)が別途かかる
  • 返却時に汚れや損傷があると追加料金が発生することがある

事前に レンタル期間・料金・諸費用 をしっかり確認し、トータルコストを比較した上でお得かどうかを判断するようにしてください。

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とはいえ、足場階段を使う機会は少なくありませんよね。

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7. まとめ

足場階段を選ぶ際に、確認すべきポイントは3つです。

  • 使用する足場に適合しているか
  • 幅やスパンが現場のスペースに合っているか
  • 現場での使い方にマッチしているか

これらを踏まえた上で、お得に仕入れる方法もご紹介しました。

  • 中古品の活用を選択肢に入れる
  • 使用頻度が低い場合は「レンタル」を検討する

足場階段の導入にあたっては、安全な使用に向けて設置ルールを遵守することが不可欠です。
加えて、事業者や現場監督は、作業にあたるスタッフ全員が共通の認識を持てるよう、周知や研修にも積極的に取り組む必要があります。

安全かつ効率的に作業を進めるために、適切な足場階段の選定と、正しい運用を心がけましょう。

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この記事を書いた人

株式会社エルライン 社長室 1級電気工事施工管理技士

新卒で大手総合設備会社に施工管理として就職し、大型現場の再開発工事を経験。その後、建設人材派遣会社へと移り、複数現場で施工管理としての経験を積む。1級電気工事施工管理技士に合格したのを機に、同社の本社へと出向し、教育に携わる。2024年4月にエルライングループにジョインし、教育や採用活動、広報・マーケティング業務などに従事。

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