「足場材の価格っていくらくらい?いまいち見当がつかないんだけど…」
「業者に聞いた足場材の価格が高すぎる!本当に適正な価格なのかどうか確かめたい」
足場材は種類が多く、価格も数百円〜数万円まで幅広いため、建設業の方でも、それぞれの相場をしっかり把握している方は少ないのが現状です。
この記事では、足場を一式で揃える場合と種類別に部材を仕入れる場合に分けて、足場材の価格がいくらくらいなのかを具体的に解説します。
資材屋やオンラインサイトの料金を元にした現在の相場ですので、業者から提示された価格が適正かどうかを判断する助けになるでしょう。
また記事では、下表のように足場材の価格を新品・中古・レンタルの比較表で紹介します。
三つの価格を比較することで、ご自身に合った仕入れ方法が選びやすくなります。
どんな足場でも必ず使用する足場材の価格(目安)
| |||
---|---|---|---|
名称(サイズ等) | 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
筋交い材 (3m・1本) | 1,000〜1,200円 | 600〜800円 | 400〜600円 |
クランプ (標準型1個) | 500〜800円 | 200〜500円 | 50〜100円 |
ジャッキベース
(1個)
| 2,000〜2,500円 | 800〜1,500円 | 100〜300円 |
メッシュシート (1.8m✕3.6m) | 2,500〜2,800円 | 1,500〜2,000円 | 800〜1,000円 |
安全ネット
(1.8m✕3.6m)
| 4,500〜5,000円 | 2,500〜3,500円 | 1,000〜1,200円 |
※価格は社会情勢や市場状況により、変動する可能性があります。
【この記事を読めばわかること】
|
もしあなたが、限られた予算で足場材を揃えたいとお考えなら、新品だけでなく、中古やレンタルも選択肢に入れることをおすすめします。
上記の比較表からもわかるように、1週間程度の短期間の利用であれば、レンタルは新品購入価格の半額以下で利用できる場合が多く大変お得です。
また、中古品であれば、一般的に新品価格の20〜30%オフで購入できます。
この記事を読むことで、足場材の価格相場や仕入れ方法について、より明確なイメージを持てるようになります。
これからの工事に向けて足場材をきちんと揃えていきたいという方に役立つ内容ですので、ぜひ最後まで目を通していただけたらと思います。
1. 足場材の価格1|一式の価格目安(新品・中古・レンタル)

足場材を新しく求める際には、個別の部材を一つずつではなく、「一式」※で調達するケースが多いです。
そこで、まず1章では、足場の相場感を知っていただくために、足場材を組み立てて作る「足場一式」の価格目安を解説します。
※「一式」とは、特定の数量ではなく、「用途に合わせて揃えられた部材セット」を想定しています。個別の足場材の価格が気になる方は、ここを飛ばして2.足場材の価格2|種類別の価格目安(新品・中古・レンタル)からご覧ください。
代表的な3つの足場タイプにおいて、『延床30坪の2階建て住宅用の工事』を想定した、足場一式の価格相場をご覧ください。
<代表的な3つの足場タイプ>
【単管足場】:単管パイプとクランプを軸に、ボルトで固定して組み立てるタイプ
【枠組み足場】:建枠を中心に、手すりや斜材、作業床などを使って組み立てるタイプ
【くさび式足場】:手すりや筋交などの部材にくさびを打ち込んで組み立てるタイプ
【タイプ別】足場一式の価格相場
※延床30坪の2階建て住宅用工事の場合
| |||
---|---|---|---|
足場のタイプ | 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
単管 足場 | 50〜80万円 | 30〜50万円 | 10〜20万円 |
枠組み 足場 | 70〜120万円 | 40〜80万円 | 15〜25万円 |
くさび式 足場 | 80〜150万円 | 50〜120万円 | 15〜35万円 |
※記載価格は、一般的な資材屋やレンタル業者サイトを参考にした相場です。社会情勢や市場状況により、大きく変化する可能性があります。
ご覧のように、一式の価格は、安価な順に単管足場、枠組み足場、くさび式足場となります。
これは、使用される部材の種類や量が価格に反映されているためです。
特に、くさび式足場は、より強固で安定した構造を提供するため、多くの部材が必要となります。
ただし、同じ「一式」でも、工事規模や目的によって数量および価格が大きく変わる点に注意が必要です。
例として、単管足場の一式を新品で揃える際の価格をみてみましょう。
【工事規模別】単管足場の新品一式の価格
| |
---|---|
小規模工事一式 (DIY向け) | 15万〜30万円 |
中規模工事一式 (延床30坪の2階建て等) | 50万〜80万円 |
大規模工事一式 (高層ビル等) | 100万円以上〜 |
※表記は一般的な資材屋やレンタル業者サイトを参考にした相場です。社会情勢や市場状況により、大きく変化する可能性があります。
タイプ別では比較的安価な単管足場も、大規模工事では100万円以上の予算が必要になります。
このように工事規模で一式の価格は変動するため、発注の際には、業者に工事の規模を確認するようにしましょう。
チェック!足場一式の発注で価格が気になったとき業者に伝えるべきこと |
---|
足場一式を発注する際の価格が気になった時は、以下の情報を業者に伝えると、適切な提案を受けやすくなります。 ・希望する足場タイプ ・工事の規模 ・建物の形状(高さ、階数、複雑な形状の有無など) ・作業内容(外壁工事、塗装、屋根修理など) 図面や現場のサイズ・形状がわかる資料を用意しておくと、より具体的な見積もりを提示してもらえます。 また、業者ごとに提示価格が異なる場合も多いため、複数社から見積もりを取ることをおすすめします。 |
2. 足場材の価格2|種類別の価格目安(新品・中古・レンタル)

2章では主な足場材、個々の価格について「種類別」に解説します。
足場材は、その素材や用途から、
- 鋼材系:足場の骨組みとなる部材
- 板材(床材):作業員が作業を行う踏み板
- 補助部材:強度や安定性を支えるためのサポート部材
- 安全資材:作業員や周囲の安全を確保するための部材
の4つに分類されます。
各種類に含まれる主な足場材の価格をみていきましょう。
足場材の価格2|種類別の価格目安(新品・中古・レンタル) |
---|
気になるところから見ていってください。
※こちらでご紹介するすべての価格はあくまでも目安です。
販売価格は業者や時期によって多少とも異なりますので、必ず事前に確認するようにしてください。
2-1. 鋼材系の足場材の価格(新品・中古・レンタル)
鋼材系は足場の基本構造(骨組み)を作る主材で、特に耐久性と強度が求められます。
鋼材系の主な足場材の、新品、中古、レンタルでの価格の目安表をご覧ください。
鋼材系の主な足場材の価格目安
| |||
---|---|---|---|
名称(サイズ等) | 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
単管パイプ (4m・1本) | 1,500〜2,000円 | 1,000〜1,500円 | 500〜700円 |
筋交い材 (3m・1本) | 1,000〜1,200円 | 600〜800円 | 400〜600円 |
ブラケット (1.5m・1本) | 1,800〜2,000円 | 1,200円〜1,500円 | 800〜1,000円 |
鋼製梁材 (5m・1本) | 3,500〜4,500円 | 2,500〜3,000円 | 1,200〜1,500円 |
※業者によって、多くの量を購入する際に、割引が適用される可能性があります。
※中古価格は、状態や年式、販売店によって異なります。
※レンタル価格はレンタル期間によって大きく変動する可能性があります。
※購入やレンタル時に送料が別途発生する場合、コストに大きく影響するので確認が必要です。
ご覧のように、中古の価格は、新品より平均約30%ほど安くなっています。
鋼材系の足場材は耐久性が高いことから、中古でも十分な性能を発揮する場合が多く、コストを抑えたい場合は、中古商品を検討するのも一案でしょう。
またレンタルに関しては、表記のように1週間程度の利用ではお得ですが、長期利用(約3ヶ月以上〜)になると購入の方が安くなる可能性もあるため、使用期間を考慮して選ぶと良いでしょう。
2-2. 板材(床材)の価格(新品・中古・レンタル)
板材は、作業員が実際に歩行したり作業を行う「床」を形成するための部材です。
板材にはさまざまな素材が利用され、現場のニーズに応じて使い分けられています。
主な板材の、新品、中古、レンタルの価格目安表をご覧ください。
主な板材(床材)の価格目安
| |||
---|---|---|---|
名称(サイズ等) | 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
鋼製布板 (2m) | 3,000〜3,500円 | 1,500〜2,000円 | 800〜1,000円 |
木製布板 (2m) | 1,200〜1,800円 | 1,000〜1,500円 | 600〜800円 |
アルミ製板材 (2m) | 4,000〜4,500円 | 2,500〜3,000円 | 1,200〜1,500円 |
※業者によって、多くの量を購入する際に、割引が適用される可能性があります。
※中古価格は、状態や年式、販売店によって異なります。
※レンタル価格はレンタル期間によって大きく変動する可能性があります。
※購入やレンタル時に送料が別途発生する場合、コストに大きく影響するので確認が必要です。
一般的に最も多く使用されるのは鋼製布板ですが、価格の安い順に並べると、木製、鋼製、アルミ製となります。
この価格差は、主に耐久性に起因しています。
アルミ製板材は鋼製布板と同様に耐久性が高い上に、錆びにくい特性を持つため、その分価格が高くなっています。
板材(床材)は、足場の床を形成する重要な部分なので、選択肢として中古やレンタルを検討する際には、安全性を最優先に考慮しましょう。
品質や状態がしっかり確認できるものを選ぶことが、安心して使用するための最重要ポイントです。
2-3. 補助部材の価格(新品・中古・レンタル)
補助部材は、足場を固定、補強するために使われる部品です。
足場をより安全に使用するために重要な役割を果たします。
主な補助部材の、新品、中古、レンタルでの価格の目安表をご覧ください。
主な補助部材の価格目安
| |||
---|---|---|---|
名称(サイズ等) | 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
クランプ (標準型1個) | 500〜800円 | 200〜500円 | 50〜100円 |
ジャッキベース (1個) | 2,000〜2,500円 | 800〜1,500円 | 100〜300円 |
親鋼支柱 (1本) | 3,000〜5,000円 | 1,500〜3,000円 | 200〜500円 |
※価格はサイズや素材によって変動する可能性があります。
※中古価格は、状態や年式、販売店によって異なります。
※レンタル価格はレンタル期間によって大きく変動する可能性があります。
※購入やレンタル時に送料が別途発生する場合、コストに大きく影響するので確認が必要です。
補助部材は、現場での使用頻度が高く、特にクランプやジャッキベースはどんな現場においても使用される足場材で、耐久性が求められます。
コスト面での選択肢を考慮しつつ、信頼できる品質のものを選ぶようにしましょう。
2-4. 安全資材の価格(新品・中古・レンタル)
安全資材は、足場を使用する作業員や、足場の周囲の安全を確保するための部材です。
主な安全資材の、新品、中古、レンタルの価格目安表をご覧ください。
主な安全資材の価格目安
| |||
---|---|---|---|
名称(サイズ等) | 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
メッシュシート (1.8m✕3.6m) | 2,500〜2,800円 | 1,500〜2,000円 | 800〜1,000円 |
安全ネット (1.8m✕3.6m) | 4,500〜5,000円 | 2,500〜3,500円 | 1,000〜1,200円 |
防護柵 (1枚) | 3,000〜5,000円 | 1,500〜2,500円 | 1,000〜1,500円 |
※業者によって、多くの量を購入する際に、割引が適用される可能性があります。
※中古価格は、状態や年式、販売店によって異なります。
※レンタル価格はレンタル期間によって大きく変動する可能性があります。
※購入やレンタル時に送料が別途発生する場合、コストに大きく影響するので確認が必要です。
安全資材においても、費用を抑えるという点では、中古やレンタルが選択肢となります。
ただ、安全資材は現場での安全確保に直結する重要な部材であり、何より安全性と耐久性が求められます。そのため、コストよりも安全性を最優先に考え、できるだけ新品を選ぶことをおすすめします。
中古やレンタルを検討する場合は、使用状態や品質など、安全性の確認が不可欠です。
【こちらの記事もおすすめ】
足場材の種類|今さら聞けない基礎知識と種類別の仕入れのコツを解説
3. 足場材の価格3|特殊な足場材の価格目安(新品・中古・レンタル)

1章で単管足場、枠組み足場、くさび式足場の価格を紹介しましたが、他にも工事によって必要となる特殊なタイプの足場があります。
ここでは、比較的需要の多い、「吊り足場」「移動式足場」の価格について解説します。
足場材の価格3|特殊な足場材の価格目安(新品・中古・レンタル) |
---|
|
順にみていきましょう。
3-1.「吊り足場」の価格目安
吊り足場は、構造物の上からチェーンやパイプなどで作業板を吊り下げて構築する足場です。
主に高層ビルの外壁工事やガラスの取り付け作業の際に使用されます。

吊り足場は、その1つを組み立てる足場材(吊り具、吊りワイヤーロープ、支持構造など)すべてを含んだセットで購入することがほとんどです。
吊り足場1セットの新品、中古、レンタル(1週間)の価格表(目安)をご覧ください。
※小規模工事(住宅外壁作業や低層ビルなど)用と、大規模工事(商業施設、高層ビル作業など)用で、価格に大きな違いがありますので分けて表示しました。
吊り足場セットの価格(目安)
| |||
---|---|---|---|
<工事規模>
| 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
小規模工事用 | 60〜80万円 | 35〜60万円 | 10〜20万円 |
大規模工事用 | 150〜400万円 | 100〜300万円 | 50〜80万円 |
※記載価格は、一般的な資材屋やレンタル業者サイトを参考にした相場です。社会情勢や市場状況により、大きく変化する可能性があります。
※中古価格は、状態や年式、販売店によって異なります。
※購入やレンタル時に送料が別途発生する場合、コストに大きく影響するので確認が必要です。
吊り足場の価格は、使用する工事の規模や目的によって大きく変動します。
大規模工事用は高額に感じられるかもしれませんが、高層ビルや商業施設での使用を想定しており、強固な構造や専門的な設備が必要となるため、妥当な価格と言えます。
中古品は新品より割安ですが、吊り足場は他の足場タイプに比べて耐久性が特に求められるため、安全性の確認を最優先にして使用を決めることが重要です。
また、レンタル料金は、使用期間や地域、レンタル業者の条件によって変動します。
短期間のレンタルは比較的安価ですが、吊り足場を長期間(約3ヶ月以上〜)レンタルする場合、他の足場材と比べて費用が大きくなることが多いため、事前に料金をしっかり確認しておくことが大切です。
3-2.「移動式足場」の価格目安
移動式足場は、キャスターや脚輪が付いていて押して移動させられるタイプの足場です。
特に工場や倉庫の内部工事など、少人数で頻繁に足場を移動させる作業に適しています。

移動式足場は、足場全体と一緒に移動用のキャスターや安全装置などを含んだセットで購入することがほとんどです。
移動式足場1セットの新品、中古、レンタル(1週間)の価格表(目安)をご覧ください。
※小型の移動式足場(屋内作業、低い高さ)用と、大型の移動式足場(屋内外、高い場所、広範囲)用で、価格に大きな違いがありますので分けて表示しました。
移動式足場セットの価格(目安)
| |||
---|---|---|---|
<工事規模>
| 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
小型 | 10〜20万円 | 8〜15万円 | 2〜5万円 |
大型 | 40〜80万円 | 20〜50万円 | 8〜12万円 |
※記載価格は、一般的な資材屋やレンタル業者サイトを参考にした相場です。社会情勢や市場状況により、大きく変化する可能性があります。
※中古価格は、状態や年式、販売店によって異なります。
※購入やレンタル時に送料が別途発生する場合、コストに大きく影響するので確認が必要です。
小型の移動式足場は、軽量で、組み立ても他の足場タイプより簡単なため、屋内作業や低い高さの作業に最適です。
比較的安価なため、自宅でDIY作業など個人的に使用したい場合にも適しています。
1週間程度の利用であれば、レンタルが最もコストパフォーマンスが高く、最も安価に利用できる方法です。
一方、大型の移動式足場は、より高い場所や広範囲での作業に対応し、強固な構造や高い安定性が求められます。
そのため、価格も高めになりますが、大規模な現場では必要不可欠な選択肢となります。
価格がネックになる場合は、安全性を考慮した上で、中古品の購入を検討してみるのも一案です。
4.【足場材】価格を重視する賢い選び方のポイント

足場材を選ぶ際には、工事内容や使用期間に応じた最適な方法を検討することで、コストパフォーマンスを最大化できます。
この章では、価格を重視した足場材選びのポイントを具体例を交えて解説します。
【足場材】価格を重視する賢い選び方のポイント |
---|
|
工事に適した足場材を、賢く安く仕入れるポイントを把握しておきましょう。
4-1. 大量に使う足場材は「ロット単位」で購入する
今後も定期的に足場材を使用する可能性がある場合、大量に使う足場材は、ロット単位でまとめて購入することで、コストパフォーマンスを高めることができます。
まとめて購入すると割引されて1つあたりの単価が安くなるからです。
たとえば、クランプなどの連結金具は、1つの現場で100個といったまとまった量を使用します。
これを1個単位で購入する場合と、まとめて100個単位のロットで仕入れる場合では、単価に大きな違いがあります。
具体例(100個単位のロットで20%オフの場合) |
---|
直交クランプ
※価格目安を元に計算しています。実際の価格はメーカーに確認してください。 |
販売する業者にも、ロット単位での購入は管理や納品が効率化するため喜ばれます。
送料が無料になるなど、柔軟に対応してもらえることが多いです。
大量に必要な足場材は、賢くロット単位で購入しましょう。
4-2. 短期工事の足場材は「レンタル」を検討する
短期工事で足場材を使用する場合は、レンタルを検討しましょう。
1週間から1ヶ月未満の使用であれば、多くの足場材において、レンタル料金は新品の半額か、それ以下にもなります。
どんな足場でも必ず使用する、5つの足場材の価格を確認してみましょう。
どんな足場でも必ず使用する足場材の価格(目安)
| |||
---|---|---|---|
名称(サイズ等) | 新品 | 中古 | レンタル(1週間) |
筋交い材 (3m・1本) | 1,000〜1,200円 | 600〜800円 | 400〜600円 |
クランプ (標準型1個) | 500〜800円 | 200〜500円 | 50〜100円 |
ジャッキベース
(1個)
| 2,000〜2,500円 | 800〜1,500円 | 100〜300円 |
メッシュシート (1.8m✕3.6m) | 2,500〜2,800円 | 1,500〜2,000円 | 800〜1,000円 |
安全ネット (1.8m✕3.6m) | 4,500〜5,000円 | 2,500〜3,500円 | 1,000〜1,200円 |
※記載価格は一般的な資材屋やレンタル業者サイトを参考にした目安です。社会情勢や市場状況により、変動する可能性があります。
このように、価格差は歴然で、短期工事の足場材なら、レンタルは賢い選択といえます。
ただし、レンタル期間が長くなる(約3ヶ月以上〜)と、レンタル料金が購入費用を上回る可能性もあるため注意が必要です。
事前に期間と料金をしっかり確認して、判断するようにしましょう。
4-3. 限られた予算で足場材を仕入れたい場合は「中古」を選択肢に入れる
限られた予算で足場材を仕入れたい場合は、「中古」を選択肢に入れることをおすすめします。
一般的に、中古品は、新品よりも平均30%ほど安く購入することができます。
例として、代表的なタイプの足場、「単管足場」「枠組み足場」「くさび式足場」を一式購入する場合の価格を再度見比べてみましょう。
【タイプ別】足場一式の価格相場
※延床30坪の2階建て住宅用工事の場合
| ||
---|---|---|
タイプ/入手方法 | 新品 | 中古 |
単管 足場 | 50〜80万円 | 30〜50万円 |
枠組み 足場 | 70〜120万円 | 40〜80万円 |
くさび式 足場 | 80〜150万円 | 50〜120万円 |
※「一式」は特定の数量ではなく、「用途に合わせて揃えられた部材セット」を指しています。
※記載価格は、一般的な資材屋やレンタル業者サイトを参考にした相場です。社会情勢や市場状況により、大きく変化する可能性があります。
ご覧のように、どの足場タイプにおいても、中古品は新品よりも大幅に安価になります。
また、中古品を購入すれば、自社の資産として所有できるため、今後の工事で有効活用することもできます。
気になるのは耐久性や安全性かと思いますが、信頼できる中古販売業者では、販売時に品質をしっかりとチェックしています。
そのため、中古だからといって過度に心配する必要はありません。
ただし、購入時には新品に比べてどの程度劣化しているかを確認し、必ず信頼性の高い業者から購入するようにしましょう。
チェック!信頼性の高い中古足場材の販売業者を見極めるポイント |
---|
信頼性の高い中古販売業者の見極め方として、次のポイントが挙げられます。
このような点を確認して、安心して取り引きできる中古販売業者を選びましょう。 |
5. 足場材ならどこよりもお得な「足場JAPAN」へ

足場材のことなら、「足場JAPAN」にお任せください!
「足場JAPAN」は、施工会社を母体とする足場と仮設資材の販売・買取総合サイトです。
施工業者だからこそ知り得るナレッジを活かし、創業7年で全国数千社への販売実績を達成、併せて資材センターを中心とした営業所も全国6拠点へと増設しています。
足場材の確保に苦労した自社の経験から「いい資材を、徹底的に安く、早く届けたい」という願いを持ち続けている、足場JAPANの特徴をお伝えします。
「足場JAPAN」はこんなサイトです! |
---|
|
順に見ていってください。
5-1. 足場材のセット商品がどこよりもお得な価格で購入できる
足場JAPANなら、足場材のセット商品がお得な価格で購入できます。

くさび式足場、次世代足場、単管パイプ、安全鋼板といった一定期間で入れ替えが必要な消耗品は、一度に費用がかかるため、負担に思われているのではないでしょうか。
足場JAPANでは、セット商品を大量購入されるお客様には大きく値引きすることが可能です。
それは弊社が、資材の提供とは別に、大規模工事も事業として行っているからです。
一度の資材仕入れ量が多く、ロット単位で発注することでコストを抑えられるため、自ずとご提供価格も割安になります。
実際、ご満足いただき繰り返しご利用いただいているケースが多いです。
大量購入をご検討のお客様は、一度お見積りいただければ、足場JAPANの安さを実感していただけますので、ぜひお試しください。
5-2. 豊富なメニューから探せる・選べる
足場JAPANサイトでは、豊富なメニューから簡単に必要な足場材の情報が得られます。
新品、中古から探せるのはもちろん、メーカーから商品を探して選ぶことも可能です。

足場材の見積もりができるフォームや、施工距離ごとの安全鋼板数量計算表、また、足場材の処分でお困りの方には、必要事項と買取資材の写真を送るだけで査定ができるサービスもご用意しています。
直感的な操作でスムーズに必要な情報が見つかるため、画面操作に不安がある方も安心です。
足場JAPANサイトには、購入から買取まで、足場材に関するお悩みを解決できる充実のメニューをご用意しています。
5-3. 工事のプロに足場材の数量を相談できる
足場JAPANでは、足場材の数量についてのご相談もお受け付けしています。

社長や上司から、「この図面にかける足場材を買わなきゃいけないから見積もりしておいてくれ」と指示されたものの、どの部材を何個発注すればよいか検討がつかない…
といったことはないでしょうか。
足場JAPANには、施工現場における豊富な経験を持つ担当者がいますので、図面を送っていただければ必要な数量と見積もりを同時にお出しすることが可能です。
いかがでしょうか。
足場JAPANは、自社が培ってきた経験を、仮設足場業界、建設業界の発展のためにこれからも還元し続けたいと考えています。
足場材に関するお悩みは、目の前のお客様の『困ったな』に最大限お答えする「足場JAPAN」にご相談ください。
6. まとめ
代表的な3つの足場タイプ、「単管足場」「枠組み足場」「くさび式足場」をそれぞれ一式購入する場合の価格相場以下になります。
【タイプ別】足場一式の価格相場
| ||
---|---|---|
タイプ/入手方法 | 新品 | 中古 |
単管足場 | 50〜80万円 | 30〜50万円 |
枠組み足場 | 70〜120万円 | 40〜80万円 |
くさび式足場 | 80〜150万円 | 50〜120万円 |
※延床30坪の2階建て住宅用工事の場合に必要な一式を想定しています。
どんな足場でも必ず使用する足場材を個別に購入する場合の価格相場は以下の通りです。
どんな足場でも必ず使用する足場材の価格(目安)
| ||
---|---|---|
名称(サイズ等) | 新品 | 中古 |
筋交い材 (3m・1本) | 1,000〜1,200円 | 600〜800円 |
クランプ (標準型1個) | 500〜800円 | 200〜500円 |
ジャッキベース
(1個)
| 2,000〜2,500円 | 800〜1,500円 |
メッシュシート (1.8m✕3.6m) | 2,500〜2,800円 | 1,500〜2,000円 |
安全ネット
(1.8m✕3.6m)
| 4,500〜5,000円 | 2,500〜3,500円 |
使用する期間が1週間〜1ヶ月くらいの短期間の場合は、レンタルを選択肢に入れるのも一案です。
良質の足場材を賢く調達するために、この記事を大いに役立てていただけたらと思います。
※記載価格は、一般的な資材屋やレンタル業者サイトを参考にした相場です。社会情勢や市場状況により、大きく変化する可能性があります。
コメント