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ビデ足場とはビティ足場(枠組足場)のこと|特徴とおすすめケース

「ビデ足場について知りたい!どんな足場?」
「はじめてビデ足場って聞いたのだけど、他の足場タイプとどこが違うの?」

足場の導入を検討する際には、さまざまな足場の情報を知っておきたいですよね。
そんなとき、「ビデ足場」のように、どこかで聞いたことがあるような名称を耳にすると、気になってしまうかと思います。

ただ最初にお伝えしておくと、「ビデ足場」という足場は存在しません。

使っている人が一定数いますが、これは「ビティ足場」がなまって、「ビデ足場」と呼ばれるようになったものと考えられます。

つまりビデ足場は言い間違いで、実際には「ビティ足場」のことなのです。

「ビティ足場」とは、鋼管を門型に溶接した建枠、ジャッキベースや筋交い材、鋼製布板などを組み合わせて作る「枠組足場」を指します。

「ビティ足場」とは、鋼管を門型に溶接した建枠、ジャッキベースや筋交い材、鋼製布板などを組み合わせて作る「枠組足場」を指します。

この記事では、ビティ(ビデ)足場に興味をお持ちの方に向けて、特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

ビティ(ビデ)足場の基本情報
他の呼び方
ビティ(ビデ)足場は、枠組足場と同義語
特徴
  • クレーンを使って組み立てる
  • 強度が高い
  • 耐久性が高い
  • 足場の幅が他の足場タイプより広め
メリット
  • 安定した構造で強度が高い
  • 標準化されているため組み立て・解体が比較的簡単
  • 作業時の騒音被害を抑えられる
デメリット
  • 狭小地や複雑な形状の工事には適さない
  • 他の足場タイプに比べてコストが高い

強固なフレーム構造を持つ「ビティ足場」は、一般的に他の足場より高額ですが、適切な部材や量を選別することや、調達手段を工夫することでコストを抑えられる場合もあります。

この記事を読めば、ビティ足場について詳しくなるだけでなく、賢く仕入れるポイントまでつかめます。

現場に最適な足場を選びたい方に役立つ内容ですので、最後までしっかり読み進めていきましょう。

目次

1. ビデ足場(ビティ足場)は「枠組足場」のこと

ビデ足場(ビティ足場)は「枠組足場」のこと

冒頭で述べたように、「ビデ足場」という足場は存在しません。

「ビティ足場」がなまって、いつの間にか「ビデ足場」と呼ぶ人が出てきたというのが通説です。

「ビティ足場」とは、鋼管を門型に溶接した建枠やジャッキベース、筋交い材、鋼製布板などを組み合わせて作る「枠組足場(鋼製枠組足場)※」を指します。

※正式には鋼製枠組足場。現在は、鋼製枠組足場=枠組足場とするのが一般的。

枠組足場が「ビティ足場」と呼ばれるようになった由来には、2つの説があります。

「ビティ足場」という呼び方の由来
  • 1940年頃にアメリカで枠組足場の基礎を考案した「デビッド・イー・ビティ氏」の名前からきている
  • 1952年に日本に初めて輸入された枠組足場が「ビティ・スキャホード社」製だったことからきている

どちらの説が正しいかははっきりしませんが、「ビティ足場」という呼び名は広く認知され、枠組足場を表す言葉として定着しています。

したがって、本記事では2章以降、「ビデ足場」という言葉は使用せず、「ビティ足場」について、特徴や他の足場タイプとの違いを詳しく説明していきます。

2. ビティ足場(枠組足場)の特徴

ビティ足場(枠組足場)の特徴

ビティ足場(枠組足場)とは、鋼管を門型に溶接した建枠を中心に、ジャッキベース、筋交い材、鋼製布板(踏板)などを組み合わせた仮設足場です。

クレーンで頑強な部材を荷揚げし、ピンで連結させて組み立てます。

部材の強度が高く、耐久性に優れ、地上45m程の高層建築にも対応できる足場です。

【門型の建枠(例)】

出典:足場JAPAN|枠組足場中古商品一覧|アルミスカイガード

ビティ足場には以下のような特徴があります。

ビティ足場の特徴4つ
  • クレーンを使って組み立てる

    → 組み立ては主にクレーンを使って行うため、大規模な現場や高所での作業に適している

  • 強度が高い

    → 作業員や資材などの重い荷重に耐えられる設計がされている

  • 耐久性が高い

    → 錆びや劣化に強い鋼管で構成されており、長期間の使用でも変形や破損のリスクが少ない

  • 足場の幅が他の足場タイプより広め

    → 作業スペースが比較的広いため、作業員の安全性が確保できる

ビティ足場は、クレーンを使用した組み立て、大きな強度と耐久性、広めの作業スペースなどの特徴を持ち、特に高所作業や長期的な使用が求められる場面での利用に適しています。

チェック!ビティ足場には「インチサイズ」「メーターサイズ」の2種類がある
ビティ足場には、「インチサイズ」と「メーターサイズ」の2種類があり、現場の規模や用途に応じて選ばれます。

大手会社の多くはインチサイズを採用していますが、メーターサイズの方が若干小さく軽量なため、そちらを使用するケースもあります。

一見すると似ていますが、部材のいくつかは互換性がなく、違う種類と併用ができないため、仕入れの際には注意が必要です。

3. ビティ足場(枠組足場)のメリット3つ

ビティ足場(枠組足場)のメリット3つ

ビティ足場は、強度と耐久性に優れ、大規模工事の高所作業や長期的な現場で活用されている足場です。

3章ではメリットを詳しくみていきましょう。

ビティ足場のメリット3つ
  • 安定した構造で強度が高い
  • 標準化されているため組み立て・解体が比較的簡単
  • 作業時の騒音被害を抑えられる

順に解説します。

3-1. 安定した構造で強度が高い

ビティ足場の最大の利点は、高い安全性です。

安定した構造と強い強度を備え、高所作業において作業者をしっかりと守ります。

ビティ足場は安定性抜群!
  • 頑強な構造

    鉄鋼製の部材を組み合わせた建枠中心の構造は、非常に頑丈で、崩れにくく、高い強度を誇ります。

  • 風や外部の力に対する高い耐性

    高所作業の安全性を確保するために設計されており、悪天候時でも安定した状態を維持できます。

  • 広い踏板(作業床)

    作業者が広い範囲で安全に移動できるため、足場を踏み外すリスクが減少します。

ビティ足場は、高所作業での安定性を最重視した設計がなされており、その高い強度により、足場に関連する事故のリスクを最小限に抑えることができます。

3-2. 標準化されているため組み立て・解体が比較的簡単

2つめのメリットは、規模に対して組み立てや解体が比較的簡単である点です。

ビティ足場は設計が標準化されており、規格に従った部材を使用しています。
そのため、規模が大きい現場でも、足場の組み立てはスムーズに進行します。

専門的な技術がなくても、作業員は規格に従って部材を組み合わせるだけで設置作業ができ、作業の効率化が図れます。

ただし、くさび緊結式足場のようにハンマーだけで短時間で組み立てられるわけではなく、クレーンで部材を運ぶなど、ある程度の大掛かりな作業は必要です。

※くさび緊結式足場(くさび式足場):鋼管の骨組みに手すりや床材をハンマーで打ちつけて組み立てる足場

とはいえ、大きな規模の足場にしては、組み立てや解体が想像以上にスムーズに進められます。

頑強で大掛かりな足場が必要だが、設置や解体を効率良く行いたいという場合には、ビティ足場が最適な選択肢と言えるでしょう。

※他の足場タイプとの違いについては、5.【比較表あり】ビティ足場(枠組足場)と他の足場タイプとの違いで詳しく解説します。

3-3. 作業時の騒音被害を抑えられる

作業時に騒音を抑えられることも、ビティ足場のメリットの1つです。

ビティ足場は、打ち込みなどの金属音を発生させることなく、組み立てが可能です。
部材をピンで連結するだけで足場が完成するため、音を立てずに作業が進められます。

一般的な足場の組み立てでは、ハンマーやその他の打撃音を発する工具が使用されることが多く、これによる騒音は周囲に悪影響を及ぼすリスクが避けられません。

騒音に対する理解を得るための周知や、時にはクレーム対応が必要となることもあります。

ビティ足場なら騒音被害を最小限に抑え、住宅地やオフィス街などの静かな環境でも、音によるトラブルを心配せず効率的に作業を進めることができます。

作業が比較的静かに行えるビティ足場は、特に地域や周囲の人々への配慮が求められる現場での設置に最適だと言えるでしょう。

4. ビティ足場(枠組足場)のデメリット2つ

ビティ足場(枠組足場)のデメリット2つ

安定性において、信頼感の高いビティ足場ですが、デメリットもあります。

ビティ足場のデメリット2つ
  • 狭小地や複雑な形状の工事には適さない
  • 他の足場タイプに比べてコストが高い

順に解説します。

4-1. 狭小地や複雑な形状の工事には適さない

デメリットの1つめは、狭小地や複雑な形状の工事には適さないことです。

ビティ足場の構造は比較的シンプルですが、設置にはある程度のスペースが必要になります。

標準化された設計で、一定のパターンに従って組み立てるため、柔軟性に乏しく、地形や建物に応じたカスタマイズが難しいという特徴があるのです。

たとえば、住宅密集地のリフォーム現場を想定してみましょう。
隣接する家との間が数メートルのスペースしかない場合、ビティ足場は足場の枠を設置するための十分なスペースが確保できません。

支柱の設置位置に制限が生じ、水平バランスを保てないため、作業員の安全確保が困難になる恐れがあります。

また、ビティ足場は直線的な形状に適しているため、入り組んだ構造の建物や円形の建築物では細かい調整ができない場合があります。

このように、ビティ足場の設置には一定の制約があり、狭小地や複雑な形状を持つ工事を行う場合は、事前の検討が必要であることを把握しておきましょう。

※一部のメーカーでは、カスタマイズ等のオプション対応を行っている場合もあります。

4-2. 他の足場タイプに比べてコストが高い

ビティ足場の、大きなデメリットといえるのが、他の足場タイプに比べてコストが高めであることです。

これは、耐久性や強度が強い比較的高価な部材を、数多く使用するためです。

また一般的に、人件費や運搬費用も、他の足場タイプより高くなります。

ビティ足場のコストが高い理由
  • 部材が多い
  • 使用する部材自体の価格が高い
  • 組みた立てに多くの人手が必要で人件費がかかる
  • クレーンでの運搬費用が発生する

特に短期間のリフォーム工事や、低層階の現場では、コストに見合ったメリットが得られない場合があるため注意しましょう。

足場を選ぶ際は、使用目的とコスト面でのバランスを見極めて、最適な足場を選ぶことが重要です。

次章では、ビティ足場と他の足場タイプとの違いを比較表を用いて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

※ビティ足場は一般的に他の足場よりコストが高めですが、使用する部材や量、調達方法次第でコストを抑えられる場合もあります。

ビティ足場を安く仕入れる方法については、6.失敗しない!ビティ足場(枠組足場)の仕入れのポイント2つで詳しく解説します。

5.【比較表あり】ビティ足場(枠組足場)と他の足場タイプとの違い

【比較表あり】ビティ足場(枠組足場)と他の足場タイプとの違い

「ビデ足場じゃなくてビティ足場が正解。で、ビティ足場の特徴も大体分かった。でも、他の足場タイプとはどう違うのだろう?」

ここまで読んできて、こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
違いがわからなければ、ビティ足場を選ぶべきかどうか判断できないですよね。

そこで5章では、他の代表的な足場、「くさび緊結式足場」、「枠組足場」と、「ビティ足場」を様々な要素で比較して違いを明確にしていきます。

チェック!【ビティ式以外の代表的な足場タイプ2つ】
  • くさび緊結式足場:鋼管を支柱とし、手すりや筋交いをハンマーでくさびに打ち込んで緊結する足場

  • 単管足場:単管パイプとクランプを軸に、ボルトで固定して組み立てるタイプの足場

まず、気になる項目別に比較した下表をご覧ください。

【項目】
ビティ足場
くさび緊結式足場
単管足場
組み立てやすさ
組み立て時の騒音
騒音なし

金属音(大)あり

金属音あり
安定性
耐久性
柔軟性
(狭小地等への対応力)
コスト
高い

中程度

安い
よく使用される現場
  • 高層建築物
  • 大規模修繕工事
  • 低中層建築物
  • 外壁塗装などの短期間工事
  • 複雑な形状の建物
  • 低層住宅の外壁塗装
  • 隣家との距離が近い場所での工事

くさび緊結式足場は組み立てやすく、一定の耐久性も確保されていますが、安定性においてはビティ足場にやや劣る部分があります。

単管足場は、部材を自由に組み合わせられるため、狭い場所や複雑な形状の現場での対応力に優れています。
しかし、安定性や耐久性の見地から、長期間の使用や高所作業には不向きといえるでしょう。

強固なフレーム構造を持つ「ビティ足場」は、この中で最も高い安定性と耐久性を誇る足場です。
長期間の使用や風圧を受けやすい現場でも、優れたパフォーマンスを発揮します。

他の足場タイプに比べてコストが高いというデメリットはありますが、何より安定性を重視する現場においては、効率的かつ信頼性の高い選択肢となるでしょう。

6. ビティ足場(枠組足場)の使用がおすすめのケース

ビティ足場(枠組足場)の使用がおすすめのケース

他の足場タイプとの違いを知っていただいた上で、ビティ足場の使用を特におすすめしたいケースをまとめておきましょう。

安定性と強度の面で信頼性の高い「ビティ足場」は、特に以下のようなケースでその利点を最大限に発揮できます。

ビティ足場の使用がおすすめの3つのケース
  • 高層建築物の工事

安定性と強度に優れたビティ足場は、高層建築物の工事に最適です。
特に風圧など、高さによるリスクが伴う工事で、作業員の安全確保のために採用されています。

例:高層ビル建設、大規模な外壁修繕工事

  • 長期間の使用が必要な大規模工事

ビティ足場は、長期使用に耐えられる頑強な構造を持っており、設置後の安定性も高いため、大規模工事で長期間使用される際に非常に有効です。

例:大規模な改修工事、インフラ施設の建設

  • 比較的コストをかけられて高い安定性を求める現場

ビティ足場は、高い安全基準が求められる現場や、長期間の使用が見込まれる場合において、コストをかけてでも安定した作業環境を確保したいというニーズに応える足場です。

例:施設や商業ビルの改修、大型プロジェクトの設計・建設

ビティ足場は、特に大規模で安全性が求められる現場に適しています。

他の足場に比べて柔軟性が欠ける部分もありますが、しっかりした基盤を作りたい現場には最適な足場タイプといえるでしょう。

7. ビティ足場(枠組足場)をお得に仕入れる方法3つ

ビティ足場(枠組足場)をお得に仕入れる方法3つ

コストが高めのビティ足場は、なるべくお得に、過不足なく仕入れたいですよね。

ここでは、ビティ足場をお得仕入れる方法を3つご紹介します。

ビティ足をお得に仕入れる方法3つ
  • 中古品の活用を選択肢に入れる
  • 短期工事の場合は「レンタル」を検討する
  • 資材店で図面を見せて相談する

順にみていきましょう。

7-1. 中古品の活用を選択肢に入れる

ビティ足場をお得に仕入れるポイントの1つめは、中古品の活用です。

適切に中古品を取り入れることで、大幅なコスト削減が可能になります。

ビティ足場の部材は耐久性に優れており、中古だからといって品質が著しく劣るわけではありません。

特に、布板(踏み板)、横材、クランプ類などの耐久性が高い部材は、中古品でも問題なく使用できるケースが多い上に、新品の20〜30%オフの価格で手に入れることができます。

使用年数や状態をしっかり確認し、品質管理が徹底された中古品を選ぶことで、コストパフォーマンスを向上させつつ、安全性もしっかり確保できます。

自社で工事を請け負う際、他の足場材より高価格なビティ足場を揃えるのは、大きな負担となるケースが多いのではないでしょうか。

コストを抑えるためには、中古品の活用を検討しましょう。

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7-2. 短期工事の場合は「レンタル」を検討する

短期工事でビティ足場を使用する場合は、レンタルを検討するのも一案です。

1ヶ月未満の使用であれば、多くの足場材において、レンタル料金は新品の半額以下になることが一般的です。
そのため一時的な工事 で使用する場合、購入するよりもコストを抑えられる可能性が高いでしょう。

ただし、レンタル期間が長くなる(約3ヶ月以上)と、レンタル料金が購入費用を上回る可能性もあるため注意が必要です。

また、以下の点にも気をつけましょう。

  • 返却時の状態 :汚れや損傷があると追加料金が発生することがある
  • 運搬コスト :レンタル会社までの輸送費や返却費用も考慮が必要

事前に レンタル期間・料金・諸費用 をしっかり確認し、トータルコストを比較した上でお得かどうかを判断するようにしてください。

7-3. 資材店で図面を見せて相談する

お得に仕入れるポイントの3つめは、購入前に資材店で図面を見せて相談することです。

これにより、現場に最適な部材と必要な数量を正確に選べ、無駄な購入や不足を防ぐことができます。

ビティ足場は規格が標準化されていて、組み立てやすいという特徴がありますが、現場によって適切な部材や数量は異なります。

また、ビティ足場には「インチサイズ」と「メーターサイズ」の2種類があるため、現場に合わせたサイズ選びが必要です。
メーカーによっても微妙な違いがあり、自己判断では互換性のないものを間違って選ぶ可能性があります。

そのため、工事の規模や建物の形状がわかる図面を準備し、資材店で相談することが非常に大切です。

専門知識を持ったスタッフに、現場に最適な部材やサイズ、組み合わせや数量に関する意見を聞くことで、間違いのない選定ができるでしょう。

図面を元にプロの意見を活用することが、失敗なくビティ足場を手に入れるための確実な方法です。

※足場や足場材の価格について詳しく知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。
足場材ってどれくらい?種類別に新品・中古・レンタル価格を比較

足場材を購入するなら「足場JAPAN」がおすすめ
「足場材を安く購入したい」と考えている方におすすめなのが「足場JAPAN」です。

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8. まとめ

ビデ足場という足場は実際には存在せず、ビティ足場(枠組足場)のことを指して使われています。

ここで、ビティ足場の、メリット、デメリット、使用がおすすめのケースを整理しておきましょう。

ビティ足場|メリット・デメリット・おすすめのケース
メリット
  • 安定した構造で強度が高い
  • 標準化されているため組み立て・解体が比較的簡単
  • 作業時の騒音被害を抑えられる
デメリット
  • 狭小地や複雑な形状の工事には適さない
  • 他の足場タイプに比べてコストが高い
使用がおすすめのケース
  • 高層建築物の工事
  • 長期間の使用が必要な大規模工事
  • 比較的コストをかけられて高い安定性を求める現場

ビティ足場は、安定性や高い耐久性を備えている一方、設置には十分なスペースが必要で、コストが高めであることに注意が必要です。

現場の条件に合わせた適切な足場選びを行う上で、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社エルライン 社長室 1級電気工事施工管理技士

新卒で大手総合設備会社に施工管理として就職し、大型現場の再開発工事を経験。その後、建設人材派遣会社へと移り、複数現場で施工管理としての経験を積む。1級電気工事施工管理技士に合格したのを機に、同社の本社へと出向し、教育に携わる。2024年4月にエルライングループにジョインし、教育や採用活動、広報・マーケティング業務などに従事。

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