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レンタル管理システムおすすめ製品13選|選ぶポイントや特徴も紹介

「レンタル管理システムの導入を考えているけど、いったいどれを選べば良いのだろう」
「自社の目指すべき業務効率化を図るには、選ぶべき機能や特徴があるのだろうか?」

市場には多くの管理システムが存在しているため、システムのメリットや効果は何となく理解しているものの、「具体的にどれを選べば良いのだろうか」と、選定の段階で悩まれているのではないでしょうか?

レンタル管理システムとは、その名の通り、賃貸業務を効率的に管理するためのソフトウェアのことです。

実際のところ、レンタル管理システムと一口にいっても、機能や特徴は製品によって違います。どの業務を中心に効率化を目指しているのか、その目的には差異があるのです。

そのため、選定時には、自社がシステムに対し「主にどんな効果を求めるか」を明確化して、必要な機能や特徴の備わったシステムを選ぶことが大切です。

そこで今回の記事では、レンタル管理システムおすすめ13選を挙げ、それぞれがどんなケースや企業におすすめなのか、機能や特徴を交えてご紹介していきます。

この記事を読んでわかること
  • レンタル管理システムの主な4つの機能を、具体例を交えてご紹介
  • レンタル管理システムを選ぶポイントがわかる
  • おすすめのレンタル管理システムの、機能や特徴がわかる

最後まで読んでいただければ、レンタル管理システムの主な機能や選び方を知り、自社のニーズに合うシステムとはどのようなものか、明確にイメージできるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
すぐにおすすめのレンタル管理システムを知りたい方は、以下リンクをクリックしておすすみください。
▶︎4. おすすめのレンタル管理システム13選を一覧で紹介

目次

1. レンタル管理システムとは「賃貸業務を効率的に管理するためのソフトウェア」

レンタル管理システムとは「賃貸業務を効率的に管理するためのソフトウェア」

レンタル管理システムは、賃貸業務に関わる情報を統合し、関連プロセスを自動化・効率化するためのソフトウェアです。

賃貸業務に関わる情報の例
  • 在庫情報:在庫状況や商品のステータス
  • 顧客情報:連絡先やレンタル履歴
  • 取引情報:貸出・返却の記録
  • 商品情報:型番、仕様、メンテナンス履歴
  • 財務情報:売上データ、各商品の収支

システムを導入することで、在庫管理や顧客情報の管理、支払管理など、レンタルビジネスのさまざまな業務をまとめて管理できるようになります。

システムを導入することで、在庫管理や顧客情報の管理、支払管理など、レンタルビジネスのさまざまな業務をまとめて管理できるようになります。

ただし、冒頭でもお伝えした通り、「レンタル業務のうちのどの業務」を優先して効率化・自動化を目指しているかは、個々の製品によって異なります。上記の効果全てを、どの製品も実現できるというわけではありません。

レンタル品の入出庫(貸出・返品作業)に関わる機能に特化している製品もあれば、請求や支払いの管理、顧客管理といった、より多くの機能性を備えたシステムもあります。

続いての章では、レンタル管理システムの主な機能をご紹介しますが、いったんここで、上記の効果のうち「どれを最も期待して導入を考えているか」という点を明確にしてみてください。

具体的に「どの業務を、どこまで(どのように)効率化することを目指すか」をイメージすることで、自社のニーズに適したレンタル管理システムを選ぶことができるのです。

2. レンタル管理システムの主な4つの機能

レンタル管理システムの主な4つの機能

先にお伝えした通り、レンタル管理システムの機能には、製品によってバラつきがありますが、代表的な機能としては、次の4つが挙げられます。

レンタル管理システムの代表的な機能

それぞれの概要を、どんな課題に解決につながるのかという具体例もあわせてご紹介しますので、どの機能が自社にとって優先すべきかの参考にお役立てください。

2-1. 在庫管理機能

在庫管理機能とは、レンタル業務における商品の保有・貸出状況を正確かつ効率的に管理する機能です。主な内容例として、下記のものがあります。

  • リアルタイムの在庫状況追跡
  • 商品のステータス管理
  • RFIDタグを利用した効率的な在庫確認

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

2-2. 請求・支払管理機能

請求・支払管理機能とは、レンタル料金の請求から入金管理までを自動化する機能です。主な内容例として、下記のものが挙げられます。

  • 自動請求書生成
  • 複雑な請求方法への対応
  • レンタル料金の自動計算

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

2-3. 顧客管理機能

顧客管理機能とは、顧客情報を一元管理し、顧客サービスの向上や効果的なマーケティングを支援する機能です。主な内容例として、下記のものが挙げられます。

  • 顧客情報のデータベース化
  • レンタル履歴の記録と分析
  • カスタマイズされた通知の作成

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

2-4. データ分析・レポート機能

データ分析・レポート機能とは、蓄積されたデータを分析し、経営判断や戦略立案に役立つ情報を提供する機能です。主な内容には、下記のものが挙げられます。

  • 売上や利益のトレンド分析
  • 商品別、顧客別の利用率分析
  • 経営判断に役立つ各種レポートの自動生成

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

具体例を挙げた、各内容のイメージは次の通りです。

3. レンタル管理システムを選ぶポイント

レンタル管理システムを選ぶポイント

ここまで、レンタル管理システムの代表的な機能について解説しました。「自社にはこんな機能を備えたシステムが必要だ」というイメージが、明確になったのではないでしょうか?

先にお伝えした通り、システムを選ぶ際には、まず「必要な機能性を備えているか」が大切です。

しかしながら、機能性以外にも、下記の通り、ぜひ押さえておきたいポイントがありますので、あわせて解説していきましょう。

レンタル管理システムを選ぶポイント

3-1. 機能性|自社に必要な機能を重視

レンタル管理システムを選ぶ際にまず優先したいポイントは「機能性」です。

なぜなら、自社の業務ニーズに最適な機能が揃っていることが、業務効率と顧客満足度を最大化するための前提となるからです。

ほかのポイントを押さえていても、必要な機能が欠けている場合、レンタル管理業務の効率化は成功しにくいでしょう。

市場にあるレンタル管理システムには、先にお伝えした4つの主要機能が揃っている製品も多いため、「機能のある・なし」で取捨選択するのは難しいかもしれません。

そのため、機能性の選び方としては、「自社に必要な機能が充実しているか」という視点で、比較されることをおすすめします。

システムを使う目的(重視する内容)に分けて、おすすめの機能(充実させたい機能)と、製品の具体例を簡単にまとめましたので、ぜひ「自社に優先すべき機能」を判断される際のご参考にしてください。

重視する内容おすすめの機能製品の具体例
レンタル品の
入出庫業務の効率化
在庫管理バーコードやRFIDタグと連携できる製品
顧客との契約や
予約状況の正確な把握
契約・予約管理自動リマインダー機能など、返却期限や契約更新の通知を自動で行える製品
複雑な請求体系への対応請求・支払管理割引やキャンペーンなども含めた複雑な料金計算・請求書を作成できる製品
リピーターの獲得や
顧客満足度向上
顧客管理顧客情報や履歴から、パーソナライズされたサービス提供が可能な製品
ビジネス戦略の策定や
レンタル履歴の分析
データ分析・レポート稼働率や収益率などの分析ができる製品

上記のほか、特定の業界・業種向けに設計された、業界特有のニーズや規制に対応した機能を備えているシステムもあります。

自社のビジネスモデルや優先順位を考慮し、最適なシステムを選択することが重要だと言えるでしょう。

3-2. 連携性|ほかのシステムと連携可能か確認

レンタル管理システムの導入を検討されている企業のなかには、すでに会計ソフトや顧客管理システム、ECサイトなどをレンタル業務にお使いの場合もあるのではないでしょうか。

「将来的に使う予定があるかもしれない」という可能性も含めて、ほかのシステムと連携可能かというポイントは、システムを選ぶ上で重要なポイントといえます。

理由としては、せっかくレンタル管理システムを導入しても、既存システム(あるいはこれから運用予定のほかのシステム)と連携できないと、データの二重入力が必要になるなど、手間が増えたり、人的ミスが発生しやすくなったりするからです。

逆に言いますと、システム間で情報が共有できれば、作業効率の向上や意思決定の迅速化につながり、レンタル業務をまとめて効率化できるでしょう。

3-3. 操作性|自社に導入しても使えそうか確認

システムの操作性も非常に重要な要素です。システムを実際に使用するのは従業員であり、使いやすさが業務の効率に直結するからです。

製品のなかには、無料トライアルを提供している場合もありますので、積極的に利用し、実際の操作性を試してみることをおすすめします。

製品の比較ポイントとして、下記の点を参考にしてみてください。

製品の比較ポイント
  • 直感的な操作がしやすいか:操作画面が見やすい、次に何をすべきかわかりやすいなど、必要な情報にスムーズにアクセスできると、日々の業務効率化につながります。
  • モバイル対応が可能か:パソコン(Webアプリ)だけでなく、スマートフォンやタブレットからも操作可能であれば、リモートワークや出先での利用ができます。
  • 処理速度に問題はいないか:遅延が発生すると業務全体に支障をきたすため、データ入力や検索、レポート作成などがスムーズにできると安心です。

自社に導入した際の実用性をしっかりと確認し、より使いやすいシステムを選ぶことで、従業員のトレーニングコストの削減にもつながるでしょう。

3-4. カスタマーサポート|自社に必要な内容が提供されているか確認

カスタマーサポートが充実していることも重要なポイントです。

なぜなら、システムに何か問題があった際や運用で困ったときに専門的なアドバイスが受けられるからです。自分たちで悩んで試行錯誤するよりも早く解決につながり、業務遅延を防げるでしょう。

レンタル管理システムには、おおまかに分けて下記のようなサポートが設けられています。

サポート内容の例
  • 運用サポート:運用上の疑問や質問に対する対応を行う
  • 復旧サポート:サーバー障害などの緊急時に迅速に復旧を行う
  • 教育サポート:新たにシステムを導入した際や担当者が交代した場合の再教育を行う
  • システム改良の提案:業務拡大や事務量増加に伴い、システム改善が求められる際、顧客の要望を考慮した最善の改善案を提案する

運用・復旧サポートの提供がなされているかは、システムを選ぶ上で欠かせません。

新しいシステムの導入時には、スタッフへの教育やトレーニングが必要ですので、充実したサポートがあれば、従業員がシステムを効果的に活用できるようになり、業務効率の向上につながるでしょう。

また、会社の成長にあわせてシステム改良を提案してもらえれば、より実践的で安定した長期運用が可能になりますので、自社のシステム運用ビジョンに合わせて、サポート内容を選択することをおすすめします。

3-5. 拡張性|企業のビジョンに合わせて選択

レンタル管理システムの選択において、「拡張性」も重要な要素です。ただし、全ての企業に必須というわけではなく、今後「成長・変化を予定している企業」に押さえるべきポイントといえるでしょう。

レンタル管理システムのなかでも、拡張性の高いシステムは、下記のような特徴を持つからです。

  • 独自のビジネスニーズにあわせて、調節・カスタマイズができる
  • 新機能の追加など、将来的な要件変更に対応できる
  • 取引量や商品数の増加に対応できる

拡張性が高いと、事業拡大や新規サービス導入に柔軟に対応できますので、以下のような企業におすすめといえます。

拡張性が必要な企業の具体例
  • 事業規模が急速に拡大し、新しい商品やサービスを頻繁に追加する可能性がある
  • 新規事業への参入や、異なる業種へのレンタルサービス拡大を計画している
  • 将来的に店舗数を増やし、各店舗の管理を統合したいと考えている

逆に、特に大きな変化を予定しておらず、安定した運営を目指す場合には、拡張性の優先度は高くないでしょう。

むしろ、拡張性が高いと、一般的にコストがかさむ傾向がありますから、基本的な管理機能(固定機能)で十分管理できるなら、無理に拡張性を求める必要はありません。

拡張性がなくても良い企業の具体例
  • 取扱商品が小規模・限定的で、大幅な事業拡大を予定していない
  • 成熟企業: 長年同じビジネスモデルで運営しており、安定した顧客基盤を持っている
  • 特定の業界に特化しており、取扱商品の大幅な変更を予定していない

システムの選定時には、長期的な視点で企業の成長戦略と合致しているかを評価することが重要です。

3-6. システムのタイプ|オンプレミス型とクラウド型

レンタル管理システムには主に下記の2つのタイプが存在し、どちらを選ぶのかも、システム選定時の重要なポイントといえます。

  • オンプレミス型:自社のサーバーにシステムを構築し、運用する
  • クラウド型:インターネット経由で提供されるサービスで、外部のサーバー上で運用する

なぜなら、それぞれのタイプはメリット・デメリットが異なるからです。
まず、オンプレミス型の特徴から見ていきましょう。

オンプレミス型
メリット
  • 自社のニーズに合わせて自由にシステムを設計できる
  • 自社でセキュリティ対策を行うため、機密情報を安全に保護でしやすい
  • 自社内のほかのシステムとの統合がしやすい
デメリット
  • ハードウェアやソフトウェアの購入が必要で、初期投資が大きい
  • システム構築に数ヶ月かかることが多い
  • 自社で運用・管理するため、専門知識を持つ人材が必要である

続いては、クラウド型の特徴です。

クラウド型
メリット
  • 契約後すぐに利用開始でき、コストも抑えられる
  • 契約内容を変更することで簡単にサーバーの容量を増減しやすい
  • インターネットさえあればどこからでもアクセスできる
デメリット
  • 基本として、利用に応じた月額料金(サブスク費用)がかかる
  • プラットフォーム上で動作するため、自社独自のニーズには応えられない場合がある
  • クラウドサービスプロバイダーにセキュリティ対策を依存する

レンタル管理システムには、以下のようなコストがかかりますが、

  • 導入費用(初期費用)
  • 月額や年間のライセンス費用
  • カスタマイズにかかる追加費用
  • トレーニング費用
  • 保守・サポート費用

オンプレミス型は導入費用が高くなりやすく、クラウド型は、月額や年間のライセンス費用がかさみやすい(類型コストが増加する可能性がある)ということです。

下記のおすすめの企業のタイプも参考に、自社の目的やシステム運用ビジョンに合わせて、適するタイプを選ぶと良いでしょう。

タイプおすすめの企業のタイプ
オンプレミス型
  • 自社でのセキュリティ管理やカスタマイズを重視する大規模企業
  • 特定業種に特化した企業
クラウド型
  • コストを抑えたい中小企業
  • 迅速な導入を希望するスタートアップ

4. おすすめのレンタル管理システム13選を一覧で紹介

おすすめのレンタル管理システム13選を一覧で紹介

レンタル管理システムを選ぶポイントを確認したことで、「こんな製品が自社に必要だ」「〇〇機能に力を入れた製品が適しているな」と、具体的な製品像が見えてきたのではないでしょうか?

選ぶポイントを押さえたら、あとは市場にあるシステムから、自社に適するものを絞り込んでいく段階となります。とはいえ、色々あって選びきれないという方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、下記の通り、おすすめのレンタル管理システム13選を、一覧でご紹介していきます。

どのような場合におすすめか製品名
入出庫管理業務を中心に効率化を図りたい
販売や在庫管理など、
多方面から業務を効率化させたい
自社のニーズにあわせた運用形態を選びたい
建設業など、
特定の業種のレンタル業務に役立つ機能もほしい
リース業向けの複雑な業務も
効率化・自動化を図りたい

各製品の詳細は以下のとおりです。

製品名提供元料金/プランタイプ
invento株式会社 tc-i管理在庫数50個・ユーザー数2人の場合:月額0円クラウド型
ZAIKA株式会社TENT料金:要問い合わせ
<プランあり>
お試しプラン
スモールプラン
QRプラン
RFIDプラン
クラウド型
レンタルプラス株式会社アトムエンジニアリング料金:要問い合わせクラウド型
楽商Myレンタル株式会社 日本システムテクノロジー料金:要問い合わせオンプレミス型
Aladdin Office(アラジンオフィス)株式会社 アイル料金:要問い合わせクラウド対応可能(要問い合わせ)
レンタル・マネージャー・クラウド株式会社ビーエスシー標準販売価格:79万2,000円(税込)/年間
月額料金:6万6,000円(税込)標準パッケージ2ライセンス(クラウド版)
導入設定・研修費用: 33~55万円(税込)
オンプレミス型/クラウド型
KAREN-COREキッセイコムテック株式会社料金:要問い合わせ
<プランあり>
KAREN-CORE SaaS(クラウド型)
KAREN-CORE Subscription (サブスクリプション型)
KAREN-CORE for WEB (パッケージ型)
オンプレミス型/クラウド型
LPRE(エルプレ)株式会社エルライン料金:要問い合わせクラウド型
レンタル百貨株式会社アルタス情報システム料金:要問い合わせ不明につき要問い合わせ
i-Rent Plus株式会社NSD料金:要問い合わせクラウド型
レンタル車・機材管理システム株式会社シフト料金:要問い合わせクラウド型
リース管理システム「VLRS」株式会社バルテック料金:月額33万円(税込)クラウド型
足場仮設リース管理システム株式会社シフト料金:要問い合わせ不明につき要問い合わせ

では、概要を確認したところで、それぞれのケース別に、おすすめの製品についてご紹介していきましょう。

5. 入出庫管理業務を中心に効率化を図りたい場合におすすめのレンタル管理システム3選

入出庫管理業務を中心に効率化を図りたい場合におすすめのレンタル管理システム3選

まずは、「入出庫管理業務を中心に効率化を図りたい」という場合におすすめしたいレンタル管理システムとして、次の3つをご紹介していきましょう。

レンタル管理システムおすすめの企業
invento小規模なレンタル業者やこれからレンタル業を始めたいスタートアップ企業
ZAIKARFIDタグを活用したい小~中規模のレンタル会社や、ピッキングミスの削減を目指す企業
レンタルプラス商品のステータス管理を重視するレンタル業者や、個体管理が必要な商品を扱う企業

5-1. invento

invento
出典:invento

inventoは、株式会社 tc-iが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、小規模なレンタル業者や、これからレンタル事業を始めたいスタートアップが挙げられます。

下記の通り、入出庫業務を中心としたレンタル業務に必要な基本機能が揃っており、なおかつ基本プランが無料で使えるからです。

製品概要
提供元株式会社 tc-i
料金
  • 管理在庫数50個・ユーザー数2人の場合:0円/月
  • 上記以上の在庫数やユーザー数の利用:要問い合わせ
システムタイプクラウド型
主な機能
  • QRコードを利用した入出庫管理: 在庫に貼り付けた QR コードシールをスマホから読み込み、在庫ステータスを管理できます。
  • 入出庫伝票の作成:伝票一覧ページで、伝票作成・レンタル商品やスケジュールの管理が可能です。
  • 在庫カレンダー機能:パソコンやタブレットから、各在庫の有効状況を一目で確認できます。
無料トライアルあり

そのほか、エクセルなどでデータを渡せば、管理アプリに入力してもらえる支援サービス(有料版導入時のみ利用可能)もありますので、既存の在庫管理からの移行もスムーズに行えるでしょう。

追加機能として、下記の全ての機能、サポートを受けられる点にも注目です。

  • 在庫拠点管理:10拠点
  • 在庫保管場所管理:無制限
  • 顧客データ管理:無制限
  • 伝票作成数:無制限
  • 伝票作成・商品マスタ管理API:無制限
  • 導入支援(在庫データ入力・QRシール印刷)※有料版導入時

シンプルで使いやすい機能構成ですので、「とにかくシステムを使ってみたい」「まずは入出庫作業から効率化を進めていきたい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

5-2. ZAIKA

ZAIKA
出典:ZAIKA

ZAIKAは、株式会社TENTが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、RFIDタグを活用したい小~中規模のレンタル会社や、ピッキングミスの削減を目指す企業などが挙げられます。

下記の通り、RFIDタグとリーダーを活用可能なプランが用意されており、なおかつ複数の商品を一括で効率的に管理できるからです。

製品概要
提供元株式会社TENT
料金要問い合わせ
プラン
  • お試しプラン:30日間無料利用可能
  • スモールプラン:エクセル管理からクラウド管理に移行したい方向け
  • QRプラン:QR管理や小規模の法人でお得に利用したい方向け
  • RFIDプラン:RFID管理や中規模の法人でお得に利用したい方向け
システムタイプクラウド型
主な機能
  • 商品マスタ管理:商品の基本情報を登録し、必要に応じて内容を確認・編集できます。
  • 在庫管理:在庫の新規登録、確認、編集、削除を行い、正確な在庫状況を把握できます。
  • 入出庫管理:予約が発生した際には出入庫伝票を作成し、レンタル運用を管理します。
  • 伝票出力:出入庫伝票の内容をレンタル用品リストとして印刷できます。
  • 収益・稼働管理:商品ごとや在庫ごとにレンタルの稼働状況を管理します。売上、利用回数、稼働率、収益率などを確認することができます。
  • 在庫数カレンダー:カレンダー形式で、日付ごとのレンタル可能な在庫数を確認できます。
  • レンタル履歴:在庫のレンタル(貸出)履歴を一覧で確認できます。
  • 貸出先管理:貸出先や顧客の基本情報を登録して一元管理できます。
無料トライアルあり(30日間)

そのほか、CSVファイル取り込み機能やAPI連携により、既存の商品マスタや在庫データ、伝票情報を簡単に移行できるので、システム導入時の初期設定もスムーズに行えるでしょう。

ZAIKAは、RFIDタグを活用した高度な在庫管理機能と、柔軟なプラン選択が可能です。

「RFIDタグを使って在庫管理を効率化したい」「ピッキングミスを大幅に削減したい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

5-3. レンタルプラス

レンタルプラス
出典:レンタルプラス

レンタルプラスは、株式会社アトムエンジニアリングが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、商品のステータス管理を重視するレンタル業者や、個体管理が必要な商品を扱う企業が挙げられます。

下記の通り、在庫管理・入出荷業務に必要な機能が過不足なく揃っており、なおかつ商品ごとの状態や稼働履歴を細かく管理できるからです。

製品概要
提供元株式会社アトムエンジニアリング
料金要問い合わせ
システムタイプクラウド型
主な機能
  • 商品ステータス管理:貸出、修理、廃棄、返却などの状態を管理します。
  • 総数・個体管理品の対応:総数で管理する商品と、固定識別したい商品のどちらも対応できます。
  • 出荷・返却検品:バーコードスキャナによる出荷・返却検品を行います。
  • ピッキングリスト入力:ピッキングリストを発行できます。
  • 受注伝票・貸出明細書出力:伝票や明細の作成、発行ができます。
  • 複数拠点管理:複数の拠点を管理できます。
  • 返却案内メール・返却期限切れメール配信:返却や期限切れのアラートを配信できます。
  • 料金計算:事前に料金を登録することで、簡易的に料金計算ができます。
無料トライアル不明につき要問い合わせ

そのほか、バーコードスキャナを使用した出荷・返却検品や、複数拠点の管理、返却案内メールの配信など、レンタル業務の効率化を総合的にサポートする機能も備わっています。

また、実際に現場を見て自社に適した提案をしてくれるため、スムーズな導入と運用開始が期待できるでしょう。

在庫状況の把握から貸出・返却のミス防止まで幅広くカバーする機能を持つシステムですので、「レンタル商品の管理をより細かく行いたい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

6. 販売業務の効率化も充実させたい場合におすすめのレンタル管理システム2選

販売業務の効率化も充実させたい場合におすすめのレンタル管理システム2選

在庫管理や入出庫管理のほか、「販売業務の効率化も充実させたい」という場合のおすすめレンタル管理システムとして、次の2つをご紹介していきましょう。

レンタル管理システムおすすめの企業
楽商Myレンタル多様なレンタル業務を行なっている企業や、レンタルと販売を組み合わせた事業を展開している企業
Aladdin Office(アラジンオフィス)幅広い賃貸ビジネスを手がけている企業や、請求業務をスムーズにしたい企業

6-1. 楽商Myレンタル

楽商Myレンタル
出典:楽商Myレンタル

楽商Myレンタルは、株式会社 日本システムテクノロジーが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとしては、多様なレンタル業務を行なっている企業や、レンタルと販売を組み合わせた事業を展開している企業が挙げられます。

下記の通り、レンタル業務に必要な基本機能が揃っており、さらに販売管理機能や代替管理機能など、幅広い業務をサポートする機能が搭載されているため、複雑な業務フローを持つ企業にも適しているからです。

製品概要
提供元株式会社 日本システムテクノロジー
料金
  • 要問い合わせ
  • 参考価格:370万円~(5クライアント・ネットワーク対応版の場合)
システムタイプオンプレミス型
主な機能
  • 商品スケジュール:稼働状況を視覚的に確認できます。
  • 貸出管理:同一画面内で、見積・受注・貸出が行えます。Wレンタル(自社商品以外の借り貸し)も可能です。
  • 商品資産管理:総数管理のほか、単品ごとの管理ができます。
  • ハンディターミナル連携:ハンディターミナルを活用し、検品作業が行えます。
  • 販売管理:レンタルだけでなく、一般的な販売管理も行えます。
  • 修理管理機能:自社負担か顧客に請求するかなど、さまざまな修理取引形態に対応できます。
  • 代替管理機能:物件契約を変更せずに、代替商品の出庫などを行い、代替後は商品の貸出スケジュールと実績を代替日から自動引継ぎできます。
  • 単価設定機能:日数別単価や延長単価など、単価パターンを柔軟に、任意登録可能です。
無料トライアルあり

そのほか、RFIDタグを活用した高精度な在庫管理や、ハンディターミナルと連携した検品作業の効率化も可能です。これにより、レンタル商品の紛失防止や、入出庫作業の迅速化が期待できます。また、システムのカスタマイズ性が高く、自社の業務に最適化できる点も魅力です。

充実した機能と柔軟な対応力を兼ね備えたシステムですので、「販売業務とレンタル業務を効率的に両立させたい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

6-2. Aladdin Office(アラジンオフィス)

Aladdin Office(アラジンオフィス)
出典:Aladdin Office(アラジンオフィス)

Aladdin Office(アラジンオフィス)は、株式会社 アイルが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、幅広い賃貸ビジネスを手がけている企業や、請求業務をスムーズにしたい企業が挙げられます。

下記の通り、レンタル、リース、サブスクに必要な機能に加え、定期売上処理により、レンタル契約やサブスクなどの定額請求が行えるといった特徴もあり、複雑な請求業務を自動化することもできるからです。

製品概要
提供元株式会社 アイル
料金要問い合わせ
システムタイプクラウド対応可能(要問い合わせ)
主な機能
  • 定期売上処理:レンタル契約やサブスクなど、定額請求を行えます。
  • 契約一覧表:契約案件を、一覧形式で閲覧できます。
  • シリアル管理:貸出商品を個体管理し、貸出履歴などの情報をシリアルごとに把握可能です。
  • 状態管理:商品コードを分けずに、状態別の在庫管理を行えます。
  • ハンディ連携:入出荷時に、ハンディによる検品ができます。
  • 対応履歴管理:得意先からの問い合わせ対応の履歴を管理できます。
  • レンタル料一括売上処理:日極・月極による毎月の請求を一括で処理できます。
無料トライアル不明につき要問い合わせ

加えて、契約一覧表やシリアル管理により、請求履歴や代替商品の細かい状況を把握することも可能です。一般的な販売管理も行えるため、複数の業務を統合的に管理しやすくなる利点があります。

「レンタル業務・リース業務・販売業務をネットワークとして一元化したい」「「請求処理を定型化して毎月の仕事を効率化したい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

7. 自社のニーズにあわせた運用形態を選びたい場合におすすめのレンタル管理システム2選

自社のニーズにあわせた運用形態を選びたい場合におすすめのレンタル管理システム2選

「自社のニーズにあわせた運用形態を選びたい」という場合におすすめしたいレンタル管理システムとして、次の2つをご紹介していきます。

レンタル管理システムおすすめの企業
レンタル・マネージャー・クラウド請求業務の負担を軽減したい企業や、ITに不慣れで導入や運用に不安を感じる企業
KAREN-COREレンタル業務の精度を高めたい企業や、効率的なデータ管理を実現したい企業

いずれも、オンプレミス型とクラウド型のシステムを提供していますので、「自社にはどちらのタイプが良いのだろうか?」と相談・比較検討がしやすいでしょう。

7-1. レンタル・マネージャー・クラウド

レンタル・マネージャー・クラウド
出典:レンタル・マネージャー・クラウド

レンタル・マネージャー・クラウドは、株式会社ビーエスシーが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、請求業務の負担を軽減したい企業や、ITに不慣れで導入や運用に不安を感じる企業が挙げられます。

下記の通り、請求書の発行や送付、入金確認を自動化する機能を備えており、手作業の負担を大幅に削減できることに加え、導入時にはデータ移行や端末設定、運用研修などのサポートが充実しているため、スムーズな導入がしやすいからです。

製品概要
提供元株式会社ビーエスシー
料金
  • 標準販売価格:79万2,000円(税込)/年間
  • 月額料金:6万6,000円(税込)標準パッケージ2ライセンス(クラウド版)
  • 導入設定・研修費用: 33~55万円(税込)
システムタイプクラウド型/オンプレミス型
主な機能
  • 台帳管理:顧客や商品、在庫などの情報を一元管理し、必要なデータを迅速に検索・抽出します。
  • 入出庫管理:商品の納品や引取に関する伝票の作成・修正、在庫状況の照会、稼働終了や未稼働日の登録を行い、効率的な在庫の動きを管理します。
  • 請求管理:請求書の発行、送付、入金確認を自動化します。
  • 売上実績管理:商品別の売上や運送実績、稼働履歴などを集計・分析し、販売実績を可視化します。
  • 売掛回収管理:売掛回収管理: 売掛金の入金状況を把握し、入金明細や残高、回収予定を管理します。
  • 受発注管理:顧客からの注文を受け付け、商品の出庫依頼や発注を行うための情報を管理し、効率的な受発注プロセスを実現します。
無料トライアルあり

そのほか、顧客や商品、在庫情報を一元管理できる台帳管理機能や、注文受付から出庫依頼までを一括管理する受発注管理機能があり、業務全体の効率化を図ることもできるでしょう。

「請求作業を自動化して業務負担を軽減したい」「ITに詳しくなくても安心してシステムを導入したい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

7-2. KAREN-CORE

KAREN-CORE
出典:KAREN-CORE

KAREN-COREは、キッセイコムテック株式会社が提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、レンタル業務の精度を高めたい企業や、効率的なデータ管理を実現したい企業が挙げられます。

下記の通り、契約管理・在庫管理・会計処理など、レンタル業務に必要な機能が揃っており、加えて、誤請求や入出荷ミスの防止機能も備わっているからです。業務全般のミスを減らしながら、スムーズな運用を目指せます。

製品概要
提供元キッセイコムテック株式会社
料金要問い合わせ
プラン
  • KAREN-CORE SaaS(クラウド型)
  • KAREN-CORE Subscription (サブスクリプション型)
  • KAREN-CORE for WEB (パッケージ型)
システムタイプクラウド型/オンプレミス型
主な機能
  • 契約管理:契約情報の登録・変更、商品予約、出荷指示を行います。
  • 在庫管理:在庫状態確認、棚卸、個体管理品の貸出状態・履歴管理ができます。
  • 入出荷のバーコード検品:検品をバーコードの読み取りで行えます(RFIDにも対応可)。
  • 物流管理:入出荷関連指示・実績登録、故障品交換、故障状況・対応方法登録ができます。
  • 会計:貸出中商品の請求、請求内容修正、入金・支払情報登録ができます。
  • 分析:蓄積データの抽出、独自帳票作成が可能です。
  • 問い合わせ対応の漏れ防止:顧客からの問い合わせと対応状況をステータス登録できます。
  • 他システムとの連携:APIまたはCSVで外部システムとデータ共有が可能です。
無料トライアルあり(1カ月間)

そのほか、バーコードやRFIDを活用した検品機能があり、物流管理の正確性を向上させることも可能です。また、外部のECサイトや受注システムとAPIやCSVで連携できるため、情報を手入力する手間を省き、データ管理の負担を軽減できます。

「精度の高い業務環境を整えたい」「業務のミスを減らして効率化を図りたい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

8. 建設業など、特定の業種に役立つ機能もほしい場合におすすめのレンタル管理システム4選

建設業など、特定の業種に役立つ機能もほしい場合におすすめのレンタル管理システム4選

続いては、ここまで紹介してきたレンタル管理システムとは少し異なり、特定の業界、とりわけ建設業に特化した製品をご紹介します。

一般的なシステムの機能を備えつつ、建機や仮設資材など、建設業向けの賃貸ビジネスに使いやすいよう設計されています。

おすすめの製品として、次の4つを見ていきましょう。

レンタル管理システムおすすめの企業
LPRE(エルプレ)企業内部の資材管理にも役立てたい企業や、在庫チェックの自動化を図りたい企業
レンタル百貨建機や仮設資材のほか、産業機械、フォークリフト、什器備品を扱う企業や、システム導入に不安がある企業
i-Rent Plus建機や仮設資材のほか、幅広い取扱商品のある企業や、最適なプランをより具体的に提案してほしい企業
レンタル車・機材管理システム大型機材を効率的に管理したい企業や、データをもとに新機材の導入や拠点の拡張を検討したい企業

8-1. LPRE(エルプレ)

LPRE(エルプレ)

LPRE(エルプレ)は、株式会社エルラインが提供する、仮設資材に特化した、在庫管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、企業内部の資材管理にも役立てたい企業や、在庫チェックの自動化を図りたい企業が挙げられます。

下記の通り、レンタル業務の効率化だけでなく、企業内部のリソース管理にも使い勝手の良い機能が揃っているからです。

製品概要
提供元株式会社エルライン
料金/プラン料金:要問い合わせ
システムタイプクラウド型
主な機能

  • 伝票処理:入力予測や、項目入替、データ添付機能など、効率的な伝票処理が可能です。

  • 請求処理:さまざまな条件下における、販売レンタル料金の自動計算ができ、仮締・仮請求書機能も実装しています。

  • 顧客管理:マスタ管理で、取引先や現場の登録が行えるほか、車種登録やユーザー登録、外部ユーザーの登録まで幅広く管理できます。

  • 在庫棚卸・入出庫履歴:保管スペースごとの在庫状況や在庫単価、商品の入出庫履歴を一覧で確認できます。

  • 整備・修理管理:未整備や修理品を確認でき、iPadにも対応しています(Standardプラン以上)。

  • 集計・分析:期間・推移・比較集計や予実績管理、商品の稼働実績など、さまざまな視点からの集計、分析ができます(CSV出力も可能)。

  • 統計管理:ログ監視機能や閲覧制限、メニュー権限制御、パスワード設定など、運用に応じてきめ細かく設定が可能です。

  • 返却・荷札管理:QRを実装した、返却時の荷札発行や荷物読み込みが行えます。

  • 過入庫管理機能:予想外に増えた在庫を正確に把握できます(Standardプラン以上)。

  • WEBオーダー:現場の職長と資材管理部門のコミュニケーションを図り、会社内部の資材管理を効率化します(Businessプラン)。

無料トライアルあり(1カ月間)

「過入庫管理機能」があれば、当初出荷した量よりも多くの資材が返却されるといった、予期せぬ資材の返却に対応できるでしょう。各資材センターでの過入庫量を正確に記録することで、適切な資材配分や、将来の計画立案に役立ちます。

また、「WEBオーダー機能」も見逃せないLPRE(エルプレ)独自の特徴といえます。

この機能があることで、現場の職長と資材管理部門の間のコミュニケーションツールとして、建設現場で不足している資材を迅速に要求・管理することができるでしょう。現場の需要をリアルタイムで把握し、必要な資材を適切に配分可能になるのです。

一般的なレンタル管理システムの機能に加えて、「業界に特化し、社内の資材管理も効率化できるシステムを選びたい」と希望される場合は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

8-2. レンタル百貨

レンタル百貨
出典:レンタル百貨

レンタル百貨は、株式会社アルタス情報システムが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、建機や仮設資材のほか、産業機械、フォークリフト、オペ付き車輛、什器備品を扱う企業や、システム導入に不安がある企業が挙げられます。

下記の通り、「建機システム」や「仮設システム」といった取扱商品に特化して設計された機能が充実しており、なおかつ、導入に際しては、「導入指導カリキュラム」が設けられているからです。

製品概要
提供元株式会社アルタス情報システム
料金要問い合わせ
システムタイプ不明につき要問い合わせ
主な機能
  • 建機システム:機械ごとに入出庫を管理し、稼働状況をリアルタイムで確認できます。
  • ICタグシステム:ICタグを利用し、入出庫や在庫移動、棚卸の管理を行います。
  • 仮設システム:仮設レンタル業務の一元管理ができます。
  • 在庫管理:入出庫や、預かり在庫、除去管理を行います。
  • 売掛・買掛連動:納品書発行時に、仕入情報を入力し、買掛へ連動できます。
  • 単価設定機能:さまざまな単価設定、自動単価変更機能をサポートします。
  • レンタカー対応:納品伝票登録時に免許証情報を登録し、自動車貸渡証が即時発行できます。陸運局への提出資料も簡単に出力できます。
  • 債権管理:得意先単位での入金が可能です。
  • 統計情報:累積データから、さまざまな統計資料を作成できます。
  • 支払管理:仕入内容を元に、支払先別の支払額を確定します。
  • 修理システム(オプション):修理状況の確認や機械ごとの修理履歴の検索ができます。
  • 足場工事システム(オプション):架け時、払い時の請求書の作成・請求について職方への支払いを管理できます。
無料トライアルあり

例えば、建設機械・産業機械については、車検の検査日の期日管理に対応していたり、レンタカー管理機能が備わっていたりします。

また、仮設資材の場合、滅失、破損請求などにも簡単に対応できます。現場ごとに貸出残数を確認でき、稼働状況がきちんと把握できるのです。

業界特有の課題も解決・効率化を進めやすく、リモートメンテナンスや、オプションとして教育・システムサポートも受けられるので、「専門的で操作が難しいのでは?」と不安に感じている場合は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

8-3. i-Rent Plus

i-Rent Plus
出典:i-Rent Plus

i-Rent Plusは、株式会社NSDが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、建機や仮設資材のほか、幅広い取扱商品のある企業や、最適なプランをより具体的に提案してほしい企業にもおすすめです。

理由としては、導入実績として、建機や仮設資材のほかにも、ハウスやトイレ、保安用品、環境機器、測量機器、什器、イベント用品などがあり、そうしたレンタル業界における豊富な経験や、他社への導入・運用事例を交えて、最適なプランをアドバイスしてくれるからです。

製品概要
提供元株式会社NSD
料金要問い合わせ
システムタイプクラウド型
主な機能
  • 伝票処理:入力予測や項目入替、データ添付機能により、効率的な伝票処理ができます。
  • 請求・入金処理:さまざまな条件下でのレンタル料金の自動計算ができます。
  • 顧客管理:顧客ポータルで与信状況や取引履歴を一元管理可能です。
  • 在庫棚卸・稼働管理:在庫状況、カレンダー景色の稼働状況が照会できます。
  • 修理整備管理:機械カルテで稼働実績や修理履歴を確認可能です。
  • 購買管理:一括入力や借入返却処理が可能で、売上から仕入の自動作成もできます。
  • 集計・分析統制管理:さまざまな視点からの集計・分析が可能で、CSV出力にも対応します。
  • 統制管理:詳細なログ監視や権限設定が可能で、運用に応じたきめ細かな管理ができます。
無料トライアル不明につき要問い合わせ

そのほか、本稼働に向けた導入から運用開始までの操作説明、運用後の専用フリーダイヤルなど、サポート体制が整っていることも心強いでしょう。

また、API連携を使った、ほかのシステムと自動でデータ共有ができる拡張性の高さも備えているため、今後のビジネスの成長を見込んだ長期運用にも使いやすい点も魅力です。

「運用の方向性に悩んでいる」「自社の目的にあった最適なプランを相談したい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

8-4. レンタル車・機材管理システム

レンタル車・機材管理システム
出典:レンタル車・機材管理システム

レンタル車・機材管理システムは、株式会社シフトが提供する、レンタル・リース業向けの管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、大型機材を効率的に管理したい企業や、データをもとに新機材の導入や拠点の拡張を検討したい企業が挙げられます。

下記の通り、機材の稼働計画にメンテナンス予定を組み込んだり、機材や拠点の稼働率・利益率が自動で分析できたりするからです。

より無駄のない管理はもちろん、データを分析してトレンドを把握し、「どの機材の需要があるか?」「どこに拠点を新設すべきか?」といった経営判断に役立てられます。

製品概要
提供元株式会社シフト
料金要問い合わせ
システムタイプクラウド型
主な機能
  • 稼働状況の可視化:機材や車両の稼働状況をリアルタイムで確認、その場で予約できます。
  • 顧客管理:過去の貸出履歴や見積履歴など、顧客情報を一元管理します。
  • 見積もりの一元管理:全社統一のフォーマットで見積もりを作成し、精度を向上させます。
  • 稼働率・利益率の自動分析:機材や拠点ごとのパフォーマンスを分析し、業務改善に役立てます。
  • メンテナンス計画の統合:機材の稼働スケジュール(予約システム)にメンテナンス計画を組み込み、メンテンナンス中の貸出予約を行うなどのトラブルを防止します。
無料トライアル不明につき要問い合わせ

そのほか、管理画面が見やすく、どの商品がどんな状態にあるのか一目でわかるのも利点です。

また、フィードバックがしやすく、ビジネスの成長に合わせて将来的な拡張の検討がしやすいシステム設計がなされており、業種の特性や「何を解決したいか」という目的に合わせた機能追加やカスタマイズにも対応しています。

「建機や機材の効率的な管理がしたい」「データ分析で新機材の導入計画に役立てたい」と希望される場合は、ぜひ検討をしてみてはいかがでしょうか?

 

9. リース業向けの複雑な業務も効率化を図りたい場合におすすめのレンタル管理システム2選

リース業向けの複雑な業務も効率化を図りたい場合におすすめのレンタル管理システム2選

最後に、「リース業向けの複雑な業務も効率化を図りたい」という場合におすすめしたいレンタル管理システムとして、次の2つをご紹介していきましょう。

レンタル管理システムおすすめの企業
リース管理システム「VLRS」審査や契約管理を効率化したい企業や、コスト削減を重視する企業
足場仮設リース管理システム足場レンタル業を営む企業や、複数の業務部門が連携している企業

9-1. リース管理システム「VLRS」

リース管理システム「VLRS」
出典:リース管理システム「VLRS」

リース管理システム「VLRS」は、株式会社バルテックが提供するレンタル管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、審査や契約管理を効率化したい企業や、コスト削減を重視する企業が挙げられます。

下記の通り、審査や契約に関わる業務を効率良く進められる多機能性が備わっており、なおかつ、従来のリース業向け管理システムと比較して、約7割のコスト削減が可能だからです。

製品概要
提供元株式会社バルテック
料金月額料金:33万円(税込)
システムタイプクラウド型
主な機能
  • サプライヤ情報管理:担当者やリース料率などの情報を一元管理します。
  • Web審査:オンラインでの申し込み、仮審査、本審査の手続きが行えます。
  • 申込内容入力:契約額や手数料を自動計算し、簡単に申込内容を入力できます。
  • 書類管理:申込番号ごとに関連書類をアップロードして整理します。
  • 案件管理:申込情報の検索や確認が容易で、進捗状況を把握できます。
  • 支払管理:支払情報の確認や通知書のダウンロードが可能です。
無料トライアル不明につき要問い合わせ

そのほか、会計システムとの連携や資産管理機能も備えており、リース契約に関わる一連の業務を一元管理できる点も特徴です。Web審査機能を活用すれば、申し込みから審査までオンラインで完結でき、書類管理機能によって関連書類の整理もスムーズに行えます。

リース業務の複雑さを軽減し、コストを抑えつつ業務のスピードアップを図れるシステムですので、「リース契約の手続きをスムーズにしたい」「支払管理や進捗確認を効率化したい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

9-2. 足場仮設リース管理システム

足場仮設リース管理システム
出典:足場仮設リース管理システム

足場仮設リース管理システムは、「14. レンタル車・機材管理システム」と同じく、株式会社シフトが提供するレンタル・リース業向けの管理システムです。

おすすめしたい企業のタイプとして、足場レンタル業を営む企業や、複数の業務部門が連携している企業が挙げられます。

下記の通り、足場仮設リース管理システムには、見積作成や出入庫管理、リース業特有の請求処理機能などが備わっており、さらに部門間での情報共有をスムーズにすることで、業務全体の効率化が図れるからです。

製品概要
提供元株式会社シフト
料金要問い合わせ
システムタイプ不明につき要問い合わせ
主な機能
  • 見積作成機能:迅速に見積もりを作成するため、商品の特徴ごとに雛形パターンを登録できます。
  • 出入庫管理機能:商品の納品や引取を管理し、出入庫状況をシステム上でリアルタイムに確認できます。
  • リース業特有の請求処理機能:複雑な請求や休日の締め処理を自動化します。
  • 請求データの添削機能:仮締め後、担当者ごとに請求データを割り振り、確認・修正ができます。
  • 分析機能:売上や請求データから自動的に分析し、担当者別や前年同期比のデータを提供します。
無料トライアル不明につき要問い合わせ

そのほか、請求データの添削機能や分析機能も搭載されており、精度の高い請求管理が可能になります。特に、複雑な請求処理や休日の締め処理を自動化できるため、手作業による負担を軽減できます。

また、出入個の処理を徹底するだけでなく、仕入れを適正化し、紛失機材の把握もできるようになるでしょう。

「請求業務をより正確に行いたい」「出入庫管理をリアルタイムで確認したい」と希望される場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

10. まとめ

この記事では、レンタル管理システムについて、主な機能や選ぶポイント、おすすめの製品を挙げてご紹介してきました。

最後に、記事の内容を振り返りましょう。

レンタル管理システムには、主に次の4つの機能があります。

レンタル管理システムの代表的な機能
  • 在庫管理機能
  • 請求・支払管理機能
  • 顧客管理機能
  • データ分析・レポート機能

レンタル管理システムを選ぶポイントは、次の通りです。

レンタル管理システムを選ぶポイント
  • 機能性|自社に必要な機能を重視
  • 連携性|ほかのシステムと連携可能か確認
  • 操作性|自社に導入しても使えそうか確認
  • カスタマーサポート|自社に必要な内容が提供されているか確認
  • 拡張性|企業のビジョンに合わせて選択
  • システムのタイプ|オンプレミス型とクラウド型

ご紹介したおすすめ製品を参考にしつつ、必要な機能は何か、選ぶポイントを押さえた上で、自社のニーズに合ったレンタル管理システムを選んでみてください。

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