「在庫管理システムって、どんなシステムなんだろう?」
「導入を考えているけれど、どのシステムを選べば良いんだろう?」
自社の在庫管理の現状に問題があり、システムの導入を検討していると、このような疑問が浮かびませんか。
一言で言うと、在庫管理システムは「企業が持つ在庫の適切かつ正確な管理を可能にするデジタルツール」のことを指し、利便性が高いため多くの企業で活用されています。
しかしながら、勢いに任せて在庫管理システムを導入することはNG。
在庫管理システムを失敗することなく導入し、社内に定着させ、最大限活用していくためには、
|
が非常に重要なのです。
そこで本記事ではまず、「失敗のないスムーズな在庫管理システムの選定及び導入」を実現するために知っておくべき、下記の項目について解説します。
【本記事で解説する内容】
|
---|
|
そのうえで、おすすめの在庫管理システム17選を、業界・業種問わず使える「汎用型」と、特定業界での活用を前提に作られた「業界特化型」の2種類に分け、各システムの特徴や強みに着目しながら詳細にご紹介していきます。
本記事でご紹介するシステム一覧は、下記のとおりです。
【汎用型|おすすめ在庫システム7選】
システム名 |
特徴
|
---|---|
アラジンオフィス | 在庫管理だけでなく、販売管理など幅広い業務を自動化できる |
zaico | 導入企業数17万社以上!最先端の技術による在庫管理を実現できる |
ロジザードZERO | 多言語対応!365日いつでも手厚いサポートが受けられる |
スマートマットクラウド | 数えにくい在庫も重量によって「置くだけ」で管理できる |
クラウドトーマス | 物流のプロが開発!ハンズフリー作業を行うためのリングスキャナに対応している |
みえぞう | オンプレミス型あり!アカウント数の制限なくリーズナブルに活用できる |
COOOLa | 「物流画像検品システム」によってバーコードの無い商品も高い精度で検品できる |
【業界特化型|おすすめ在庫システム10選】
業界
|
システム名
|
特徴
|
---|---|---|
小売店 | スマレジ | レジ機能など様々な機能が備わっていて、カスタマイズ性も高い |
SquareリテールPOSレジ | 全機能が使える上位プランがリーズナブルに利用できる | |
アパレル | ApaRevo | 展示会受注など、業界特有の事情にしっかり対応できる |
アパレル管理自動くん | 使いやすくてサポートも手厚いため、ITに不慣れでも活用できる | |
通販 | ネクストエンジン | 多数のECモール/カートと連携できて、コスパも良い |
ロジクラ | 「発送業務についての機能充実」と「スマートフォンでの利用」に強みがある | |
医療 | ODSS | 医薬品管理に役立つ機能が多数!災害に強く、BCP対策にも◎ |
Mediboard | あらゆる業務の効率化を実現!定着まで丁寧なサポートが受けられる | |
建設 | LPRE | 現場に寄り添ったオリジナル機能が盛りだくさんで、UIも優れている |
e2-movE販売 | 企業に合わせたカスタマイズで、幅広い業務を効率化できる |
本記事をお読みになれば、在庫管理システムについての理解を深めることができると共に、自社にとって最適な在庫管理システムを、失敗することなく選択できるようになるでしょう。
是非参考になさってください。
1. 在庫管理システムとは

冒頭でも触れたとおり、在庫管理システムとは、企業が持つ在庫の過不足を無くし、適切に管理するために活用するデジタルツールのことです。
在庫管理は従来、紙やExcelを用いて行われていましたが、それには下記のような問題点がありました。
【紙やExcelによる在庫管理の問題点】
|
---|
|
そこで登場したのが在庫管理システムです。
在庫管理システムには一般的に、在庫管理に役立つ下記のような機能が搭載されています。
【在庫管理システムの一般的な機能】
| |
---|---|
在庫状況一覧機能 | 「どの拠点(倉庫・店舗など)にどの在庫がどれくらいあるか」を一覧で表示できる。拠点別・種類別など、様々な条件で在庫を検索することも可能。 |
入出庫管理機能 | 入出庫による在庫変動を管理できる。在庫のバーコードを読み取るなどの方法により、在庫を検品することで、入出庫時のミス防止にも繋がる。 |
棚卸機能 | 検品時同様、在庫のバーコードを読み取るなどの方法によって、データと実在庫数のズレをいつでも確認できる。 |
分析機能 | 蓄積した在庫データを分析し、「どの在庫がいつの時期にどれくらい売れたか」などを調査することができる。 |
在庫切れアラート機能 | 在庫数が一定以下になった際、警告・通知を送信してくれる。 |
外部連携機能 | 会計・EC・販売管理などの各種外部システムと連携することで、システムの利便性を更に向上させられる。 |
上記のような機能をうまく活用すれば、精度の高い在庫管理を少ない工数で実現することが可能になります。
そのため、アナログな手法を脱却し、システムを用いたデジタルな在庫管理へと移行している企業が増えています。
しかし一方で、
|
など、在庫管理に問題を抱え続けている企業も業界問わず多く存在しています。
因みに、弊社が携わる建設業界では、他業界と比べてデジタルツールの導入が遅れており、アナログな在庫管理に依存している企業や、「売上至上主義の経営をしており、在庫管理についてはおざなりにしてしまっていた…」という企業が特に多いです。
2. 在庫管理システム導入のメリット

前述のとおり、「精度の高い在庫管理を少ない工数で実現すること」を可能にしてくれる在庫管理システムですが、導入によって得られるメリットをもう少し具体的に確認してみましょう。
在庫管理システム導入のメリットとしては、主に下記の4点が挙げられます。
【在庫管理システム導入のメリット】
|
---|
|
1つずつ、ご紹介しましょう。
2-1. 業務効率化を実現できる
最も重要なメリットと言えるのが、業務効率化を実現できるという点です。
様々な業務を効率化し、省人化を進めることは、各企業にとって極めて重要な動きです。
なぜなら、日本では現在、急速な少子高齢化とそれに伴う就労者の減少が進んでおり、今後、十分な人材を確保できない企業が増える見込みであるためです。
実際、厚生労働省の「今後の社会保障改革についてー2040年を見据えてー」によれば、2018年には6,580万人いた就労者が、2040年には5,650万人程度にまで減少すると推測されています。
在庫管理システムを活用し、在庫管理にかかる人員と時間を削減すること、そしてその分コア業務に十分な人員と時間を割いていくことは、厳しい時代背景の中でも負けることのない強い企業づくりに直結するでしょう。
2-2. 在庫管理業務を標準化できる
在庫管理業務の標準化にも、在庫管理システムが有効です。
在庫管理は属人化しやすい業務の1つで、「発注のタイミングや発注量は特定の担当者が決めており、詳細は当該担当者しか把握していない」などというケースも見受けられます。
このような属人化した在庫管理を続けている企業が最も困るのが、当該担当者の休職・退職時。
「どの在庫がどこにいくつ保管されているか」など、在庫管理に関する情報は非常に細かく、それらの情報の全てを正確に引き継ぐことは困難であるため、大きな混乱が生じる可能性が極めて高いのです。
システムを用いて在庫管理業務を標準化し、「在庫の管理状況を誰もが瞬時に理解できる状況」を作っておけば、常に安定した在庫管理を実現することができます。
2-3. お客様満足度の低下を防げる
在庫管理システムは、お客様満足度の低下を防ぐためにも役立ちます。
アナログな方法で適切な在庫が管理できていないと、「在庫に欠品が生じていたことに気づいておらず、お客様を怒らせてしまった…」などのトラブルが起き、結果としてお客様を失望させてしまうケースもあるでしょう。
この点、在庫管理システムを導入しておけば、
|
など、必要な在庫数を容易に維持することが可能です。
お客様満足度の低下を防ぐことは、リピーターの獲得や企業の評価向上など、企業の成長に繋がります。
2-4. コストの無駄を削減できる
更に、在庫管理システムの導入は、コストの無駄を削減することにも効果的です。
アナログな在庫管理によって、リアルタイムでの状況把握ができないと、「他の人が発注していたことを知らず、二重で発注してしまった…」などの事態が起こり、結果的に予定数よりも多くの在庫を抱えてしまうことがあります。
在庫不足が顧客満足度低下の要因となるのは先に述べたとおりですが、一方で余剰在庫を抱えることも、
|
といった理由で、企業にとって良くありません。
システムを用い、社員間で在庫についての最新情報を常に共有することは、コストの無駄を削減するにあたって非常に重要なのです。
3.在庫管理システム導入のデメリット

このように、在庫管理システムの導入は複数のメリットを得ることに繋がりますが、一方でデメリットが全くない訳ではありません。
在庫管理システム導入のデメリットとして挙げられるのは、主に下記の3点です。
【在庫管理システム導入のデメリット】
|
---|
|
1つずつ、確認していきましょう。
3-1. 一定の費用がかかる
無料で利用できる在庫管理システムは基本的に無いため、システム導入には一定の費用がかかります。
ただしその一方、在庫管理システムの導入は「顧客満足度の向上」や「無駄の削減」に繋がるため、結果として売上や利益率の向上が見込めるというのは先に述べたとおりです。
|
上記のような「見込み成果」を計算したうえで、自社の財力に見合う価格帯の在庫管理システムを導入すれば、「発生費用=企業にとってプラスの投資」として計上することができるでしょう。
なお、在庫管理システムに関する費用は、月額の使用料だけとは限りません。
初期費用や保守費用など、発生する費用はシステムによって様々であるため、導入前にしっかり確認する必要があります。
このような在庫管理システムの費用については、「5-5.費用で選ぶ」でも詳細に解説いたしますので、あわせてご参照ください。
3-2. 導入に手間がかかる
在庫管理システムに限ったことではありませんが、新しいITシステムを導入し、社内に定着させることには手間と労力がかかります。
「既存の慣れたやり方を変えるのは嫌だ」といった反対意見が出ることも多いでしょう。
新たなシステムを導入する際はまず、
|
など、「システムを導入する目的」を明確化し、社内の理解を求めていくことが重要になります。
そしてシステム導入後も、使い方のトレーニングを実施したり、社員が操作方法をいつでも確認できるようマニュアルを整備したりと、定着のための努力を惜しまないことが大切です。
中には導入から定着までのサポート体制が充実したシステムもありますので、システム選定の際はこの点にも着目してみてください。
3-3. システム障害が発生したときのリスクが大きい
また、システム導入後は在庫管理に関する業務の全てを当該システムに依存することになるため、万が一システム障害が発生した場合、大きなトラブルに繋がる可能性があります。
システム障害が起きたとき、頼りになるのはシステム側のサポート体制です。
【確認すべきサポート体制】
|
---|
|
上記のようなサポート体制について事前に確認し、自社の希望に合ったシステムを選んでおけば、不測の事態に備えることができるでしょう。
一方で、例えばデータのバックアップをこまめに取り、障害発生時に活用できるようにしておくなど、自社でできる対策を事前に講じておくことも大切です。
4. 在庫管理システムを導入すべき企業の特徴

ここまで、在庫管理システム導入のメリット・デメリットについてご紹介してきました。
「メリットは大きいけれど、導入はやっぱり手間がかかるし大変そうだ…」
と感じた方もいらっしゃると思います。
では、在庫管理システム導入を前向きに考えるべき企業は、具体的にどのような状況下にある企業なのでしょうか。
結論、下記のうち1つでも当てはまる項目がある企業は、在庫管理システムの導入を積極的に考えるべきでしょう。
【在庫管理システムを導入すべき企業の特徴】
|
---|
|
当てはまる項目が多ければ多いほど、現在の在庫管理の方法における問題が大きく、重大なトラブルが発生する可能性が高い状態であるということです。
取り返しのつかない事態に陥る前に、対策を講じる必要があります。
この後の「5.在庫管理システムの選び方」や「6.おすすめの在庫管システム17選」を参考にし、在庫管理システム導入について、早急に検討してみてください。
5. 在庫管理システムの選び方

それでは実際、数ある在庫管理システムの中から、自社にとって最適な1つを導入するためには、どのような基準でシステムを選ぶと良いのでしょうか。
在庫管理システムの選び方としては、下記6つの方法が挙げられます。
【在庫管理システムの選び方】
|
---|
|
1つ1つ、詳細に確認していきましょう。
5-1.「汎用型」か「業界特化型」かで選ぶ
在庫管理システムを選ぶうえでまず着目していただきたいのが、そのシステムが「汎用型」なのか「業界特化型」なのかという点です。
汎用型のシステムと業界特化型のシステムには、下記のような違いがあります。
タイプ
|
特徴
|
---|---|
汎用型 | 設定・カスタマイズ次第でどんな業界・業種の在庫管理にも対応できるシステム |
業界特化型 | 特定業界の在庫管理に活用されることを前提に作られているため、複雑なカスタマイズ無しで、業界特有の在庫管理事情に対応できるシステム |
あくまでも一例ですが、下記のように、自社の業務や状況に応じてシステムを選ぶと良いでしょう。
【ケース別|在庫管理システムの選び方(一例)】
|
---|
|
本記事でもこの後、おすすめの在庫管理システム計17選を「汎用型」と「業界特化型」とに分けてご紹介しますので、気になる方は下記のリンクから当該箇所をご参照ください。
- 汎用型のシステムが気になる方
→「7.【汎用型】おすすめ在庫管理システム7選」へ - 業界特化型のシステムが気になる方
→「8.【業界特化型】おすすめ在庫管理システム10選」へ
5-2. 搭載機能で選ぶ
搭載機能へ着目することも重要です。
「1.在庫管理システムとは」にて、在庫管理システムの一般的な機能をご紹介しましたが、当然ながらシステムによって搭載機能に個性があります。
中でも、特に着目していただきたいのが「外部連携機能」です。
外部システム
|
連携するメリット
|
---|---|
ECカートシステム | ECサイト上の在庫を常に最新の状態に保てる |
会計システム | 在庫状況をリアルタイムで会計帳簿に反映できる |
CRMシステム | 顧客の購買履歴などを基に、適切な在庫量を把握できる |
上記は一例ですが、在庫管理システムと外部システムを連携させると、システムの利便性が一層向上します。
既に社内で活用している外部システムがあり、将来的に連携を考えている場合には、当該外部システムと連携可能な在庫管理システムを選択しておくと良いでしょう。
また、中には在庫管理機能だけでなく、販売管理機能など、より幅広い業務を効率化するための機能が備わったシステムもあります。
「1つのシステムをなるべく多くの業務に活用したい」という場合には、そういったシステムを選択肢に入れると良いですよ。
5-3. 運用形態で選ぶ
システムの運用形態によって選ぶ、という方法もあります。
在庫管理システムの運用形態は、主に
|
の2種類です。
この2種類には一般的に、下記のような違いがあります。
クラウド型 | オンプレミス型 | |
---|---|---|
導入コスト | 無料orやすい | 高い |
運用コスト | 月額制のシステムが多い | 月額費用はかからないが、拡張時には投資が必要になる |
導入スピード | スピーディに導入できる | 時間がかかる |
カスタマイズ性 | システムの内容に依存する | 自社で自由に用意できる |
セキュリティ | システム提供元に依存する | 自社で必要な対策を講じる |
利用可能な環境 | アクセス環境があれば社外からでもアクセスできる | 自社のローカルネットワーク内でしか使えない |
近年では、導入コストの安さや導入スピードの速さ、更には社外からでもアクセスできる利便性の高さなどからクラウド型が主流となっており、本記事の「6.おすすめの在庫システム17選」でご紹介するシステムも、大半がクラウド型です。
但し、自社のネットワーク内でしか使えないために不正アクセスのリスクが低く、セキュリティ対策も自社で講じることができるという点から、オンプレミス型のシステムを選択する企業もあります。
それぞれの違いを理解したうえで選ぶようにしましょう。
5-4. 検品方法で選ぶ
自社で扱う在庫に合った方法で検品ができるシステムを選ぶことも大切です。
一般的な検品方法としては、下記の3種類が挙げられます。
検品方法 | 特徴 |
---|---|
バーコード | 数字を記録したバーコードを在庫に貼り付け、端末を近づけて読み取る |
QRコード | バーコードと似ているが、数字だけでなく文字も記録でき、記録可能な情報量が多い |
RFID | 10m程度離れた在庫の情報も読み取れるため、段ボールに入れたままの在庫なども簡単に検品できるが、導入費用は高い |
同じ「バーコードによる検品」を謳っているシステムだとしても、
|
などといった違いがあることもあり、検品方法はシステムによって様々です。
更に、ITの進歩が著しい近年では、
|
など、高度な技術による検品機能を搭載したシステムも登場しており、こういったシステムを導入することで、大幅な業務改善が見込めるケースもあります。
5-5. 費用で選ぶ
費用も、システムを選ぶ際に確認すべき大きなポイントの1つでしょう。
「5-3.運用形態で選ぶ」で解説したとおり、近年主流となっているクラウド型の在庫管理システムには、月額費用が発生するものが多いです。
しかしながら、月額費用のみに着目してシステムを選ぶのはNGです。
なぜなら、月額費用が安くても、
|
など、月額費用以外の費用が発生するシステムもあるためです。
特に、ユーザー数(アカウント数)や取引案件数による従量課金制が取られているシステムは、小規模な企業ではお安く利用できる可能性が高い一方、大規模な企業においては費用が高額になるケースがあるので注意しましょう。
5-6. その他サービスで選ぶ
その他、受けられるサービスもシステムによって異なります。
在庫管理システムを選ぶ際、特に着目していただきたいサービスは、「サポート体制」と「無料トライアル」の2つです。
まずはサポート体制について。
導入前後に不明点が生じたり、トラブルが発生したりした場合に備え、
|
などを事前に確認しておくようにしましょう。
また、「システムが自社の業務になじむか、試してから導入したい」とお考えの場合は、無料トライアルのある在庫管理システムを選ぶと良いでしょう。
6. おすすめの在庫管理システム17選

ここからは、在庫管理業務の大幅な効率化が見込めるおすすめの在庫管理システムを計17個、「汎用型」と「業界特化型」に分けてご紹介していきます。
※「汎用型」と「業界特化型」の違いについては「5-1.「汎用型」か「業界特化型」かで選ぶ」をご参照ください。
今回ご紹介する「汎用型」のシステムは、下記の7つです。
【汎用型|おすすめ在庫システム7選】
システム名
|
特徴
|
---|---|
アラジンオフィス | 在庫管理だけでなく、販売管理など幅広い業務を自動化できる |
zaico | 導入企業数17万社以上!最先端の技術による在庫管理を実現できる |
ロジザードZERO | 多言語対応!365日いつでも手厚いサポートが受けられる |
スマートマットクラウド | 数えにくい在庫も重量によって「置くだけ」で管理できる |
クラウドトーマス | 物流のプロが開発!ハンズフリー作業を行うためのリングスキャナに対応している |
みえぞう | オンプレミス型あり!アカウント数の制限なくリーズナブルに活用できる |
COOOLa | 「物流画像検品システム」によってバーコードの無い商品も高い精度で検品できる |
【上記の機能一覧】
システム名 | 価格 |
運用形態
|
検品方法
|
サポート体制
|
無料トライアル
|
---|---|---|---|---|---|
アラジンオフィス | 要問い合わせ | クラウド型 | バーコード・QRコード ※RFIDは要問い合わせ |
電話・リモート操作対応 | 無し |
zaico | 4,378円(税込)~ ※初期費用は要問い合わせ |
クラウド型 | バーコード・QRコード ※プランによって画像認識による検品可能 |
メール | あり(31日間) |
ロジザードZERO | 要問い合わせ | クラウド型 | バーコード・QRコード ※RFIDはオプション |
メール・電話 | あり |
スマートマットクラウド | 要問い合わせ | クラウド型 | 重量 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
クラウドトーマス | 99,000円(税込)~ ※初期費用は要問い合わせ |
クラウド型 | バーコード・QRコード | メール・電話 | あり |
みえぞう | 32,780円(税込)~ ※初期費用は要問い合わせ |
クラウド型・オンプレミス型・プライベートクラウド型 | バーコード | メール・電話 | あり(最大2ヶ月間) |
COOOLa | 要問い合わせ | クラウド型 | バーコード ※RFIDは要問い合わせ |
電話・現地訪問 | 無し(デモ体験はあり) |
また、「業界特化型」のシステムとしては、下記の10個をご紹介します。
【業界特化型|おすすめ在庫システム10選】
業界
|
システム名
|
特徴
|
---|---|---|
小売店 | スマレジ | レジ機能など様々な機能が備わっていて、カスタマイズ性も高い |
SquareリテールPOSレジ | 全機能が使える上位プランがリーズナブルに利用できる | |
アパレル | ApaRevo | 展示会受注など、業界特有の事情にしっかり対応できる |
アパレル管理自動くん | 使いやすくてサポートも手厚いため、ITに不慣れでも活用できる | |
通販 | ネクストエンジン | 多数のECモール/カートと連携できて、コスパも良い |
ロジクラ | 「発送業務についての機能充実」と「スマートフォンでの利用」に強みがある | |
医療 | ODSS | 医薬品管理に役立つ機能が多数!災害に強く、BCP対策にも◎ |
Mediboard | あらゆる業務の効率化を実現!定着まで丁寧なサポートが受けられる | |
建設 | LPRE | 現場に寄り添ったオリジナル機能が盛りだくさんで、UIも優れている |
e2-movE販売 | 企業に合わせたカスタマイズで、幅広い業務を効率化できる |
【上記の機能一覧】
業界 | システム名 | 価格 | 運用形態 | 検品方法 | サポート体制 | 無料トライアル |
---|---|---|---|---|---|---|
小売店 | スマレジ | 0円~ ※初期費用無料 |
クラウド型 | バーコード・RFID | メール・チャット・電話 ※プランにより異なる |
あり(30日間) |
SquareリテールPOSレジ | 0円~ ※初期費用無料 |
クラウド型 | バーコード | メール・電話 | あり(30日間) | |
アパレル | ApaRevo | 要問い合わせ | クラウド型・オンプレミス型 | バーコード ※RFIDは要問い合わせ |
メール・電話 | 要問い合わせ |
アパレル管理自動くん | 要問い合わせ ※初期費用150万円~ |
クラウド型 | 要問い合わせ | メール・電話・LINE・チャット・訪問レクチャー | あり | |
通販 | ネクストエンジン | 3,300円(税込)~ ※初期費用無料 |
クラウド型 | バーコード | メール・電話・画面上操作アシスト | あり(30日間) |
ロジクラ | 16,280円(税込)~※初期費用は要問い合わせ | クラウド型 | バーコード・QRコード | チャット | あり(14日間) | |
医療 | ODSS | 20,000円~ ※初期費用30万円~、税込or税抜要確認 |
クラウド型 | バーコード | 電話・オンライン | 無し(デモ体験はあり) |
Mediboard | 要問い合わせ | クラウド型 | バーコード | 活用が停滞気味の企業に対し、システム側から連絡 | 無し(デモ体験はあり) | |
建設 | LPRE | 要問い合わせ | クラウド型 | 要問い合わせ | ウェビナー・オンラインコミュニティ | あり(1ヶ月間) |
e2-movE | 要問い合わせ | クラウド型 | 要問い合わせ | メール・電話 | 無し(デモ体験はあり) |
|
などといった点に着目し、各システムの魅力を分かりやすくご紹介しますので、是非在庫管理システム選びの参考になさってくださいね。
【POINT】 本記事にてご紹介する各在庫管理システムにおける費用・機能などの情報は、いずれも2025年1月時点の内容です。 最新の情報を知りたい方は、各システムの公式ホームページをご確認いただきますようお願いいたします。 |
7.【汎用型】おすすめ在庫管理システム7選
まずは、汎用型の在庫管理システムを下記のとおり7つ、ご紹介します。
システム名 |
おすすめの企業
|
---|---|
アラジンオフィス |
|
zaico |
|
ロジザードZERO |
|
スマートマットクラウド |
|
クラウドトーマス |
|
みえぞう |
|
COOOLa |
|
それぞれのシステムについて、具体的に見ていきましょう。
7-1. アラジンオフィス|在庫管理だけでなく、販売管理など幅広い業務を自動化できる

月額
| 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード・QRコード ※RFIDについては要問い合わせ |
主要機能 | ・在庫移動処理機能 ・セット品在庫管理機能 ・在庫間連絡票機能 ・棚卸機能 ・在庫関連機能 |
外部連携 | あり(会計システム・請求書作成システム・WMSシステム・EDIシステム・CRMシステム・POSレジシステム・RFIDなど) |
サポート体制 | 電話・リモート操作対応 |
無料トライアル | 無し |
URL
| https://aladdin-office.com/ |
アラジンオフィスは、ITベンダー企業である㈱アイルによって開発された、販売管理システムと在庫管理システムの双方の機能を兼ね備えたシステムです。
それによって、在庫管理にとどまらず、見積もりを出して案件を受注してから、費用を請求・入金して当該案件を終えるまでに発生する一連の業務について、脱アナログ化を図ることがをできます。
システム名 | 内容 |
---|---|
アラジンEC | BtoBのEC・Web受発注システム |
CROSS MALL | 複数ネットショップ一元管理システム |
CROSS POINT | ECサイトと実店舗のポイント・顧客一元管理システム |
上記のような他のアイル社製ソリューションと組み合わせて活用すれば、更に幅広い業務を網羅することができるでしょう。
もちろん、在庫管理システムとしても優秀で、
|
など、企業の状況に応じて活用することが可能です。
なお、アラジンオフィスは「汎用型」のシステムの他、下記のような業界向けの「特化型」システムも開発しています。
【アラジンオフィスの「特化型」システムの対象業界】
|
---|
ファッション/食品/化粧品/理美容品/医療/鉄鋼・非鉄金属/ねじなど |
「汎用型と特化型、どちらが良いか悩んでいる」という場合には、サポート面でも評判が高いアラジンオフィスに一度相談してみてはいかがでしょうか。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
7-2. zaico|導入企業数17万社以上!最先端の技術による在庫管理を実現できる

月額 | ・ミニマムプラン:4,378円(税込)/ユーザー数3名 ・ライトプラン:10,780円(税込)/ユーザー数3名 ・フルプラン:43,780円(税込)/ユーザー数10名 ・エンタープライズプラン:110,000円(税込)/ユーザー数30名 ※初期費用については要問い合わせ、ユーザー数による課金あり |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード・QRコード ※プランによって画像認識による検品が可能 |
主要機能 | ・物品登録・編集機能 ・在庫確認・検索機能 ・発注・発送機能 ・入出庫管理機能 ・棚卸機能 |
外部連携 | あり(会計システム・CRM/SFAシステム・POSレジシステム・EC基幹システムなど) |
サポート体制 | メール |
無料トライアル | あり(31日間) |
URL
| https://www.zaico.co.jp/ |
zaicoは、導入企業数17万社以上・継続利用率90%以上の実績を誇る、大手在庫管理システムです。
役所の備品や地域の緊急資機材を管理するためにzaicoを活用している自治体もあり、システムの利便性と信頼度の高さがうかがえます。
zaicoの特徴は、最新の技術を取り入れた在庫管理システムであるということ。
機能名 | 概要 |
---|---|
物品自動入出庫機能 | スマートフォンに在庫をかざすと、バーコード無しで画像認識により入出庫ができる ※エンタープライズプランで利用可能 |
かざしてzaico | スマートフォンに在庫をかざすと、ラベルの文字を認識して在庫データを登録できる ※フルプランで利用可能 |
一例ですが、上記のような機能が導入されています。
もちろんそれだけではなく、他にも、
|
など、在庫管理に役立つシステムが盛りだくさん。
プランによってユーザー数や使える機能に大きな違いがあるため、事前に比較・確認し、自社にとって最適なプランを選択するようにしましょう。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
7-3. ロジザードZERO|多言語対応!365日いつでも手厚いサポートが受けられる

月額 | 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード・QRコード ※RFIDはオプション |
主要機能 | ・在庫状況照会機能 ・入荷・出荷状況照会機能 ・データ連携機能・ ・アカウント権限管理機能 ・複数倉庫管理機能 ・棚卸機能 ・フリーロケーション機能 ・カンタン引当機能 |
外部連携 | あり(ERPシステム・ECカートシステム・OMSシステム・決済サービスなど) |
サポート体制 | メール・電話 |
無料トライアル | あり |
URL
| https://www.logizard-zero.com/ |
ロジザードZEROは、基本機能が充実している・既存システムからの移行が楽にできるなどの理由から、約7割の企業がノンカスタマイズで導入しているシステムです。
様々な搭載機能の中でも、下記の2機能は特に人気があります。
機能名 | 内容 |
---|---|
フリーロケーション機能 | 倉庫内の空いたスペースに在庫を保管し、保管効率を向上させる機能 |
カンタン引当機能 | ピッキングリスト出力時に条件ごとにグループ分けし、出荷作業を効率化する機能 |
また、サポート体制にも定評があり、「サポートチームが365日いつでも対応する体制」を20年以上維持し続けているため、導入後にトラブルが起きても安心です。
手厚いサポートを行う中で耳にしたユーザーニーズをシステムに取り入れる姿勢も大きな魅力で、近年では
|
などが新たに追加されました。
中でも防犯カメラ連携機能は、梱包作業の様子を撮影し、購入者からの問い合わせ時などにエビデンスとして利用できるという、利便性の高い機能となっていますよ。
その他、対応言語が多いのもロジザードZEROの特徴で、日本語以外にも英語・中国語(簡体字/繁体字)・タイ語・ベトナム語で操作することができます。
アジア各国に現地販売代理店もあるため、海外でビジネスを展開している企業においてもスムーズに導入できるでしょう。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
7-4. スマートマットクラウド|数えにくい在庫も重量によって「置くだけ」で管理できる

月額 | 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | 重量 |
主要機能 | ・在庫管理機能 ・在庫グルーピング機能 ・発注機能 ・分析機能 ・棚卸機能 ・レシピズレ検知機能 ・実入り返却防止機能 |
外部連携 | 要問い合わせ |
サポート体制 | あり |
無料トライアル | 要問い合わせ |
URL
| https://www.smartmat.io/ |
スマートマットクラウドは、2018年のリリース以降多くの企業に導入され、2025年1月時点の導入件数が1,800件以上にのぼっている、重量によって在庫を管理するシステムです。
専用機器・スマートマット(A6サイズから大きいものを載せられるマットまで、複数のサイズあり)の上に在庫を置いておくと、在庫の重量を計測し、数量に換算してくれるため、日々の在庫確認や棚卸を自動化することが可能。
在庫を消費し、重量が減少すると通知され、発注まで自動で処理してくれるため、欠品防止にも役立ちます。
在庫の管理単価(個・グラム・メートルなど)を自由に設定できたり、冷蔵庫や冷凍庫の中でも利用できたりと、非常に柔軟な在庫管理ができるので、様々な業界で利用できますが、特に
|
など、数えにくい在庫の管理に活用している企業が多いです。
機能名 | 内容 |
---|---|
レシピズレ検知機能 | BOM通りの重量=正とし、正の重量との差異を検知するため、入れ間違いを防止できる |
実入り返却防止機能 | 想定重量と異なった場合に通知してくれるため、実入り返却(箱にモノを入れたまま返却されてしまう)を防げる |
上記のような機能も、適切な在庫管理に大いに役立つでしょう。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
7-5. クラウドトーマス|物流のプロが開発!ハンズフリー作業を行うためのリングスキャナに対応している

月額 | 99,000円(税込)/5アカウント~ ※初期費用については要問い合わせ、アカウント数・ショップ数による課金あり |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード・QRコード |
主要機能 | ・在庫管理機能 ・入荷・管理機能 ・マスタ管理機能 ・賞味期限管理機能 ・棚卸管理機能 ・返品管理機能 ・セット組管理機能 ・ロット管理機能 ・ケース/バラ管理機能 |
外部連携 | あり(EC基幹システム・ECカートシステム・OMSシステムなど) |
サポート体制 | メール・電話 |
無料トライアル | あり |
URL
| https://xn--gckr5a9ce1k1c3h.jp/ |
クラウドトーマスは、年間約1,200万個もの荷物を扱う現役物流会社・㈱関通によって作られた、BtoBかBtoCかを問わず、あらゆる業界で活用されているシステムです。
そんなクラウドトーマス最大の魅力の1つは、物流のプロによる導入支援サービスが充実している点。
【クラウドトーマスの導入支援サービス(一例)】
|
---|
|
上記のようなサービスを、物流業界にて30年以上の実績を持つ関通社の手によって受けられることは、特にシステム導入が初めての企業やITに不慣れな企業にとって、大きなプラスになるでしょう。
また、もう1つの大きなメリットと言えるのが、検品などの作業をハンズフリーで行える点。
対応したリングスキャナを指輪のように指につけ、クラウドトーマスを運用するためのスマートフォンを腕時計のように手首につければ、両手をフリーにした状態で作業ができるため、大きな時間短縮に繋がります。
SIMカードを用いての運用になるため、倉庫内にWi-Fi環境を整える必要も無く、気軽に導入できる点も嬉しいポイントです。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
7-6. みえぞう|オンプレミス型あり!アカウント数の制限なくリーズナブルに活用できる

月額 | 32,780円(税込)~ ※初期費用・詳細については要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型・オンプレミス型・プライベートクラウド型 |
検品方法 | バーコード |
主要機能 | ・在庫情報照会機能 ・在庫移動機能 ・棚卸機能 ・入出庫管理機能 ・ロット情報機能 ・生産指示・生産計画機能 |
外部連携 | 要問い合わせ |
サポート体制 | メール・電話 |
無料トライアル | あり(最大2ヶ月間) |
URL
| https://miezou.jp/index.html |
みえぞうは、商品・消耗品などの仕入れ及び販売を行う企業向けの「スタンダード型」と、仕掛品・部品などの見込生産及び受注生産を行う企業向けの「生産管理支援型」の2パターンの在庫管理から、好きな方を選択できるシステムです。
【みえぞうで実現できる2パターンの在庫管理】
|
---|
|
各パターンには上記のような違いがありますので、自社の業務に当てはまる方を選択すると良いでしょう。
また、リーズナブルに活用できる点も、みえぞうの特徴。
費用の詳細については問い合わせが必要になりますが、月額32,780円(税込)~という価格帯で、アカウント数の制限が無い(同時ログインユーザー数には制限あり)というのは、特にアカウント数が多くなりそうな見込みの企業にとっては大きなポイントです。
なお、みえぞうは運用形態が豊富で、クラウド型の他、オンプレミス型・プライベートクラウド型も選択できます。
「理由があってクラウド型のシステムの導入が難しい」という企業は、みえぞうの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
7-7. COOOLa|「物流画像検品システム」によってバーコードの無い商品も高い精度で検品できる

月額 | 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード ※RFIDについては要問い合わせ、オプションで画像認識による検品が可能 |
主要機能 | ・在庫照会機能 ・商品マスタ取込機能 ・棚卸機能 ・入出荷管理機能 ・在庫調整機能 |
外部連携 | あり(ECカートシステム・EC基幹システム・ECモールなど) |
サポート体制 | 電話・現地訪問 |
無料トライアル | 無し(デモ体験はあり) |
URL
| https://cooola.jp/ |
COOOLa(クーラ)は、㈱ブライセンによって設計・開発された、独自の「物流画像検品システム」に強みがある在庫管理システムです。
物流画像検品システムは、画像(教師データ)をAIに学習させた商品について、納品書のQRコードを読み取り、納品書情報と商品の特徴点を照合する方法で自動的に検品を行うシステム。
このシステムを活用すれば、バーコードの無い商品を検品することも可能です。
こういったシステムは通常、教師データとなる画像を大量に読み込ませることで初めて成立するものですが、COOOLaの場合、画像1枚でも高精度な検品を実現することができます。
オプションのシステムではあるものの、特に同一製品を大量に扱う業務での生産性向上に役立ち、「出荷作業の生産性が1.7倍に向上した」という企業があるなど、実用性は非常に高いです。
【COOOLaの魅力】
|
---|
|
「物流画像検品システム」以外にも、上記のような魅力があるCOOOLaは、導入済みの企業から高い評価を得ており、導入社数が2年連続で約2倍に増加しています。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8.【業界特化型】おすすめ在庫管理システム10選

続いて、業界特化型の在庫管理システムを下記のとおり10個、ご紹介します。
業界 |
システム名
|
おすすめの企業
|
---|---|---|
小売店 | スマレジ |
|
SquareリテールPOSレジ |
| |
アパレル | ApaRevo |
|
アパレル管理自動くん |
| |
通販 | ネクストエンジン |
|
ロジクラ |
| |
医療 | ODSS |
|
Mediboard |
| |
建設 | LPRE | |
e2-movE販売 |
|
それぞれのシステムについて、具体的に見ていきましょう。
8-1.【小売店業向け】おすすめ在庫管理システム2選
小売店業向けの在庫管理システムは、商品の販売が行われるたびに在庫状況をリアルタイムで更新できる利便性の高さから、POSレジと一体になっているものや、POSレジシステムと連携できるものが多いです。
本記事では、2つのシステムをご紹介します。
8-1-1. スマレジ|レジ機能など様々な機能が備わっていて、カスタマイズ性も高い

月額 | ・スタンダードプラン:0円 ・プレミアムプラン:5,500円(税込)/1店舗 ・プレミアムプラスプラン:8,800円(税込)/1店舗 ・フードビジネスプラン:12,100円(税込)/1店舗 ・リテールビジネスプラン:15,400円(税込)/1店舗 ※初期費用:0円 |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード・RFID |
主要機能 | ・棚卸機能 ・在庫変動履歴機能 ・店舗間移動機能 ・発注・入荷・出荷機能 |
外部連携 | あり(会計システム・決済システム・ECモール・EC基幹システム・CRMシステム・各業界向けの専用システムなど) |
サポート体制 | メール・チャット・電話 ※プランにより異なる |
無料トライアル | あり(30日間) |
URL | https://smaregi.jp/ |
スマレジは、タブレットやスマホを活用したクラウド型のPOSレジで、レジ機能を筆頭に、下記のような様々な機能が搭載されたシステムです。
【スマレジの主な機能】
|
---|
レジ機能/売上分析機能/顧客管理機能/複数店舗管理機能/キャッシュレス決済機能/予算管理機能/小売店向け在庫管理機能/受注管理機能/データのCSV出力機能/スタッフ管理機能 など |
上記からも分かるように、それらの機能の中に「小売店向け在庫管理」機能が含まれており、発注や入出荷の情報入力や在庫数の変動確認、そして棚卸などを効率的に行うことができます。
更に、
|
などといった理由から、カスタマイズ性が非常に高い点もスマレジの特徴。
システム・アプリ名 | 連携・導入によるメリット |
---|---|
Chatwork (外部チャットシステム) | 売上や在庫の情報をチャットへ流すことができる |
RFIDレーダー (専用アプリ) | RFIDタグをつけた商品が見つからないときに、場所を探索できる |
上記はあくまでも一例ですが、外部システムと連携したり、「スマレジ・アプリマーケット」内のアプリを導入することで、利便性が一層向上します。
なお、前述の「小売店向け在庫管理」機能の全てを利用するためには、スマレジの最上位プランにあたるリテールビジネスプランに加入しなければなりません。
リテールビジネスプラン以外のプランを選択した場合でも、在庫数の増減を確認するといった簡易的な在庫管理を行うことは可能ですので、無料トライアルを活用するなどし、自社に必要なプランを見極めると良いでしょう。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-1-2. SquareリテールPOSレジ|全機能が使える上位プランがリーズナブルに利用できる

月額 | ・フリープラン:0円 ・プラスプラン:6,000円(税込)/1店舗 ・プレミアムプラン:要問い合わせ ※初期費用:0円 |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード |
主要機能 | ・在庫数管理機能 ・在庫予測機能 ・注文書自動作成機能 ・複数店舗の在庫管理機能 ・取引先管理機能 |
外部連携 | あり(会計システムなど) |
サポート体制 | メール・電話 |
無料トライアル | あり(30日間) |
URL | https://squareup.com/jp/ja/point-of-sale/retail |
SquareリテールPOSレジは、世界で最初にモバイルカードリーダーを開発したキャッシュレス決済サービス会社・Squareによって開発されたシステムです。
「在庫管理機能を含む様々な機能を備えたPOSレジである」という点は、先にご紹介した「スマレジ」と共通していますが、月額費用は、全機能が使える「プラスプラン」を1店舗あたり6,000円(税込)で契約できるSquareリテールPOSレジの方がお安くなっています。
在庫管理機能1つを取ってみても、基本的な在庫管理機能はもちろんのこと、商品が品薄になったときに自動で注文書を作成する機能が備わっているなど、機能性は十分に高いシステムです。
「費用をできる限り抑えたい」という場合には、SquareリテールPOSレジの導入を検討してみると良いでしょう。
一方で、
|
などの観点から、カスタマイズ性についてはスマレジに軍配が上がります。
ただし、予約管理システムやセキュリティ強化システムなど、Square社で開発された他のシステムをうまく組み合わせて活用することで、利便性を向上させることは可能ですよ。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-2.【アパレル業向け】おすすめ在庫管理システム2選
アパレル業向けの在庫管理システムは、カテゴリ・ブランド・サイズ・カラーなど、細かい単位で在庫を管理する必要があるため、SKU管理機能が搭載されているものが大半です。
他にも、展示会など、アパレル業ならではの販売形態に適応していたり、季節による出荷数の分析機能に長けていたりという特徴があります。
本記事では、2つのシステムをご紹介しましょう。
8-2-1. ApaRevo|展示会受注など、業界特有の事情にしっかり対応できる

月額 | 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型・オンプレミス型 |
検品方法/使用機器 | バーコード ※RFIDについては要問い合わせ |
主要機能 | ・在庫数一覧機能 ・店舗管理機能 ・在庫引当機能 ・物流倉庫との入出庫情報連携機能 ・配分出荷処理機能 ・データ分析機能 |
外部連携 | あり(EC基幹システム・POSレジシステム・CRMシステム・貿易業務システム・会計システムなど) |
サポート体制 | メール・電話 |
無料トライアル | 要問い合わせ |
URL | https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/product/aparevo/ |
ApaRevoは、2023年に実施された調査において、「アパレル関連業務の中核をなす業務システム」部門で導入シェア1位を獲得した実力派のシステムです。
「店舗」「EC」など、在庫数を確認したい拠点ごとにシステム上に倉庫を作ることで、拠点ごとにSKU別で在庫管理を行うことが可能。
他にも、移動中の在庫確認機能や在庫分析機能をはじめ、お客様から問い合わせのあった商品の在庫を近隣店舗・物流倉庫から検索できるフリー在庫照会機能など、様々な機能が備わっています。
商品情報の入力パターンが複数あり、「1品番1色複数サイズ」で入力することもできるため、靴を扱う企業でもしっかり活用できますよ。
更に、
|
など、ApaRevoは、まさに「痒い所に手が届く」システムです。
導入すれば、きめの細かい在庫管理が実現できるでしょう。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-2-2. アパレル管理自動くん|使いやすくてサポートも手厚いため、ITに不慣れでも活用できる

月額 | 要問い合わせ ※初期費用:150万円~ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | 要問い合わせ |
主要機能 | ・在庫Index機能 ・リアルタイム在庫集計機能 ・SKU在庫集計機能 ・カテゴリー別在庫集計機能 ・棚卸機能 ・ハンディターミナル連携機能 ・データ出力機能 ・商品受払帳機能 ・店舗間移動伝票機能 |
外部連携 | あり(ECモールなど) |
サポート体制 | メール・電話・LINE・チャット・訪問レクチャー |
無料トライアル | あり |
URL | https://apakankun.com/ |
アパレル管理自動くんは、シンプルなUIにこだわって作られた、使いやすいシステムです。
LINEやチャットによる問い合わせを受け付けていたり、訪問レクチャーや障害対応(別途料金が発生するケースもあり)を実施していたりと、サポートも充実しており、ITに不慣れな企業でも気軽に導入することができます。
もちろん、シンプルなUIながらも機能は充実しており、
|
など、リアルタイムで細やかな在庫管理を実現することが可能ですよ。
また、アパレル業界において重要な「卸売」や「EC販売」に関するシステムが標準的に備わっているのもアパレル管理自動くんの大きな強み。
楽天市場などのECモールや自社のECサイトとの連携も簡単で、この点が導入の決め手になったという企業もあります。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-3.【通販業向け】おすすめ在庫管理システム2選
通販業向けの在庫管理システムは、ECモール・EC基幹システム・ECカートシステムなどといった各種EC関連システムとの外部連携に優れているものが多いです。
本記事では、2つのシステムをご紹介します。
8-3-1. ネクストエンジン|多数のECモール/カートと連携できて、コスパも良い

月額 | 3,300円(税込)/受注件数200件まで ※初期費用:0円、保守費用:16,500円/年、受注件数による従量課金制 |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード |
主要機能 | ・在庫状況確認機能 ・入庫管理機能 ・キャンセル、返品などによる在庫変更管理機能 ・拠点別在庫振り分け機能 ・セット商品管理機能 ・発注漏れ防止機能 |
外部連携 | あり(ECカートシステム・ECモール・決済システム・送り状発行システム・POSシステムなど) |
サポート体制 | メール・電話・画面上操作アシスト |
無料トライアル | あり(30日間) |
URL
| https://next-engine.net/ |
ネクストエンジンは、「もっと楽しくEC運営をできるようにしたい」をモットーに、EC運営に役立つ機能を多数搭載しているシステムです。
【ネクストエンジンにおけるEC運営に役立つ機能(一例)】
|
---|
|
あくまでも一例ですが、上記のような機能が搭載されています。
特に、連携可能なECモール/カートシステムの数が非常に多く、大半のシステムと連携が可能である点は、通販業に携わる企業にとって嬉しいポイントと言えるでしょう。
また、連携対象外のシステムや自社開発のカートシステムでも、カスタマイズ次第で連携可能となるケースがあり、相談すれば親身になって対応してくれますよ。
また、プランが1つしかないため仕組みが分かりやすい点や、リーズナブルに利用できる点もネクストエンジンの大きな魅力。
受注件数が200件を上回った場合、件数による重量課金制となりますが、1件あたりの追加料金も5円~35円程度とお安い設定になっているため、コストを抑えたい企業には大変おすすめです。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-3-2. ロジクラ|「発送業務についての機能充実」と「スマートフォンでの利用」に強みがある

月額 | ・Liteプラン:16,280円(税込) ・Premiumプラン:53,900円(税込) ・Enterpriseプラン:要問い合わせ ※初期費用については要問い合わせ、保守費用:33,000円(税込)/年、年間契約による割引あり、出荷数による課金あり |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード・QRコード |
主要機能 | ・拠点別在庫管理機能 ・入出庫管理機能 ・フリーロケーション管理機能 ・リアルタイム在庫管理機能 ・セット商品管理機能 ・ロット管理/有効期限管理機能 |
外部連携 | あり(ECカートシステム・ECモール・OMSシステム・宅配システムなど) |
サポート体制 | チャット |
無料トライアル | あり(14日間) |
URL
| https://logikura.jp/ |
ロジクラは、複数店舗・倉庫の在庫状況をしっかり連携させることができるため、ECだけでなく店舗の在庫管理を並行して行えるシステムです。
また、大きな強みと言えるのが、「検品作業をスマートフォンで実施できる」ということ。
具体的には、スマートフォンにオリジナルのアプリをインストールすると、スマートフォンでのバーコード読み取りができるようになるため、高額なハンディターミナルを導入する必要がなくなります。
店舗・倉庫の在庫情報を、店舗・倉庫・本部のスタッフがスマートフォン上で簡単に確認できるようになれば、業務のスムーズな運営を実現できるでしょう。
なお、Androidのカメラ機能だとバーコード読み取り速度等の保証ができないという理由から、アプリはiPhone専用となっていますので(2025年1月時点)、その点だけ注意が必要です。
更に、ロジクラはEC業にとって嬉しい発送業務に関する機能が充実しています。
【ロジクラにおける発送業務に関する機能(一例)】
|
---|
|
特に、発送代行業者の紹介サービスは、ロジクラを導入する2万社以上の企業とのネットワークを活かした、オリジナルのサービス。
ロジクラ側に条件を伝えれば、最適な委託先の候補を提案してもらえるので、出荷量の増加によって発送業務に手が回らなくなるなどのトラブルを抱えている企業には特におすすめです。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-4.【医療業向け】おすすめ在庫管理システム2選
医療業向けの在庫管理システムは、人の生命や健康に直接関係することから、より慎重な管理をする必要がある医薬品を、適正に管理することができるように設計されています。
有効期限管理機能が備わっているシステムや、薬価の自動更新・新薬の自動登録を行ってくれるシステムも多いです。
本記事では、2つのシステムをご紹介します。
8-4-1. ODSS|医薬品管理に役立つ機能が多数!災害に強く、BCP対策にも◎

月額 | 20,000円~ ※初期費用30万円~、税込or税抜要確認 |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード |
主要機能 | ・払出機能 ・発注機能 ・入荷機能 ・棚卸機能 ・不動品管理機能 ・部署連携機能 |
外部連携 | あり |
サポート体制 | 電話・オンライン |
無料トライアル | 無し(デモ体験はあり) |
URL
| https://www.nabelin.co.jp/business/medical-system/odss/ |
ODSSは、医薬品販売企業である鍋林㈱によって開発された、有床診療所から総合病院まで幅広い規模の企業に導入されているシステムです。
下記のとおり、医療業における在庫、主に医薬品の管理に役立つ機能が多数搭載されています。
【ODSSの特徴】
|
---|
|
更に、災害対策が万全である点もODSSの大きな魅力。
なぜなら、ODSSのデータセンターは、異なる変電所からの電力供給が可能であるうえ、自家発電機が設置されていたり、免震構造となっていたりと、緊急時においてもシステムを維持するための対策がなされているためです。
大規模な災害が起きてもデータ損失のリスクが少ないことから、医療業のBCP対策の一環としても活用されています。
なお、今回ご紹介したのは「病院における医薬品管理向けのODSS」ですが、
|
など、ODSSには他にも数種類のシステムがありますので、気になる方はチェックしてみてください。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-4-2. Mediboard|あらゆる業務の効率化を実現!定着まで丁寧なサポートが受けられる

月額 | 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | バーコード |
主要機能 | ・在庫状況確認機能 ・発注機能 ・発注書作成・送付機能 ・発注点設定機能 ・データ分析機能 |
外部連携 | 要問い合わせ |
サポート体制 | 活用が停滞気味の企業に対し、システム側から連絡 |
無料トライアル | 無し(デモ体験はあり) |
URL
| https://www.southernwish.com/mediboard/ |
Mediboardは、IT企業である㈱サザンウィッシュによって開発された、在庫管理だけでなく、医療機関や介護施設におけるあらゆる業務の効率化に活用できるシステムです。
具体的には、導入することで下記のような業務効率化が見込めます。
【Mediboardによる業務効率化(一例)】
|
---|
|
医療機関や介護施設では、契約書や稟議書など「紙」による業務が多くなりがちですが、上記から、Mediboardを導入することで大幅なペーパーレス化の実現を見込めることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
実際にMediboardを導入した企業の中には、「8割の書類、枚数で言うと10,000枚以上の書類のペーパーレス化に成功した」というところもあります。
もちろん在庫管理システムとしても優秀で、発注書の作成及び送付を簡素化したり、発注点を設定することによって無駄な発注を抑制したりすることが可能です。
また、導入後のサポート体制も充実。
利用者によるシステムの活用度合いを指標化して毎日チェックを行い、あまり活用できていない企業に対しては、サザンウィッシュ社側から能動的に連絡をとってサポートしてくれるため、「システムが定着するか不安」という企業でも安心ですよ。
2022年にリリースされた比較的新しいシステムで、今後は、社員のシフト管理機能や外部システム連携機能を実装させる予定があるなど、更なる進化にも期待ができるでしょう。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-5.【建設業向け】おすすめ在庫管理システム2選
建設業向けの在庫管理システムは、大きく重い資材や目視での数量確認が難しい資材などといった特殊な在庫もしっかりと管理できる構造になっています。
また、離れた複数の現場で同時にプロジェクトが進行していると、在庫の移動状況・使用状況を把握することが困難になりがちですが、そういった悩みも建設業向けの在庫管理システムの活用によって解決することが可能です。
本記事では、2つのシステムをご紹介します。
【POINT】 建設業における在庫管理・資材管理について、更に詳しく知りたいという方は、下記の記事もあわせてご参照ください。 ・「建設業における在庫管理とは?5つの管理プロセスを分かりやすく解説」 ・「資材管理とは|具体的な業務内容と早急に管理体制を整えるべき理由」 |
8-5-1. LPRE|現場に寄り添ったオリジナル機能が盛りだくさんで、UIも優れている

月額 | 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | 要問い合わせ |
主要機能 | ・入出庫管理機能 ・在庫一覧機能 ・在庫検索機能 ・発注管理機能 ・在庫分析機能 ・在庫アラート機能 ・減価償却計算機能 |
外部連携 | 要問い合わせ |
サポート体制 | ウェビナー・オンラインコミュニティ |
無料トライアル | あり(1ヶ月間) |
URL | https://lline-group.co.jp/dx/ |
LPRE(エルプレ)は、「建設業の現場革命」に取り組む弊社・㈱エルラインが、建設現場の悩みや困りごとなどの「声」を反映させて開発した、建設業のための在庫管理システムです。
LPREには、下記の3つのプランがあります。
プラン名
|
主な機能
|
---|---|
Starter | ・在庫管理(受注・出荷の伝票作成、棚卸、入出庫履歴確認) ・発注管理 ・請求管理(販売品の見積書・請求書作成) |
Standard | Starterプランの全機能の他 ・配車管理 ・在庫管理(返却・検収報告書出力、返却荷札発行、過入庫管理、単管パイプ加工管理、整備・修理管理) ・請求管理(レンタル品の見積書・請求書作成) ・集計・分析(各帳簿のCSV出力) ・マスタ管理(車両登録・権限登録) |
Business | Standardプランの全機能の他 ・WEBオーダー機能 ・IPad対応 |
LPREに搭載されている機能のうち、特に大きな強みと言えるのが、下記3つの機能です。
機能名
(利用可能プラン)
|
概要
|
---|---|
過入庫管理機能 (Standardプラン~) | 「出荷時より多くの資材が返却される」という業界特有の事態が生じた際、「どこの資材センターにどれくらい過入庫があったか」を把握し、トラブルを防ぐ |
レンタル品の請求管理機能 (Standardプラン~) | 販売品だけでなく、足場仮設資材などのレンタル品の管理もできる |
WEBオーダー機能 (Businessプラン) | 現場からスマートフォンで必要な資材を発注部門にオーダーできる |
これらの機能は、2007年の創業以来、とび・土木工事を主軸に様々な現場をこなし続けている弊社だからこそ導入できる「真に現場へ寄り添った機能」であり、痒いところに手が届く仕様となっています。
今後も
|
などの機能を追加し、より一層便利なシステムを目指していく予定です。
そもそも建設業向けの在庫管理システム自体が非常に少ない中で、誰でも直感的に操作できる使いやすいシステムとなっており、1ヶ月の無料トライアルもありますので、まずは是非、お気軽にご相談ください。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
8-5-2. e2-movE販売|企業に合わせたカスタマイズで、幅広い業務を効率化できる

月額 | 要問い合わせ |
---|---|
運用形態 | クラウド型 |
検品方法 | 要問い合わせ |
主要機能 | ・在庫管理表機能 ・貸出/預かり在庫管理表機能 ・移動入力確認表機能 ・受発注管理機能 ・棚卸入力機能 |
外部連携 | あり(請求書発行システム) |
サポート体制 | メール・電話 |
無料トライアル | 無し(デモ体験はあり) |
URL
| https://si.mitani-corp.co.jp/solution/e2move/products/selling |
e2-movE販売は、その名のとおり販売管理機能をメインに搭載しているシステムですが、その中に在庫管理機能が含まれています。
e2-movE販売を開発したのは、建設関連事業を営む三谷商事㈱。
そのため、販売管理機能の中にも建設業のノウハウがたっぷりと詰め込まれており、
|
など、建設業ならではの業務フローにもしっかりと対応することが可能です。
また三谷商事では、e2-movE販売以外にも、工事原価を管理するための「e2-movE工事管理」など、他システムも取り扱っています。
そのため、e2-movE販売をこういった他システムと連携させたうえで、各企業の業務の形に合わせてカスタマイズしてもらうことも可能。
利用者からは
|
などの声が上がっています。
【こんな企業におすすめ】
|
---|
|
9. まとめ
本記事では、在庫管理システムについての理解を深め、「失敗のないスムーズなシステム選定及び導入」を実現するため、下記の事項について解説いたしました。
【本記事で解説した内容】
|
---|
|
また、上記内容を踏まえてご紹介した、おすすめの在庫管理システム17選の一覧は、下記のとおりです。
【汎用型|おすすめ在庫システム7選】
システム名 |
特徴
|
---|---|
アラジンオフィス | 在庫管理だけでなく、販売管理など幅広い業務を自動化できる |
zaico | 導入企業数17万社以上!最先端の技術による在庫管理を実現できる |
ロジザードZERO | 多言語対応!365日いつでも手厚いサポートが受けられる |
スマートマットクラウド | 数えにくい在庫も重量によって「置くだけ」で管理できる |
クラウドトーマス | 物流のプロが開発!ハンズフリー作業を行うためのリングスキャナに対応している |
みえぞう | オンプレミス型あり!アカウント数の制限なくリーズナブルに活用できる |
COOOLa | 「物流画像検品システム」によってバーコードの無い商品も高い精度で検品できる |
【業界特化型|おすすめ在庫システム10選】
業界
|
システム名
|
特徴
|
---|---|---|
小売店 | スマレジ | レジ機能など様々な機能が備わっていて、カスタマイズ性も高い |
SquareリテールPOSレジ | 全機能が使える上位プランがリーズナブルに利用できる | |
アパレル | ApaRevo | 展示会受注など、業界特有の事情にしっかり対応できる |
アパレル管理自動くん | 使いやすくてサポートも手厚いため、ITに不慣れでも活用できる | |
通販 | ネクストエンジン | 多数のECモール/カートと連携できて、コスパも良い |
ロジクラ | 「発送業務についての機能充実」と「スマートフォンでの利用」に強みがある | |
医療 | ODSS | 医薬品管理に役立つ機能が多数!災害に強く、BCP対策にも◎ |
Mediboard | あらゆる業務の効率化を実現!定着まで丁寧なサポートが受けられる | |
建設 | LPRE | 現場に寄り添ったオリジナル機能が盛りだくさんで、UIも優れている |
e2-movE販売 | 企業に合わせたカスタマイズで、幅広い業務を効率化できる |
本記事の内容が、貴社における在庫管理システム選定の手助けになれば幸いです。
コメント