重機オペレーターを目指すには?仕事内容や資格、年収まで全解説

「幼少期から憧れているブルドーザーやショベルなどの重機を操縦する仕事に就きたい。重機オペレーターって具体的にどのような仕事なんだろう?」

「ダイナミックな重機の操縦に憧れているものの、未経験でもチャレンジできるのかな?年収や働き方はどうなんだろう」

建設現場、工事現場などでかっこいい重機を見て「重機オペレーターに憧れるけれど、自分でもなれるかな?」と思い、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

重機オペレーターとは、土木や建設、運搬作業などで活躍する重機の操縦、安全管理をして携わっている業務を円滑に進める仕事です。

未経験、未資格から重機オペレーターを目指せる会社も増えているため「重機オペレーターを目指したい」という思いがあれば、誰でもチャレンジできます。

未経験、未資格から重機オペレーターを目指せる会社も増えているため「重機オペレーターを目指したい」という思いがあれば、誰でもチャレンジできます。

しかし、憧れの重機オペレーターに就いてみると「意外と大変だった」と感じるポイントもあり、事前に熟知していないと早期退職につながります。

重機オペレーターに就いた後に後悔しないためにも、重機オペレーターの目指し方、働き方を知って本当に自分に向いているのか確認してみましょう。

そこで本記事では、重機オペレーターの詳しい仕事内容や1日のスケジュール、年収などの基礎知識をまとめて解説しています。

そこで本記事では、重機オペレーターの詳しい仕事内容や1日のスケジュール、年収などの基礎知識をまとめて解説しています。

最後まで読めば、重機オペレーターの仕事について理解でき、目指すべきか判断できます。重機オペレーターは需要が高く、手に職をつければ長く活躍できる仕事です。

重機オペレーターになりたいと確信を持つためにも、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.重機オペレーターとは

重機オペレーターとは

冒頭でも触れたように、重機オペレーターとは、土木や建設、運搬作業などで活躍する下記のような重機の操縦、安全管理をして携わっている業務を円滑に進める仕事です。

冒頭でも触れたように、重機オペレーターとは、土木や建設、運搬作業などで活躍する下記のような重機の操縦、安全管理をして携わっている業務を円滑に進める仕事です。

※業務で扱う重機は「【重機別】重機オペレーターの具体的な仕事内容」で解説しています

重機の操縦が必要になる資材センターや建設会社、物流倉庫、重機のレンタル会社などが勤務先になります。

重機オペレーターは、重機の操縦と安全管理の2つの業務を担います。

業務内容
概要・例
重機の操縦 計図や現場での指示に従って重機を適切に操縦する
例:移動式クレーン車を操縦して指定した場所まで資材を運ぶ
重機の安全管理 重機を問題なく操縦できるか点検や整備をする
例:業務開始前後に油圧やブレーキ、タイヤなどの状態を点検して安全を確保する

例えば、重機オペレーターとして建設会社に就職した場合は、担当現場で重機を操縦して建築物の完成を目指します。

例えば、重機オペレーターとして建設会社に就職した場合は、担当現場で重機を操縦して建築物の完成を目指します。

 

複数の重機を操縦できる場合は、荷物の運搬時にはフォークリフト、地面を掘り削る場合は、ブルドーザーと1人で様々な重機を担当するケースもあります。

重い資材の運搬や地面を掘削など、重機が必要になる場面は数多くあるので、周囲から頼られる存在として活躍できる点も大きな魅力です。

重機オペレーターの需要は高まっており、手に職をつければ長く活躍できる仕事です。

就職先の会社にもよりますが、未経験・未資格から重機オペレーターを目指せるケースも増えています。

2.【重機別】重機オペレーターの具体的な仕事内容

2.【重機別】重機オペレーターの具体的な仕事内容

重機オペレーターは操縦する重機により、携わる仕事、必要な資格が変わります。

そのため操縦したい重機がある場合は、その重機がどのような仕事を担うのか、必要な資格はあるのかなどを事前に把握しておく必要があります。

重機オペレーターが操縦する主な重機は、下記の6種類です。

重機の種類
主な仕事内容
重量のある荷物を安全に効率よく運搬する業務をする
例:建設現場の重い資材を一度に指定の場所に運搬する
重い荷物を吊り上げて水平に移動する業務をする
例:鉄骨などの重い資材を吊り上げて指定の場所に移動する
土砂の掘削や運搬、ならしなどの業務をする
例:大量の土やがれきを指定の場所まで押して移動する
地面の掘削や建物の解体業務をする
例:下水道工事で地面を掘り削る
地面やアスファルトを押し固める業務をする
例:盛土や造成地の土を固める
作業員をバスケットに乗せて高所に運ぶ業務をする
例:電気工事や通信工事の作業員をバスケットに乗せて高所に運ぶ

ここでは、重機オペレーターが操縦する重機ごとの仕事内容、特徴を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

2-1.フォークリフト

2-1.フォークリフト

フォークリフトは、フォーク(前面についている2本の爪状の部分)にパレット(荷物を乗せる台座)やラム(円柱状のアタッチメント)を差し込み、荷物を乗せて昇降させる重機です。

下記のように、重量のある荷物を安全に効率よく運搬する業務に携わります。

【フォークリフトの重機オペレーターの業務内容】

・建設現場の重い資材を一度に指定の場所に運搬する
・資材センターに入出荷する荷物を指定の場所に移動する
・工場での荷物の移動やトラックへの積み込みなどを行う

例えば、フォークリフトを使うと、建設現場の鉄筋やコンクリートなど重さのある資材を一度に運搬できます。

周囲とコミュニケーションを取りながら、必要なタイミングで必要な荷物、資材を運搬、移動して、作業を効率化する役割を担います。

フォークリフトの資格は比較的簡単に取得できますが、操縦、運搬にはコツが必要です。

運搬する荷物により積み方を変える、フォークを水平もしくはやや前倒しにするなど、安全な運搬を実現する技術力が腕の見せ所です。

主な資格

・最大荷重1トン以下:フォークリフトの運転の業務に係る特別教育(最大12時間の講習)
・最大荷重1トン以上:フォークリフト技能講習修了証(最大35時間の講習)
※公道を走行する場合は別途該当する自動車運転免許が必要

2-2.移動式クレーン車

2-2.移動式クレーン車

移動式クレーン車は、重い荷物を吊り上げて水平に移動できる重機です。

トラックの架装部分に運転席とクレーンがある「トラッククレーン」や、トラックの運転席でクレーン操縦ができる「ユニック車」など様々な種類があります。

移動式クレーンは荷物を吊り上げることができるため、下記のように人の手では荷物を運べない場所への運搬なども担います。

【移動式クレーン車の重機オペレーターの業務内容】

・鉄骨などの重い資材を指定の場所に移動する
・橋梁工事など人の手では資材運搬が難しい場所に資材を運搬する

例えば、建設現場では、移動式クレーン車を操縦して鉄骨などの部材を建物の組立位置まで移動します。

安全に運搬できるように玉掛け作業(荷物にチェーンやベルトをかけてクレーンのフックをつなぐこと)をする技術や正確なルートを辿って運搬するスキルなどが求められます。

単にブーム(フックを支える長いアーム状の部材)を伸縮させるだけではなく、どのような荷物、部材でも、安全に的確に運搬する計画的な操縦技術が必要です。

主な資格・吊り上げ荷重が5トン未満の移動式クレーンの操縦:小型移動式クレーン運転技能講習(最大20時間の講習)
・吊り上げ荷重が5トン以上の移動式クレーンの操縦:移動式クレーン運転士資格(学科、実技の試験に合格)
・吊り上げ荷重1トン以上のクレーンなどでの玉掛け作業:玉掛け技能講習(最大19時間の講習)
※公道を走行する場合は別途該当する自動車運転免許が必要

2-3.ブルドーザー

2-3.ブルドーザー

ブルドーザーは、主に土砂の掘削や運搬、ならしなどに使う重機です。

ブルドーザーの前面にあるブレード(大きな金属の板)、後方に取り付けるニッパー(爪状のアタッチメント)の形状や大きさによって、大量の土を押す、切削するなどの使い分けができます。

ブルドーザーは主に、土木、建設現場で、下記のような業務に使用します。

【ブルドーザーの重機オペレーターの仕事内容】

・大量の土やがれきを指定の場所まで押して移動する
・切土工事で固い地面を掘り削る
・宅地や道路の仕上げで地面を平らにならす
・配管後の溝に土や砂を戻して固める

例えば、道路予定地や住宅予定地に高低差がある場合、平らな地面に整える必要があります。

重機オペレーターはブルドーザーを操縦して、固い地面を掘り削り、平らな状態にするなどの業務に携わります。

ブルドーザーはブレードやニッパーの形状に応じて安全に作業ができるように、繊細な操作が求められます。また、地面の質や固さによってブレード操作を変える判断力も必要です。

とくにブルドーザーの機体質量が大きくなると機体の操縦とブレード操作の双方の難易度が上がるので、高い技術力が必要になるでしょう。

主な資格機体質量が3トン未満:小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育(最大13時間の講習)
機体質量が3トン以上:車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習(最大38時間の講習)
※公道を走行する場合は別途該当する自動車運転免許が必要

2-4.油圧ショベル

2-4.油圧ショベル

油圧ショベルは、地面の掘削や建物の解体などに使用する重機です。

アームの先にあるバケット(手のような形状の部分)を変えることで、一度に掘削できる量や扱う材質が変わります。油圧ショベルは主に建設、土木現場で、下記のような業務をします。

【油圧ショベルの重機オペレーターの仕事内容】

・下水道工事で地面を掘り削る
・凹凸のある地面を平らにならす
・現場で発生した残土をトラックに積み込む
・建設物を解体する

油圧ショベルは小型軽量なので、様々な建設現場で扱いやすいです。

建設現場や上下水道工事、造成工事など、地面を掘り削る必要がある現場で、重機オペレーターが活躍します。バケットを変更すれば、解体や破砕などの作業に携わることも可能です。

とくに掘削作業は一度行うと後戻りができないため、工事工程を頭に入れて理解しながら慎重に進める必要があります。

地盤の状態によっては、バケットの角度や押し込み量を繊細に調整する必要があり、重機オペレーターの腕前が作業品質を大きく左右します。

主な資格・機体質量が3トン未満:小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育(最大13時間の講習)
機体質量が3トン以上:車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習(最大38時間の講習)
※公道を走行する場合は別途該当する自動車運転免許が必要

2-5.ロードローラー

ロードローラーとは、地面やアスファルトを押し固める締固め機械のことです。

前後に大きなローラーが付いており、一定の荷重を加えながら走行することで、土やアスファルトを均一に締固めます。

ロードローラーは主に建設、土木現場で、下記のような業務をします。

【ロードローラーの重機オペレーターの仕事内容】

・盛土や造成地の土を固める
・アスファルトを敷きならした後に締固める
・道路や駐車場工事の仕上げに凸凹や段差をなくして平坦に仕上げる

例えば、アスファルトを敷きならした後に、ロードローラーを操縦して締固めをします。

地面の状態や用途により使用するローラーの大きさ、材質などが変わるので、対応できる技術が求められるでしょう。

また、ロードローラーの重機オペレーターにはローラーに付着物がないか、タイヤ圧は均一かなど、締固め作業ができる状態であるか確認できる技術も必要です。

主な資格ローラーの運転の業務に係る特別教育(最大10時間の講習)
※公道を走行する場合は別途該当する自動車運転免許が必要

2-6.高所作業車

2-6.高所作業車

高所作業車は、作業員をバスケットに乗せて高所に運び安全に作業してもらうための重機です。

高所作業車はバスケット部分を数m~数十mの高さまで上昇できるため、下記のように様々な業務で使用します。

【高所作業車の重機オペレーターの仕事内容】

・電気工事や通信工事でバスケットに乗せて作業員を高所に運ぶ

・ビルなどの清掃作業員をバスケットに乗せて高所に運ぶ

例えば、ビルの窓ふきをするときには、高所作業車が安全を確認しながらバスケットに乗せて対象階まで人を運んで作業をします。

高所作業車のバスケットの位置は伸縮や旋回操作をして、ミリ単位での調整が求められます。

また、周囲の環境や天候によって安全性、操作性が左右されるため、周囲とコミュニケーションを取りながら臨機応変に対応することも必要でしょう。

主な資格・作業床の高さが10m未満:高所作業車の運転の業務に係る特別教育(最大9時間の講習)
・作業床の高さが10m以上:高所作業車運転技能講習(最大17時間の講習)
※公道を走行する場合は別途該当する自動車運転免許が必要
エルライングループ会社では重機オペレーターを随時募集していま
商業施設やビル、物流倉庫など幅広い施工実績のあるエルライングループでは、随時重機オペレーターを募集しています。

重機オペレーターに興味がある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

3.重機オペレーターへの道のり

3.重機オペレーターへの道のり

重機オペレーターに興味はあるものの「入社してすぐにチャレンジできるの?」と疑問を抱いている方もいるでしょう。

会社により入社後のサポート体制は異なりますが、下記のように運転技能、安全管理などの研修を積んでから、現場デビューを目指すことが多いです。

会社により入社後のサポート体制は異なりますが、下記のように運転技能、安全管理などの研修を積んでから、現場デビューを目指すことが多いです。

※あくまでも一例です。会社の制度、方針により異なります。

社内で研修するだけでなく、機械メーカーの訓練所など外部の訓練機関と連携しながら、実技技能を磨くこともあります。

入社時点で重機を操縦する資格がない場合は、研修内で講習を受けて取得できるケースもあるので無資格未経験からでもチャレンジが可能です。

会社が現場デビューができると判断した場合は、先輩のサポートのもとで少しずつ重機操縦をしていきます。

重機オペレーターとして一人立ちができたら、現場の一員として指定の重機を操縦できるようになります。

ちなみに、エルライングループでは、土の移動や掘削などのサポート業務から開始してもらい、図面を見て掘削作業を計画できるところを目指します。

その後に小型車両系の重機オペレーターの資格を取得して、先輩から現場で教えてもらいながらミニユンボ(小型の油圧ショベル)の操縦に慣れていきます。

ミニユンボの操縦ができるようになったら大型車両系の重機オペレーターの資格を取得して、重機オペレーターとして独り立ちします。

このように、多くの会社では重機オペレーターの研修制度が整っているので、今まで重機を操縦したことがなくても安心してチャレンジできます。

【女性の重機オペレーターも増えている】

多くの会社で重機オペレーターを教育する体制、制度が整ってきたことで、男性女性問わず重機オペレーターにチャレンジしやすくなりました。

とくに、昨今は女性の重機オペレーターが増えている会社もあり、未経験の女性でもチャレンジしやすくなってきています。

4.重機オペレーターの1日のスケジュール

重機オペレーターの仕事内容、目指し方が分かったところで、どのように仕事を進めるのか1日のスケジュール例を見てみましょう。

重機オペレーターの仕事内容、目指し方が分かったところで、どのように仕事を進めるのか1日のスケジュール例を見てみましょう。

※あくまでも一例です。現場の規模、扱う重機により変わります。

重機オペレーターの朝は早く、現場の朝礼に間に合うように準備、始業点検を済ませます。

扱う重機に異常がないか、燃料やオイルは十分かなど、安全に操縦できるかしっかりと確認することも重要な役割です。

朝礼前の時間を使って、他の職人さんや施工管理(現場の安全・品質・コストを守りつつ計画に沿って建設物の完成を目指すまとめ役)とコミュニケーションを取ることも多いです。

朝礼では、今日の仕事内容や安全注意事項の共有があるので、重機オペレーターとして何をするのか、どのように安全に配慮すればいいのかを確認します。

8時30分~17時頃までは、休憩を挟みながら、現場作業を進めていきます。

例えば、ブルドーザーを操縦して地面を掘り削る場合は、図面を見ながら範囲を確認したうえで周囲とコミュニケーションを取りながら安全に配慮して掘り進めます。

数ミリ単位での調整など繊細な操作が必要な場面も多いので、集中力が求められるでしょう。

1日の作業が終わったら、日報を書く、終業点検をするなどして退社をします。

繁忙期や天候によるスケジュール遅延などがあった場合は、休日出勤や残業になるケースもあります。

5.重機オペレーターの年収

5.重機オペレーターの年収

重機オペレーターの1日のスケジュールが分かったところで、年収もチェックしていきましょう。重機オペレーターは扱える重機や働き方により、年収が大きく変わります。

厚生労働省が公表している建設機械オペレーター(ブルドーザー・ロードローラーなどが対象)の平均年収は465万円、クレーン運転士の平均年収は526.9万円です。

厚生労働省が公表している建設機械オペレーター(ブルドーザー・ロードローラーなどが対象)の平均年収は465万円、クレーン運転士の平均年収は526.9万円です。

日本の正社員の平均年収は460万円(2023年)なので、少し低め、もしくは平均値あたりの年収だと言えます。

ただし、これはあくまでも平均値なので、働き方によっては平均年収以上の収入を目指すことも可能です。

例えば、複数の重機操縦ができれば建設現場で重宝される存在となり、年収がアップする傾向があります。

また、個人で重機を保有して必要な現場に出向き作業をする「一人親方」としての働き方ができるようになれば、年収アップが見込めるでしょう。

参考:厚生労働省「job tag 建設機械オペレーター

参考:厚生労働省「job tag クレーン運転士

参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査

6.重機オペレーターのキャリアパス

6.重機オペレーターのキャリアパス

重機オペレーターの仕事内容や年収が分かったところで、どのようなキャリアを歩み年収アップが狙えるのか気になるところです。

キャリアパスは、下記のようなケースが想定できます。

キャリアパス
概要
重機操縦でキャリアを積む ・複数の重機を操縦できるようになって携われる現場を増やしていく
・特定の重機を極めて難易度の高い案件に必要不可欠な人材になる
マネジメント・独立を目指す 職長、安全衛生責任者となり会社を代表して現場を進めるマネジメントに移行する
・独立して全国の様々な現場で活躍する

重機の操縦を極めたい場合は、複数の重機操縦ができるように資格を増やす、特定の重機を極めるケースがあります。

例えば、1つの重機を極めると、難易度の高い現場を任されるようになり「この作業といえば〇〇さんに任せるしかない」と頼りになる重機オペレーターを目指せるでしょう。

また、重機オペレーターでは幅広い現場に携わり安全管理、品質管理の視点が身についているため、次のステップでは現場全体を統括する立場を目指すことも可能です。

職長・安全衛生責任者の立場を担い、会社の代表として現場を円滑に進めるビジョンも検討できるでしょう。

他にも、独立をして、重機オペレーターが不足している現場に出向き作業をする働き方もあります。

このように、重機オペレーターとして独り立ちした後のキャリアは幅広く、働き方や目指す年収などによって比較的自由に選択できます。

7.重機オペレーターの意外と大変なところ

7.重機オペレーターの意外と大変なところ

建設現場になくてはならない存在として周囲から頼りにされる重機オペレーターですが、意外と大変だと感じる側面があります。

多くの重機オペレーターが大変だと感じるポイントは、下記の3つです。

【重機オペレーターの大変なところ】
繊細な作業が求められるので集中力が必要になる
様々な環境下で作業をするので体力が求められる
ちょっとしたミスが大きな事故につながるので常に緊張感が必要になる

大きな重機は一見ダイナミックな操作で操縦できるように見えますが、実際はミリ単位での調整や指示通りの操縦など、繊細な作業が求められます。

携わる業種や現場の規模にもよりますが、重機の操縦は温度調整の難しい倉庫内、室外が多いです。

過酷な環境下でも集中力を維持して繊細な作業をしなければならないため、大変だと感じるときがあります。

過酷な環境下でも集中力を維持して繊細な作業をしなければならないため、大変だと感じるときがあります。

また、重機オペレーターは重機操作、安全管理に責任を持たなければなりません。

ちょっとした操作ミスが大きな事故になる可能性もあるため、常に緊張感を持って取り組まなければならない点も大変なポイントだと言えるでしょう。

ちょっとした操作ミスが大きな事故になる可能性もあるため、常に緊張感を持って取り組まなければならない点も大変なポイントだと言えるでしょう。

8.重機オペレーターが向いている人の特徴

8.重機オペレーターが向いている人の特徴

重機オペレーターは大変な点もありますが、向いているのはどのようなケースでしょうか。

重機オペレーターは重機の操作に興味があることはもちろん、下記のような特徴がある人に向いています。

【重機オペレーターに向いている人の特徴】

・1つのことに集中して取り組める
・臨機応変な対応ができる

・コツコツと技術を磨ける
・環境に左右されず業務ができる体力がある
・細かい確認作業などが億劫にならない
・様々な立場の人と円滑にコミュニケーションが取れる

例えば、集中力は、数ミリ単位での調整や長時間の操作に必要不可欠です。掘削作業や解体作業は一度実行すると元に戻せないため、失敗が許されない中で集中して取り組むことが求められます。

また、コミュニケーション力は、様々な立場の人と連携するために欠かせません。

重機オペレーターのみが現場で作業をしているわけではないため、他の職人さんのスケジュールや行動を確認、連携しながら効率よく進める必要があります。

重機オペレーターは「重機の操縦が得意であれば問題ない」と考えているかもしれませんが、重機の操縦以外にもコミュニケーション力や体力、集中力など様々なスキルを身につけていく姿勢が求められます。

9.重機オペレーターで活躍するなら技術を磨ける会社選びが大切

9.重機オペレーターで活躍するなら技術を磨ける会社選びが大切

ここまで、重機オペレーターの仕事内容や目指し方、1日のスケジュールなどを解説してきました。

憧れの重機を操縦しながら現場になくてはならない存在として一目置かれる重機オペレーターは、非常にやりがいのある仕事です。

一方で、重機オペレーターに必要な技術、スキルは、一朝一夕で身につくものではありません。

多くの練習や経験が積み重なり現場で活躍できるようになるので、技術を磨ける環境がある会社選びが大切です。

例えば、下記のように研修制度やスキルアップ制度が充実していると、未経験からでも安心して重機オペレーターを目指せるでしょう。

【重機オペレーターの技術を磨ける会社の例】

・入社後の研修制度が整っていて現場に出る前に実技技能をしっかりと習得できる
・入社後に資格取得ができるように資格取得機関と連携している
・現場で先輩にサポートしてもらえる仕組みがある
・複数の資格を取得してステップアップできる制度がある

重機オペレーターは需要が高く即戦力を求めている会社もありますが、一方で、長く活躍できる技術者として育成に力を入れている会社もあります。

重機オペレーターとして活躍できる技術をしっかりと身につけていくためにも、未経験からでも技術を磨けそうかに着目して会社を選んでみましょう。

エルライングループでは重機オペレーターを随時募集しています
エルライングループ会社では、重機オペレーターとして活躍したい方を随時募集しています。重機オペレーターとして活躍できる働きやすい環境を整えています。

「重機オペレーターにチャレンジしてみたい」「重機オペレーターとしてどのような働き方ができるの?」など、重機オペレーターに興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

10.まとめ

本記事では、重機オペレーターの仕事内容や目指し方、年収など、重機オペレーターを目指すうえで知っておきたい基礎知識をまとめて解説しました。

最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。

重機オペレーターとは、土木や建設、運搬作業などで活躍する重機の操縦、安全管理をして携わっている業務を円滑に進める仕事のこと

〇重機ごとの仕事内容は下記のとおり

重機の種類
主な仕事内容
フォークリフト 量のある荷物を安全に効率よく運搬する業務をする
移動式クレーン車 荷物を吊り上げて水平に移動する業務をする
ブルドーザー 土砂の掘削や運搬、ならしなどの業務をする
油圧ショベル 地面の掘削や建物の解体業務をする
ロードローラー 地面やアスファルトを押し固める業務をする
高所作業車 作業員をバスケットに乗せて高所に運ぶ業務をする

〇重機オペレーターは運転技能、安全管理などの研修を積んでから、現場デビューを目指すことが多い。未経験であっても会社で資格習得を支援してくれる場合がある

建設機械オペレーターの平均年収は465万円、クレーン運転士の平均年収は526.9万円

〇重機オペレーターは重機操縦でキャリアを積む、マネジメント・独立を目指すなどのキャリアパスが検討できる

重機オペレーターは需要が高く、様々な重機を操縦できるようになれば活躍できる場が多い仕事です。憧れの重機を操縦して様々な現場に貢献できるように、ぜひ重機オペレーターとしての一歩を踏み出してみましょう。

この記事を書いた人

水野源太
株式会社エルライン 社長室 1級電気工事施工管理技士

新卒で大手総合設備会社に施工管理として就職し、大型現場の再開発工事を経験。その後、建設人材派遣会社へと移り、複数現場で施工管理としての実務経験を積む。1級電気工事施工管理技士に合格したのを機に、同社の本社へと出向し、教育に携わる。2024年4月にエルライングループにジョインし、教育や採用、広報・デジタルマーケティング・新規事業開発などに従事。

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