施工管理DXとは|目的と導入メリット4つを解説!

「施工管理DXって具体的にはどういうこと?導入すると、何がどう変わるの?」
「施工管理DXってウチでも必要?業務効率化に役立つと聞くけど、簡単に導入できるの?」

最近、「施工管理DX」という言葉をよく耳にするようになりましたが、実際には何を指しているのか、イメージが湧きにくいですよね。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、「デジタル技術を活用した業務の抜本的な変革」を意味します。

施工管理DXは、施工管理のすべてのプロセスをデジタル化することで、業務の効率化や省力化を目指す取り組みです。

これにより、管理者や現場作業者の負担を軽減し、全体の生産性や安全性を高めることが期待されます。

具体的には、以下のようなデジタルツールを活用し、現場の情報共有や作業管理を効率化します。

中でもクラウドツールは、導入が比較的簡単でコストがかからないため、特に導入の第一歩としておすすめです。

そこで、本記事では、施工管理DXのメリットや導入のポイントを具体的に解説します。
施工管理DXを導入して成功している企業の事例も紹介するので、イメージがつかみやすくなるでしょう。

この記事で分かること
・施工管理DXで具体的に何ができるのか
・施工管理DXが自社に与える影響
・他社がどのようにDXを取り入れているかの事例
・施工管理DXを成功させるためのポイント

この記事を読むことで、施工管理DXが、施工管理者や現場監督の負担を軽減し、全体の効率と現場の安全性を高めるために不可欠な取り組みであることがご理解いただけるでしょう。

DX導入の第一歩として、何からはじめればいいかも判断できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

1. 施工管理DXとは

『施工管理DX(デジタルトランスフォーメーション)』とは、施工管理のプロセス全体をデジタル化して効率化・省力化を図る取り組みのことです。

しかし、「施工管理プロセスをデジタル化」とだけいわれてもイメージが湧きづらいと思いますので、求められるようになった背景から1つずつ具体的にみていきましょう。

1.施工管理DXが求められる背景
2.施工管理DXの3つの目的
3.施工管理DXで活用される主な4つのツール

順に解説します。

1-1. 施工管理DXが求められる背景

施工管理DXが今求められている背景には、建設業が直面している人手不足や長時間労働などの深刻な問題があります。2024年の働き方改革による時間外労働の上限規制(いわゆる「2024年問題」)により、さらに施工管理者や現場監督に負担が集中しています。

施工管理は、高品質な施工とあわせて安全管理の徹底や環境負荷への配慮、若手への技術伝承など、建設会社が対応すべき課題は多岐に渡っています。

これらの課題に対処していくためには、今までの「長年の経験と勘」によるアナログな仕事の仕方ではなく、業務プロセスそのものをデジタル化し、効率化することが求められているのです。

例えば、施工管理DXの取り組みの一つとして、工事進捗管理ができるクラウドツールを導入してみた場合。プロジェクトの全体像が関係者全員に瞬時に共有が可能となり、進捗状況やタスクの割り振りなど、「誰が・どこで・何を」しているのかどこにいてもすぐに把握できるようになります。

従来はいちいち現場に出向いて、施工を見守る必要があったところも、スマホやタブレットなどのデバイスを通して遠隔確認するなども可能です。移動時間や現場からの報告書を待つ時間も、クラウドツールで完結するため削減することが可能になります。

このようにして、施工管理業務における課題に対応し、現場管理の効率化や安全性の向上、技術のスムーズな継承などを進めるために、施工管理DXの取り組みが今、必要となっています。

1-2. 施工管理DXの3つの目的

施工管理DXの目的として以下の3つが挙げられます。

施工管理の目的
・情報共有のスピードアップ
リアルタイムで現場の状況や進捗を共有することで、迅速な対応を可能にする。
現場と事務所間でリアルタイムに情報を共有することで、ミスや連絡漏れを防止する。
・品質と安全性の向上
作業状況やリスクをデータで可視化し、事故防止や現場環境の改善を実現する。
・業務の効率化とコスト削減
書類作業や進捗管理、在庫管理などをデジタル化することで、作業時間の短縮と人的ミスによる誤発注
や過剰在庫などのリスクを減らし、コスト削減に繋げる。

施工管理は、工事現場において工事を計画通りに進行させ、安全かつ品質の高い建物が完成するように管理することが業務になります。

最新のテクノロジーやシステムを活用することで、これら施工管理の精度向上と効率化が実現できます。

1-3. 施工管理DXで活用される主な4つのツール

施工管理DXで活用される主なツールには、以下の4つが挙げられます。

施工管理DXで活用されるツールの例
1.施工管理ツール  (クラウドツール)
工程表や資料、図面、写真などクラウド上に保存し、現場や事務所、関係者とリアルタイムで情報共有
が可能。電子黒板機能付きの報告機能やチャットなどで現場の状況が瞬時にわかる。
2.IoT(モノのインターネット)
現場の機械や作業状況をセンサーでモニタリングし、稼働状況や温度・湿度などのデータを収集する。リアルタイムで現場の状況を確認でき、作業環境や機器の管理がしやすくなる。
※IoT:Internet of Thingsの略。あらゆるモノがインターネットに繋がりデータの取得を実現する技術
3.AI(人工知能)
AIを使って、施工管理データを分析し、次の工程で起こり得るリスクや改善ポイントを可視化し予測する。潜在的なリスクに先手を打ち、プロジェクトを円滑に進行できる。
4.ロボティクス
重機の遠隔操作や自動化、測量ドローンの利用、壁塗装や溶接などの作業をロボットが担う人手不足の解消や安全性の向上に寄与するほか、作業の精度や効率が向上し、作業員の負担軽減も図ることができる。

建設業界の労働生産性は他産業と比較して低く、一般社団法人 日本建設業連合会の「建設業デジタルハンドブック」によると、2022年において、建設業の付加価値労働生産性は全産業の「4,642円/人・時間」に対し、「2,885円/人・時間」でした。

このような生産性の低さを改善させ、戦略的なプロジェクトを組むためにも、これらのツールを適切なタイミングと方法にて取り入れることが望ましいです。

そうは言っても、いきなりAIやロボティクスを導入するのはイメージが沸かないかと思います。
まずは建設業にとどまらず、あらゆる業界の業務効率化を実現しているクラウドツールの導入から、DX化を進めるのがおすすめです。

2. 業務効率化!施工管理DX導入のメリット4つ

施工管理DXの導入によって、現場の運営や管理が効率化され、これまでにないメリットが得られます。

1.現場の状況や進捗を「リアルタイム」で共有できる
2.「安全管理」が強化される
3.「品質管理」が向上する
4.施工管理者の負担が軽減される

順にみていきましょう。

2-1. 現場の状況や進捗を「リアルタイム」で共有できる

メリットの1つめは、現場の進捗管理がリアルタイムで行える点です。

これにより、工程の遅延やリスクが発生した際には迅速な対応が可能となり、プロジェクトの滞りを防ぎながらスムーズな進行を確保できます。

【これまでの課題】

従来、現場の進捗確認は週に1度の定例会議などで、まとめて報告されるのが一般的でした。



その方法では、管理者側が「想定より作業が遅れている」ことに気づくのが遅れ、計画に間に合わせるために急な人員追加や時間外作業が必要になることも少なくありません。

施工管理DXによりクラウド上で進捗を管理するシステムを導入すると、現場担当者が入力した最新のデータが即座に事務所や関係者のスマートフォンやタブレットに共有され、全員が最新の状況を把握できます。

管理者は、予期せぬ工程の遅延が発生しても、その場で人員配置の見直しや、関連する工程の調整を迅速に行うことが可能です。

施工管理DXの導入は、現場、本社(管理者)、プロジェクトに関わるスタッフ全員をリアルタイムでつなぎ、迅速で適切な意思決定を可能にします。

2-2. 「安全管理」が強化される

施工管理DXの導入により、現場の安全管理が大幅に強化されます。

現場で発生する異常や危険をいち早く察知し、関係者全員に周知できるため、安全対策がリアルタイムで行えるようになるのです。

【これまでの課題】

従来の安全管理では、多くの場合、朝の朝礼やホワイトボードでの告知によってその日の注意事項が伝えられるのみでした。

作業開始後に発生したトラブルや故障が速やかに周知されず、結果として事故や災害のリスクが高まるという課題がありました。



また、重機の故障や異常の前兆は作業者が個別に感じ取る以外には難しく、安全管理が作業者の経験や判断に頼る面も多かったのです。

施工管理DXでIoTセンサーを導入すれば、重機の稼働状況や作業環境の温度・湿度がリアルタイムでモニタリング可能になり、異常が検知された際には即座にアラートが発信されます。

この仕組みにより、現場監督は危険な状況をすぐに把握し、事故の発生を未然に防ぐことができるようになります。

また、アラート情報がリアルタイムで全員に共有されるため、関係者全員が常に最新の情報を持ち、安全性を高めた状態で作業を進めることが可能です。

他にも、ロボティクスの活用で、危険エリアや高所の巡回をロボットやドローンに任せることで、作業員がリスクにさらされず、安全性を確保できるなどの利点があります。

このように、施工管理DXの導入によって、労働災害が軽減され、安全性の高い作業環境が実現します。

2-3. 「品質管理」が向上する

施工管理DXは、品質管理の向上にも有効です。

デジタル化で品質に影響を及ぼす環境要因が随時監視されるため、コンクリートなどの品質が安定しやすくなります。

【これまでの課題】

これまで、多くの現場では、気温や湿度などの変化を人の判断や経験で管理してきた為、施工環境に適さない条件下で作業が行われ、結果として品質にムラが生じやすいという課題がありました。



たとえば、コンクリートの乾燥が不十分だったり、高湿度環境での作業が原因で、亀裂や劣化が発生するといったリスクが避けられなかったのです。

施工管理DXにより、IoTセンサーやデジタル監視システムを導入すると、こうしたリスクをリアルタイムで把握し、適切な施工タイミングや条件を調整することが可能になります。

環境に適した施工ができるため、完成後の亀裂や劣化のリスクが抑えられ、建物や構造物の長期的な品質の信頼性が確保されます。

2-4. 施工管理者の負担が軽減される

施工管理者の負担が軽減されることも、重要なメリットのひとつといえるでしょう。

施工管理DXの導入で、現場の進捗や作業内容が自動でデジタル記録され、書類の管理や進捗報告書の作成といった作業が大幅に効率化されます。

【これまでの課題】

従来、施工管理者は膨大な書類作成や進捗管理、報告書の作成といった業務に追われ、ミスを避けるために常に高い集中力を求められてきました。



また、手作業による情報整理や伝達が多かったため、人的ミスが発生するリスクが避けられず、そうした修正や管理に多くの時間を取られることが課題でした。

施工管理DXにより、クラウドベースの管理ツールを導入することで、課題が解消します。

  • 書類作成の手間が削減される
  • 最新情報が関係者に共有されるため情報確認の時間が削減される
  • 人的ミスが減少し、修正やトラブル対応に追われることが少なくなる

結果、施工管理者は、より戦略的な判断やプロジェクト全体の最適化に集中でき、業務効率が向上します。

施工管理DXの導入は、施工管理者の負担を軽減すると同時に、より効果的なプロジェクト管理を実現するための強力なサポートツールとなるのです。

3. 【事例】施工管理DX導入で成功した3つの企業

実際に施工管理DXを導入して成功している3つの企業の事例をご紹介します。

下記をご覧いただければわかるように、DXの進め方は、企業によって大規模なものから身近な工夫までさまざまです。

1.後藤組|全員DXを掲げ社員がアプリを作成
2.清水建設|施工管理を支援する「Shimz AR Eye」を開発
3.熊谷組|骨材粒径判別システムで品質管理を効率化

自社ではどこからDXに取り組むべきか、どのような工夫ができそうかを考えながらご覧になってください。

3-1. 後藤組|全員DXを掲げ社員がアプリを作成

出典:株式会社後藤組

後藤組は、東北エリアで創業100年という歴史を誇る建設会社です。

同社では、アナログのプロセスが主流である建設現場の業務改善と生産性アップを目指し2019年よりDXを積極的に進めています。

中でも施工管理DXの取り組みとして挙げられるのが、以下の3つです。

後藤組|施工管理DXの取り組み
1.工程表アプリの開発

従来は経験が求められていた工事工程表の作成を自動化するアプリを開発。蓄積したデータを活用して若手社員でも工程表を作成できるようになりました。

2.現場書類のペーパーレス化

導入前と比較して、現場の書類は60%以上削減され、管理の手間や時間、ミスが減少しました。

3.AIを使った資材管理システムの構築

資材の適正配置と在庫管理が効率化され、施工管理業務のスピードアップが実現しました。

後藤組では「全員DX」として、現場で働く社員自身がDX化を進め、改善案を考える取り組みを推進しています。

その一環として年に一度の社内大会を開催し、全社員がアプリを制作して発表する場を設けており、この取り組みから工程表アプリが生まれました。

出典:【後藤組】日本DX大賞2024「MX部門 大賞」及び「サイボウズ賞」を受賞

このアプリの開発により、蓄積されたデータを活用して若手社員でも簡単に工程表を作成できるようになりました。
その日に使用すべきチェックリストが自動配信され、全社員が現場管理に活用できる体制が整ったのです。

こうした試みは業務が効率化されるだけでなく、社員一人ひとりがDXを身近に感じ、その理解を深めることにも役立っています。

参照:株式会社後藤組

3-2. 清水建設|施工管理を支援する「Shimz AR Eye」を開発

出典:清水建設

幅広いプロジェクトを手掛ける大手建設会社清水建設は、AR技術で施工管理を支援する「Shimz AR Eye」を開発、実用化しました。

「Shimz AR Eye」は、携帯型タブレットの端末で建物のBIMデータ(3D情報に属性情報を加えたモデルデータ)とリアルタイムの映像を合成表示し、施工中の設備配管や建物躯体の見える化を実現するITシステムです。

このシステムは、タブレット端末、可視化用アプリケーション、BIMクラウドデータベースから構成されており、現場でタブレットを任意の方向に向けるだけで、実際の設備配管のリアルタイム映像とBIM情報が自動的に合成表示されます。

【「Shimz AR Eye」使用イメージ】

出典:清水建設|AR技術で施工管理を支援

施工管理では、新築・改修を問わず、設計図と実際の躯体や設備配管を照合することが重要です。

しかし近年、躯体や設備配管の複雑化により、確認作業が難しくなってきました。
特に改修工事では、仕上げ材の下に隠れた設備の照合が必要となり、大きな負担が強いられます。

「Shimz AR Eye」を導入すれば、BIMデータと実際の設備配管を簡便に照合できるため、現場作業の負担軽減が期待できます。

参照:清水建設
清水建設|AR技術で施工管理を支援

3-3. 熊谷組|骨材粒径判別システムで品質管理を効率化

出典:株式会社熊谷組

大規模なインフラ事業を手掛ける総合建設企業、熊谷組では、ダム施工に使用する骨材の品質管理を効率化するため、「骨材粒径判別システム」を開発しました。

このシステムは、運搬された骨材をリアルタイムで監視し、粒径を瞬時に自動判別できる機能を備えています。

具体的には、ダンプトラックに積載された骨材を2台のカメラでステレオ撮影し、その撮影画像を3次元データに変換。
そのデータを解析することで、骨材の高さの変化を元に粒径を判別します。

出典:土木学会第69回年次学術講演会|コンクリート骨材の粒径を判別する骨材粒径判別システム

ダムコンクリートでは、一般のコンクリートより粒径の大きい骨材(砂利や砂)が使用されます。

これらの骨材が混入しないようにプラントで慎重な運転管理が求められますが、このプロセスは非常に手間がかかり、ミスが許されません。

「骨材粒径判別システム」の導入により、運搬された骨材を瞬時に判別できるようになり、人為的な誤投入を防ぐことができます。

これにより、ダムコンクリートの製造がより円滑かつ効率的になりました。

参照:株式会社熊谷組
土木学会第69回年次学術講演会|コンクリート骨材の粒径を判別する骨材粒径判別システム

各社施工管理DXへの取り組み方はさまざまであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
施工管理DXには「これから始めなければいけない」といった決まりはありません。

下記のおすすめ記事でも建設業におけるDX事例を取り上げているので、自社に取り入れられそうなものはないか、探してみるのも良いでしょう。

こちらの記事もおすすめ
建設DXの事例11選|導入前の課題と導入後の効果を詳しく解説

4. 施工管理DXの導入はクラウドツールの活用から始めよう

施工管理DXの事例をご紹介しましたが、

「こんな技術、すぐに導入するのは難しそうだな」
「便利だろうけど、ウチにはハードルが高いかも」
「自社で開発?そんなの無理」

と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かにリソースや予算に限りがある中小規模の建設業者にとって、いきなりIoTやロボティクスなどの先進技術を導入するのは現実的ではないかもしれません。

そんな方には、まず、クラウドツールの導入からはじめることをおすすめします。

クラウドツールには、次の3つの利点があり、はじめてのDX化に最適だからです。

  • 費用がリーズナブル
  • 簡単に導入できる
  • 専門知識がなくても使える

以下に、クラウドツールの導入で実現できる5つのことをご紹介します。

クラウドツール導入によって実現できる5つのこと
1.進捗管理の効率化

プロジェクトの進捗状況をクラウド上で一元管理し、全体のスケジュールやタスクの完了状況をリアルタイムで確認できます。
これにより、遅延リスクを早期に発見し、迅速に対応することが可能になります。

2. 協力会社との情報共有の円滑化

コミュニケーションツールの活用で、現場担当者や協力会社とリアルタイムで情報を共有でき、意思決定がスムーズになります。
図面や報告書のやり取りも迅速に行えるため、ミスや遅れが減少します。

3. 安全管理・品質管理の強化

クラウド上で安全管理や品質管理のデータを共有・管理することで、作業手順や安全基準の徹底が図れます。
また、現場からリスク情報をリアルタイムに報告することで、安全対策を強化できます。

4. コスト管理の透明化

プロジェクトごとの予算や支出状況を一元管理することで、コストの透明性が向上します。
いつでも最新のコストデータにアクセスできるため、無駄な支出を防ぎながら、プロジェクトの予算を適切に管理できます。

5. 書類やデータの一元管理

契約書や報告書、現場写真などをクラウドに保存することで、必要な情報を即座に検索・取得できます。
ペーパーレス化により、物理的な保管スペースも不要になり、セキュリティ面でも安心です。

このように、クラウドツールの導入だけでも、施工管理業務が大幅に効率化されます。

施工管理DXは、導入したら終わりではなく、日々の運用と共に進化させていくものです。

現場と管理者が一丸となり、DXツールを活かした持続的な改善の姿勢を持つことで、DX導入の効果を最大限に引き出していきましょう。

現場を知っているエルラインのDX
施工管理は、エルラインのLPRE(エルプレ)にお任せください!

専門工事事業の実績を持つエルラインは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて建設業界の中小企業経営を支援し、経営を安定化する様々なサービスを展開しています。

【LPRE(エルプレ)】

自社の資産でもある資材の数量をいつでもどこでも把握できる在庫管理システム。オンラインで受注管理をおこなえるため、エクセルや紙による管理が不要になり、従来の管理業務にあったさまざまな負担を解消します。


LPRE(エルプレ)の詳細をみる


建設事業を実際に行っているエルラインだからこそ、実際の現場で働く人の目線に立って本当に必要なシステムを開発することで、現場レベルのDX化を実現可能にしています。施工管理でお悩みなら、現場で働く人のためのイノベーションを推進するエルラインのシステムをご検討ください。


エルラインに相談する

5. まとめ

施工管理DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、施工管理のプロセス全体をデジタル化して効率化・省力化を図る取り組みのことです。

導入の主なメリットは4つです。

  • 現場の状況や進捗を「リアルタイム」で共有できる
  • 「安全管理」が強化される
  • 「品質管理」が向上する
  • 施工管理者の負担が軽減される

これまでDXに取り組んでこなかったという方は、まずはクラウドツールの導入から始め、少しずつデジタル化を進めてみてはいかがでしょうか。

業務効率の改善に加え、今後の建設業界での競争力強化にもつながるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次