
水野源太
株式会社エルライン 社長室 1級電気工事施工管理技士
新卒で大手総合設備会社に施工管理として就職し、大型現場の再開発工事を経験。その後、建設人材派遣会社へと移り、複数現場で施工管理としての実務経験を積む。1級電気工事施工管理技士に合格したのを機に、同社の本社へと出向し、教育に携わる。2024年4月にエルライングループにジョインし、教育や採用、広報・デジタルマーケティング・新規事業開発などに従事。
水野源太
株式会社エルライン 社長室 1級電気工事施工管理技士
新卒で大手総合設備会社に施工管理として就職し、大型現場の再開発工事を経験。その後、建設人材派遣会社へと移り、複数現場で施工管理としての実務経験を積む。1級電気工事施工管理技士に合格したのを機に、同社の本社へと出向し、教育に携わる。2024年4月にエルライングループにジョインし、教育や採用、広報・デジタルマーケティング・新規事業開発などに従事。
「足場職人ってどんな仕事?年収はどのくらい?」
「職人の仕事に興味があるけど、足場職人として働く具体的なイメージが全く湧かない…」
漠然と足場職人に興味を持っていても、いざ真剣に目指そうか考えた時に、意外とその仕事内容や収入、やりがい、大変さなどのリアルな側面のイメージは沸かないものですよね。
足場職人とは、名前の通り「足場」を組み立てたり解体したりするプロフェッショナルです。主な仕事は、以下の通りです。
足場職人の主な仕事内容 |
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・現地調査と仮設計画の確認 |
中堅の足場職人になると年収は500〜600万円ほどになり、さらにスキルアップすることで年収800万円超の高収入も目指せます。
とはいえ、やりがいや大変なことなどを具体的に把握したうえで働かなければ、思っていた仕事と違うことにショックを受けたり、辛くてすぐに辞めてしまったりする事態になりかねません。
さらに、足場職人として働く際には、「どこで働くか」も重要です。
会社選びを間違えてしまうと、せっかく興味を持って足場職人になっても理想通りの働き方やキャリアアップができない可能性があるからです。
そこでこの記事では、以下の内容をお伝えします。
足場職人のリアルな情報7つ |
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・仕事内容 |
この記事を読めば、足場職人とはどんな働き方や活躍ができるか具体的にイメージができるようになるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
冒頭でもお伝えしたとおり、足場職人とは『足場』を組み立てたり解体したりするプロフェッショナルです。
建設現場で働く他の職人が高所でも安全に作業できるように、現場ごとに適切な足場を組みます。
足場職人の具体的な仕事内容は、以下の通りです。
鳶の主な仕事内容 | |
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現地調査と仮設計画の確認 | 該当の建物や周辺環境を調査し、最適な足場の組み方を検討する |
足場材の準備・搬入 | 必要な資材を自社倉庫やレンタル業者から手配し、現場に搬入する |
足場の組立 | 支柱・筋交・踏板などの部材を組み合わせて図面どおりに足場を組み立てる ※クレーンやリフトを使って高所に資材を搬入することも ※作業員が安全に作業できるか、安全対策を守れている常に意識・確認する |
足場点検・補強・調整 | 組み立てた足場の揺れや強度をチェックし、補強や調整を行う ※気象条件(強風・雨・雪)による影響を考慮して、安全対策を実施する |
足場の解体・撤去と資材の管理 | 工事終了後、足場を解体して資材を撤去し、使った資材を管理する |
現場全体の安全確保への処置 | 現場に資材や工具、落下物などが残っていないかを確認し、清掃したうえで安全点検を行う |
他の職人が建設現場で安全かつ効率的に作業ができるよう、事前準備や足場の組立、工事終了後の撤去などを一貫して行うのが足場職人の仕事です。
どの職人にも言えることですが、足場職人も現場には欠かせない存在と言えるでしょう。
「足場職人・足場鳶・足場屋」は似ているけど、何か違うの? |
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定義は人や会社によって異なりますが、基本的には足場の組立と解体をする点は同じです。 この記事では、「足場鳶と足場屋の総称」として足場職人について解説していきます。 足場鳶:ビルやマンションのような高層の建物に足場をかける人。プロジェクト単位で仕事を進めていくことが多い。 なお、「鳶」といっても足場の組立をメインに行う足場職人を含めて5つの専門職種に分けられます。 |
次項からは、足場職人のリアルな情報を詳しく紹介します。
足場職人がどのような1日を過ごしているのか知るために、一例として建設現場で作業をする鳶の日のスケジュールを見てみましょう。
鳶のスケジュール(一例) | |
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【7:00~7:30】 朝礼・準備 | 現場に集合し、その日の作業内容や注意点を確認する |
【7:30~10:00】 午前の作業開始 | 作業がスムーズに進むよう、資材を搬入・配置したうえで、足場の組立作業を開始する |
【10:00~10:30】 休憩 | 作業の進捗を確認しつつ、水分補給やストレッチを行う |
【10:30~12:00】 作業再開 | 引き続き、安全を最優先しながら足場の組み上げを進める |
【12:00~13:00】 昼食休憩 | 弁当を食べて栄養補給をし、午後の作業に備え身体を休める |
【13:00~15:00】 午後の作業開始 | 足場の組み上げの仕上げや調整作業を行う |
【15:00~15:30】 休憩 | 作業の進捗を確認しつつ、水分補給やストレッチを行う |
【15:30~17:00】 仕上げ作業 | 最も疲れが出やすい時間のため、気を引き締めながら、足場の細かい点検や調整を行う |
【17:00~17:30】
片付け・終礼
| 道具や資材を片付け、1日の作業及び注意点の報告、翌日の作業確認を行う |
足場職人は、朝早くから集まって作業を行うのが特徴です。
朝6~7時台に集合することが多いですが、現場が遠い場合はさらに早く集合することもあります。
仕事内容等をミーティングで確認したら、チームで連携しながら足場の組立を進めます。
体力が必須の仕事なので、適宜休憩を入れながら作業効率を維持する形です。
もちろん、作業を終えたら片付けや清掃も忘れずに行います。
帰社するか現地解散するかは働く会社によっても異なるため、確認しましょう。
【足場職人の働き方】 |
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足場職人の仕事は屋外での高所作業が多いため、日が出ている時間帯に仕事をすることが一般的です。また、所属する会社やスケジュールにもよりますが、現場やプロジェクト単位で仕事を進めるケースも多いため、 ・現場によっては午前中に終わることもある ・全職種のなかでも、残業は少なめ などといった働き方になる傾向が多いです。 |
厚生労働省の「job tag」によると、鳶職全体の全国平均年収は、約506万円でした。
そして、一般的には中堅の足場職人になると、年収400万〜500万円ほど稼げるといわれています。
他の職種と同様ですが、一般的に関東地方では年収が高めに設定されており、その他の地方ではやや低めです。
年収は働く会社によっても異なるため、ここでは株式会社エルラインで働く足場職人の想定年収をキャリアステージ別に紹介します。
ステージ | レベル | 期間の目安 | 習得内容・できること | 想定年収 |
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ステージ1 | 見習い(新人) | 0〜6か月 | 資材名の把握、運搬、先輩の補助作業、安全ルールの理解 |
312万円〜 360万円〜 |
初級職人 | 6か月〜1年半 | 簡単な足場の組立・解体、補助作業の自立、安全帯や手元作業の徹底 | ||
ステージ2 | 中堅職人 | 2〜3年 | 足場全体の流れを理解し、部分的に任される | 500万〜600万円 |
一人前 | 3〜5年 | 図面を読み、自ら足場を設計・組立・解体できる | ||
リーダー・職長 | 5年〜 | 現場責任者として安全管理や工程管理ができる | ||
ステージ3
|
マイスター・プロフェッショナル | 本人次第 | 後輩・新人指導、ステージ2までは当たり前にできた上で+αの価値を生み出せる(現場を黒字化する、など原価計算や数字管理など現場以外のスキル・知識・経験・実績が求められる) |
800万円〜
|
※賞与を除いた想定年収を記載しています
一般的に、先輩の補助作業がメインの見習いや、簡単な足場の組立ができるようになる初級職人が、年収300万円前後です。
その後、自ら足場の設計や組立を行ったり現場を回したりするステージにキャリアアップできれば、500万〜600万円ほどの年収を目指せます。
さらに、人材育成や経営管理などの現場作業+αの仕事ができるようになると、年収800万円以上を目指すことも不可能ではありません。
ただし、年収は賞与の有無によっても変わりますし、上記表のレベル分けも、あくまで弊社エルラインの場合です。足場職人として働く会社を選ぶ際には賞与の有無や、ステップアップできる環境が整っているかどうかも確認しておくと安心です。
なお、以下のTikTokの動画では、エルラインのベテラン鳶職人にインタビューをしています。
現在の月収についても語っているため、ぜひご覧ください。
「足場職人のお給料と仕事の実態」
参考記事:稼げる職人ランキングTOP10!収入アップのイメージや将来性まで
足場職人は、中堅職人からリーダーレベルになると500万円〜600万円程度の年収を得られるとわかりました。
知識や経験を積んでステップアップすることで、年収800万円以上も十分に狙えます。
しかし、今後足場職人として働く可能性があるあなたは、年収だけでなくやりがいも詳しく知ったうえで自分に合っているかどうかを判断したいと考えているのではないでしょうか。
足場職人ならではのやりがいを、具体的に確認しましょう。
足場職人ならではのやりがい5つ |
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・現場の安全を支えているという誇りを感じられる |
現場の安全を支えているという誇りを感じられるのが、足場職人の仕事のやりがいです。
足場職人は、どの職人よりも先に現場に入り、作業員全員の安全を守るための基盤となる足場を組みます。
足場職人が組んだ足場があるからこそ現場の安全性が守られ、他の職人がやるべき仕事に集中できます。
他の職人の安全が自分たちが組む足場によって支えられているという重い責任は、足場職人にとって誇りとなります。
自分の仕事に誇りを持てるからこそ、日々やりがいを持って働けるでしょう。
完成した足場や建物を見て達成感や充実感を味わえるのも、足場職人のやりがいのひとつです。
足場職人は、戸建住宅や高層ビル、商業施設などさまざまな現場に足場を組み立てますが、いずれの現場でも組み立て終わった足場は壮大であり、圧巻の光景をもたらしてくれます。
足場を組み立て終わって地面に降り、出来上がった足場を下から見上げたときに、仕事をやり切った達成感を味わう職人は多いです。
また、地図に残るような建物を建てるための足場を組むこともあるので、大きな仕事に携わった充実感があると話す足場職人も多くいます。
自らの手で完成させたものをその場で目にすることができるため、すぐにやりがいを感じられるのは大きなメリットといえます。
足場職人のやりがいとして、1人ではできない仕事をチームでやり遂げる一体感を得られることが挙げられます。
建設現場の足場は、1人で組むことはできません。
必ず複数人で足場を組むため、仲間の職人との信頼関係を構築し、連携して作業を進める必要があります。
例えば、どんどん高くなっていく足場の上部を組み立てる職人に、下にいる職人が資材を渡します。
どちらかが欠けると、足場を組み立てることは不可能です。
このように助け合いながら足場を組むことで絆が深まり、仲間との一体感を得ることができます。
高所での作業そのものが自信につながるのも、足場職人ならではのやりがいといえます。
足場職人は、他の職人が安全に作業できるように、高所にも精巧な足場を組みます。
地面が遠く、空が近くに感じられるような高所に立つことに、最初は恐怖を覚える職人も多いです。
しかし、経験を積むことで高所への恐怖を克服でき、危険な高所で安全に作業を進められることが自信につながります。
スリルを感じるような作業をこなして誇りを持てるのは、足場職人だからこそです。
足場職人のやりがいとして、他の職人やクライアントから直接「ありがとう」と言われることが挙げられます。
特に、全ての作業が完了した後、足場を解体した際に感謝の言葉をかけられることが多いです。
安全な足場を組んだことや全ての工程が問題なく終了したことに対して「ありがとう」と言われ、足場職人の仕事を選んで良かったと感じる方も多くいます。
ここまでで、足場職人は達成感や充実感を得られ、誇りを持って働ける素敵な仕事であるとお分かりいただけたと思います。
具体的なやりがいを知ったあなたは、足場職人として働くことに興味を抱いているかもしれません。
しかし、足場職人を目指すのであれば、いくつか覚悟しておくべきことがあります。
やりがいだけでなく大変なことも具体的に確認したうえで、足場職人として働きたいかどうかを判断してください。
足場職人ならではの大変さ4つ
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・予想以上の体力勝負で肉体的な負担が大きい |
足場職人の仕事は体力勝負であり、肉体的な負担が大きいです。
わかりきったことのように思えるかもしれませんが、肉体的な負担はあなたが予想しているよりも遥かに大きいと考えてください。
足場職人は、重い足場材を運搬して組み立てる作業を1日中繰り返すため、全身の筋肉を使うだけでなく持久力も必要です。
また、作業現場は基本的に屋外なので、天候の影響を直接受けます。
真夏の猛暑や真冬の極寒に耐えながら、作業をしなければなりません。
60歳を超えても現役の足場職人として働き続ける方もいますが、過酷な環境で体を酷使することから、どこかで現場作業員から営業職や現場監督などへのキャリアチェンジを考えなければならないケースもあります。
想像しているよりもずっと体力を使う仕事であることは、あらかじめ理解しておかなければなりません。
足場職人の作業は主に高所で行われるため、高所作業に対する恐怖心の克服は必須です。
足場職人は数メートルから数十メートルの高さで作業をするので、転落や資材落下のリスクと常に隣り合わせです。
多くの足場職人が、最初は高い場所で作業をすることに恐怖を感じます。
次第に慣れて高所作業できることを自信につなげる足場職人が多数ですが、克服するまでは精神的なストレスを感じ続けなければなりません。
経験を積むまで高所の恐怖心を持ち続けなければならないのは、人によっては体力を消耗するより大変なことでしょう。
足場職人の仕事は、安全対策を怠れば命に関わると覚悟しなければなりません。
足場職人が安全な足場を組まなければ、他の職人の命が危険にさらされます。
現場で作業する全職人の命を守るために、現場では常に緊張感を持って安全対策をする必要があります。
また、足場職人は自分の安全確保も必須です。
普段から高所で作業している自分は大丈夫という油断やプライドから、ハーネスやヘルメットなどの基本的な安全対策を怠る職人もいますが、大変危険です。
建設業の死亡災害件数は他の業種よりも多く、その中には足場職人の死亡事故も含まれます。
面倒に感じたとしても徹底的にルールを守り、安全対策に取り組むことが、自分や他人の命を守るために何よりも大切です。
足場職人の仕事は、現場や天候によって臨機応変に対応しなければならないことを覚悟する必要があります。
現場ごとに建物の形状や立地は異なるため、作業内容や難易度、ルールは大きく変わります。
現場ごとのルールを速やかに把握し、適切に作業を進めなければなりません。
原則的なルールを頑なに守るだけではなく、状況に応じて対応することが求められます。
また、足場職人の作業現場は主に屋外だからこそ、大雨や台風などによるスケジュール変更が頻繁に発生します。
作業日が変わると作業員も変更になるので、労働基準監督署に報告するための書類を作り直さなければなりません。
スケジュールが変更になるたびに自分が働く日時が変わることに加え、書類作成や報告の手間が増えるというのも覚悟する必要があるでしょう。
ここまで足場職人の仕事内容や年収、やりがいなどを確認したあなたは、足場職人に魅力を感じ、強い覚悟を持って働きたいと思ったかもしれません。
ここで改めて、足場職人に向いている人の特徴を確認しましょう。
足場職人に向いている人の特徴5つ |
---|
・体力やバランス感覚に自信がある人 ・空間把握が得意な人 ・慎重な人 ・コミュニケーションが得意な人 ・学習意欲や技術習得への関心が高い人 |
体力やバランス感覚に自信がある人は、足場職人に向いています。
足場職人は、重い資材を持ち運んで足場を組み立てるため、十分な体力がなければ続けるのが難しい仕事です。
また、狭い足場でバランスを取りながら働き、高所でも恐怖心に打ち勝って安定して作業をする必要があります。
いずれも徐々に養われていく能力ではありますが、足場職人として働くなら確実に必要なので、現時点で体力やバランス感覚に自信があれば大きなアドバンテージとなるでしょう。
平面を見て立体的な構造を理解できるような、空間把握が得意な人は、足場職人に向いています。
足場職人は、紙に描かれた設計図をもとに立体的な足場を組む職人だからです。
頭の中に足場の完成系をイメージし、資材をどのように組み合わせれば作り上げられるかを考えて作業をする必要があります。
具体的には、以下のような点に心当たりがある方は、比較的立体的な構造を理解しやすい傾向があると言えるでしょう。
空間把握が得意な人の特徴 |
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・パズルや積み木、ブロックゲーム(マイクラなど)で、頭の中で形を組み立てられる |
このような能力がある人は、常に完成系をイメージしながら適切に組立作業を進められるでしょう。
足場職人に向いている人の特徴として、慎重さが挙げられます。
高所での作業が多い足場職人は、転落や落下、倒壊などの危険と常に隣り合わせです。
そのため、何が危ないかを常に考え、周囲と確認を取りながら作業する安全意識が必要です。
また、資材不足や障害物発生のような不測の事態に即座に対応できる判断力も併せ持っていれば、危険を回避して安全に作業を進められます。
安全を確保することや危険が起こらないようにすることを常に意識できる人は、足場職人としてキャリアを積んでいけるでしょう。
コミュニケーション力を発揮してチームで連携して動ける人は、足場職人に向いています。
建設現場の職人に寡黙なイメージを持っている方もいるかもしれませんが、鳶職はチームでスピーディに動くのが基本です。
自分勝手な行動は事故につながるため、協調性は絶対に身につけなければなりません。
現場での指示を守りながら、他の職人と声を掛け合うことで、安全かつ効率的に足場を組み立てられます。
現場監督や他職種との連携も重要なので、コミュニケーション力があれば働きやすいでしょう。
学習意欲や技術習得への関心が高い人は、足場職人としてステップアップできます。
足場職人として働くためには、専門知識や技術が必須です。
例えば、足場材の種類であるくさび式・枠組・単管は、特徴を理解して適切に使い分けなければなりません。
また、日々の作業を効率的に行い安全性の高い足場を組むためには、組立手順や補強方法を理解する必要があります。
足場職人として働くために必須の「足場の組立て等作業従事者特別教育」や指揮監督を行うための「足場の組立て等作業主任者技能講習」などで学ばなければなりません。
日々知識や技術を習得して意欲的に資格取得の挑戦をする方は、高い技術力が必要で責任を伴う仕事である足場職人に向いているでしょう。
この記事を通して足場職人の仕事内容や年収、やりがいがわかったあなたは、足場職人が自分に向いているかどうかを判断できたのではないでしょうか。
足場職人として働くことに、興味が出てきたかもしれません。
ただ、冒頭でもお伝えした通り、未経験から足場職人を目指すなら、会社選びが非常に重要です。
なぜなら、足場職人として働ける会社は多数ありますが、会社によって以下の点に大きな差があるからです。
・受注する工事の規模や業務内容
・福利厚生や働きやすさなど会社の体制
これらを事前にリサーチできていないと、思うようにキャリアアップできなかったり、幅広いスキルを身につけられなくなったりします。
また、足場職人に限らず、会社の環境が十分に整っていない場合、長くその会社で働き続けることは困難でしょう。
キャリアアップできるか?見極めるポイント |
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一般的には、大規模な工事(ゼネコンからの案件など)を受注できる会社のほうが、幅広いスキルを身につけることが可能です。 また、大規模工事を受注できる会社のほうが、キャリアアップの制度や福利厚生などが整っている傾向にあります。 見習い、初級、中堅、一人前、リーダーと確実にステップアップでき、実績が給料に反映される仕組みがある会社であれば、十分な年収を確保しながら働けるでしょう。 |
このように、長く安定的に仕事をしたい、しっかりキャリアアップしたい場合は、ポイントを押さえた会社選びが重要になるのです。
エルラインは未経験者歓迎!ゼロからプロの足場職人になれます!
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![]() 私たちエルラインは、現在、株式上場を目指し拡大期を迎えている建設会社です。大手ゼネコン案件などの大規模な工事を多数受注しているため、着実にスキルを身につけながら年収アップを目指せます。 マンツーマンの指導! →成長段階に合わせた教育制度で、着実に一人前になれます。未経験でも経験豊富な先輩社員が丁寧に教えるので、ご安心ください。 資格取得を支援! →会社で必要な資格は全額会社負担いたします。キャリアアップに意欲的な方はぜひこの制度をご活用ください。 自由に決められるキャリア! →現場作業を極めるのも、営業などの別職種にチェンジするのもOKです。 未経験スタートの場合は、入社後一定期間まで現場での経験を積んでいただきますが、 その後は例えば… 1:マイスター:現場での作業を極める 2:番頭:営業業務をメインに担う 3:その他:部署・グループ会社への異動 のようにご自身の「なりたい」を後押しさせていただきます。 少しでもエルラインに興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 |
この記事では、足場職人になるために知っておきたいリアルな情報をご紹介しました。
足場職人は体力勝負の大変な仕事ですが、多くの職人が現場の安全を確保する仕事に誇りを持ち、大きな仕事をやり遂げた達成感や充実感を得ながら仕事をしています。
そして、足場職人として働く際は、会社選びが重要です。
スキルを身につけながら年収アップできる会社を選べば、未経験でもチャレンジしやすいでしょう。
足場職人の仕事に興味がある方は、未経験者歓迎のエルラインにぜひご相談ください。
足場職人として着実にステップアップできる環境で、あなたをお待ちしています。
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