お知らせ DXへの取り組み
●DX宣言
建設業は日本のインフラを支えている非常に重要な産業です。しかしながら建物や施設の老朽化が加速する中で、深刻な人手不足や高齢化、他産業と比較して低い労働生産等、多くの課題に直面しています。政府は建設DXを通して、上述した課題解決に取り組んでおりますが、業界の99%以上を占める中小企業にまで波及しているとは言い難い状況です。
この業界の課題解決のために、専門工事業を営んできた当社の経営ノウハウを仕組化した4つの経営サポートシステムを開発しました。エルラインはIT/DXを含めた新たな概念や技術を駆使し、イノベーションを連続させることで業界に貢献していきます。
2024年1月25日
代表取締役社長CEO 浅野勝人
建設業界の課題
●エルラインの見据える現場革命
エルラインのDXにより建設業界の中小企業を支援し、業界の99%以上を占める専門工事会社群の経営を安定化するサービスを展開していきます。経営サポートシステムのLAPRI(ラプリ)、LPRE(エルプレ)、LLOGI(エルロジ)、LLINK(リンク)は建設業界の中小企業のムリ・ムダ・ムラを削減することで生産性の向上、ビジネスの成長支援を図ります。
このシステムの普及により現場のDX化の実現を目指します。
●DX戦略
・業務のデジタル化による業務効率の向上
・グループ全体のITリテラシーの底上げ
・データサイエンスに分析とデジタルマーケティング
●社内体制
・DX推進体制
以前からIT・DX推進部がありましたが、利益責任を負う事業部として2024年度から新しくIT・DX事業部を立ち上げました。IT・DX事業部ではデジタル技術の活用により、自社のノウハウを可視化して業務効率を向上するプロダクトを開発しています。そして、開発した経営サポートシステムの販売を行っていきます。
また、事業推進チーム、カスタマーサポートチーム、営業チーム、マーケティングチームにて構成しプロジェクトを推進していき、情報システム課を設立することで社内だけでなく建設業界全体のDX化を推進していきます。
・人財育成
ITリテラシー向上のため、全社員を対象に定期的なIT知識のチェックを行います。
さらに、ITに関する知識定着のため、専門用語の解説集を作成し社員に公開、リスキリング研修を導入しています。
・環境整備
各種申請業務の効率化:勤怠管理システム、経費管理システム
情報共有化と管理コスト削減:名刺管理システム
生産性向上:Office365
その他、定期的に社員保有のPCの設定確認、棚卸を行いセキュリティレベル等を強化します。
●DX戦略達成の進捗状況確認指標
・残業時間削減
・社内の声からの業務改革
・社外の声からの分析開始
・オンライン研修の受講人数増
・新規デジタルビジネス創出
・経営管理システム「LAPRI」の導入企業数
・在庫管理システム「LPRE」の導入企業数
●更新情報
2024年1月25日:公開
2024年12月18日:更新