ブログ 【研修レポート】坂田建設さまによる相模原資材センター研修! ~工事のスタートは、仮設から~
先日、相模原資材センターに東京都墨田区にゼネコンとしてまちづくりに貢献している《建築》と《土木》のプロフェッショナル企業、坂田建設株式会社さまが新卒研修の一環としていらっしゃいました。
目的は足場に関する座学・実技研修と資材センターの見学。
専門工事会社として、また建設で必要な仮設資材も保管している弊社ならではの研修を足場の役割や種類、安全への取り組み、そして実際の組立作業などを体験していただく盛りだくさんな研修内容!
今回はそのレポートをお伝えいたします。
10名の新卒社員と2名の引率者の計12名が相模原までお越しいただき、まずは会議室にて座学研修がスタート!
最初に大塚執行役員から本日の研修内容の説明。
現場の安全と効率を支える足場工事の理解を深めていただくことを目的とし、実際の資材や実務作業を体感いただける内容をご用意しました、と本日の内容とご挨拶を。
続いて、営業本部の今野さんから会社紹介。
エルラインに代表される仮設工事だけでなく、鉄筋、塗装、鉄骨、人材等までエルライングループとしておこなっている事業を説明いたしました。
そして、工事1課の藤田さんから足場に関する座学研修。
仮設工事における足場の種類(枠組足場、くさび式足場、単管足場など)とそれぞれの特徴について説明し、どのような現場でどのような足場を組むのかを図を用いながら解説しました。
最後に安全に仕事を進めていく上でのポイントを説明し、午前の部が終了。
お昼休憩を挟んだ後の午後はセンター内の見学から。
相模原資材センター長の田中さんからセンター業務とはどんなことをするのか/しているのか?の説明からセンター見学が始まりました。
センター入口にある安全掲示板には危険予知活動表の他に、これからの季節、特に気を付けないといけない熱中症予防のための温度計について説明しました。
広いセンター内を歩いて移動していただき、資材の種類の説明の他、
戻ってきた資材を修理している作業や
防音パネルの自動洗浄もタイミングよく見られました。
最後に資材で間違いやすいブレスと下さんの見分け方をレクチャーして見学終了!
資材の保管、整備、トラックへの積み込みなど、普段あまり目にすることのない現場の裏側の物流部分をご覧いただきました。
研修の最後はいよいよ足場の実技研修!
講師は施工課の佐々木さん、渋谷さん、浅野くん。
まずは枠組足場と次世代足場の違いを体感してもらいました。
まずは枠組足場を歩いている様子。
そして次世代足場を歩いている様子。
枠組足場だとかがみながら歩かないといけませんが、次世代足場だと普通に歩けていますね。
次はIq材にてステージ足場の組み立て。
講師によるデモンストレーションの後は新卒社員のみなさまにも一部の作業を実際に体験していただきました。
資材運びや
ハンマーによる組み立て、
支柱をさす作業などを実践してもらい、最初は資材を持つのも難しく見えましたが、持ち方のコツを教わってからはすぐにうまく運ぶことができ、順調に組み立ててもらいました。
重さやバランス、安全確保の難しさを実感し、足場作業の責任と重要性について理解を深めていただけた様子でした。
ステージ足場が完成したあとはみなさまに昇っていただき、
最上部での安全帯の付け方や移動の仕方をレクチャー。
普段では体験できない景色が見られたかと思います。
昇ったあとは解体の作業も手伝っていただきました。
最後は引率の方にも支柱を外してもらう作業を体験してもらいました。
これで実技研修が終了。
「思ったより重い!」「バランスを取るのが難しい…」などの声が聞こえましたが、貴重な体験ができたと思います。
全研修が無事に終了し、最後は社員一同でお見送り。
今回の研修では「知る」「見る」「体験する」という3つの視点から、足場工事の基本と重要性を学んでいただきました!
ご参加いただきました坂田建設のみなさま、ありがとうございました。
今後の業務において、今回の研修が少しでもお役に立つことができれば幸いです。