エルライングループ・ChatGPT活用マニュアル

1. ChatGPTとは？

ChatGPT は、OpenAI が提供する対話型の AI ツールです。

質問への回答、文書の作成、アイデア出しなど、さまざまな業務に活用できます。文章の構成を整えたり、提案資料のたたき台を作ったりするのに特に効果を発揮します。

2. エルラインでの活用目的

– 業務効率の向上（定型業務の時間短縮）
– 若手社員のアウトプットの質向上
– 企画・戦略立案のアイデア補助
– 営業・管理・現場での情報整理

3. 基本の使い方

– ChatGPT公式サイト：https://chat.openai.com/
– アカウント作成後、ログインして利用します

良いプロンプト例（使い方のコツ）
– 「会議の議事録を3行に要約してください」
– 「建設業界の市場動向を中小企業向けに整理してください」
– 「社内報の冒頭文を書いてください」

※AIをうまく使うにはプロンプトの内容が全てです。

4. 部署別おすすめ活用例

営業本部

– 提案書の構成案づくり
– 商談後のお礼メール文面の作成

社長室・経営企画室

– 経営会議資料の要約
– プレゼン原稿の草案作成
– SNS投稿の企画台本づくり
– 広報文・プレスリリースのたたき台
– オウンドメディア記事の見出し案・構成作成
– 社内外向けの原稿やライティング業務の草案作成
→ ChatGPTは”ライターの代替”というより、”ライター業務を加速させるアシスタント”として非常に優秀です。

資材センター

– 業務マニュアルのたたき台作成
– 作業手順のわかりやすい説明文づくり

現場・職人向け

– 作業手順のポイント整理（例：「足場設置の注意点を3つに絞って説明してください」）
– 朝礼の話題ネタ出し（例：「安全第一をテーマにした1分間スピーチ例を出してください」）
– 材料の平米換算や人工計算の確認補助（例：「30坪の足場を設置するのに必要な人工数をざっくり出してください」）

5. 安全に使うためのルール（情報の扱い方）

– 社外秘・機密情報（例：社名、顧客情報、未公開のM&A情報など）は入力しない
– 社内資料の検討や草案段階での活用に留め、最終化は人間の確認を行う
– あくまで”補助ツール”として使用し、すべてを鵜呑みにしない

6. Q&A（よくある質問）

Q1. 間違った回答をされたらどうすれば？

→ 複数の表現で聞き直したり、前提条件を明確にして再質問してみましょう。

Q2. 完璧な文章を期待していいの？

→ たたき台としての利用が基本です。最終的な判断・修正は人間が行ってください。

Q3. 会社として許可されているの？

→ 本マニュアルをもって、エルライングループではChatGPTの業務利用を正式に推奨しています。

7. 付録：活用テンプレート集（例文）

営業部門向け

– 「建設業界向け提案書の構成案を出してください」
– 「初回商談のお礼メールの例文を作ってください」

社長室・企画系

– 「経営会議用に10行で要点を整理してください」
– 「今期の重点施策をキャッチコピー風に3つ提案してください」
– 「Instagram用の社員紹介シリーズの投稿構成を5件分ください」
– 「プレスリリースのフォーマットと事例を提示してください」
– 「新卒採用向け会社紹介記事の草案を出してください」
– 「社内報コラムのタイトル案を10個出してください」

資材・現場部門向け

– 「資材の安全管理マニュアルの章立てを提案してください」
– 「施工手順を新人向けにわかりやすく説明してください」
– 「足場設置作業に必要な人工数と作業日数の目安を出してください」

8. 最後に

エルライングループは、全社員がChatGPTを使い倒すことで、業界の最前線をリードしていきます。
AIと人間の力を融合させ、パープルカラー人財として現場革命をともに進めていきましょう！